今日はモデル授業の開催とあわせて、作成した実験指導書の公式発表会。
教育省関係者やテレビ等を呼んで行うことができた。
偉い人たちのあいさつの後、指導書についてのプレゼン。
共著者のムッシュAと共に行った。

参加教員は200人以上。
大きな教室のはずが、座りきれないほどたくさん参加してくれた。

プレゼンは大盛況。
自分で言うのもなんだが、かなり盛り上がった!
先生たちの反応が一番良かったのは、
「ベナンには実験室がどの学校にありわけでもない。器具も少ない。壊れていることも多い。あったとしても先生たちが使い方を知らない。だから実験があまりできない。」と言った時。
外国人である自分がベナンの現状を語っているのがうれしかったのだろう。
でも自分たちが言いたいのは、そんな状況でもできることがたくさんあって、そのために今回指導書を作成したんだよということ。
いくつかの実験の紹介をしていたら、興味深く聞いてくれた。
そしてプレゼンの最後にデモンストレーションとして、ゴミ袋を利用した熱気球を上げた。
エタノールをコットンにかける時にゴミ袋にもかかってしまい、まさかのゴミ袋炎上か!?とビビったが、大成功!

みんな大喜びで、上がる気球、下りてくる気球を見つめて、大きな拍手で締めくくってくれた!
その後、お決まりの指導書贈呈式をして、ベナン側のあいさつ。
「日本がもっと援助をして、この指導書をベナンの全校に配ってもらいたい。」
と語っていた。
正直、来てくれた調整員は苦笑いだが、自分にとってはそうなってくれると本当にありがたい。(もちろんベナン側にも動いてもらいたいのだが・・・。)
とにかく大成功の指導書公式発表会で、何だかやったことに対してとても充実感を感じた。
共著者のムッシュAと指導書を持って。

そして、帰る時に知らない先生に呼び止められた。
「ちょっと聞きたいことがあるから教室に来てほしい!」
行ってみると、先生たちがガスボンベをつけた気球を飛ばす構想をしていた。

先生「これで飛ぶと思う?」
自分「ボンベが重たいから分からないけど、上の部分しだいでは可能かもしれないですね。是非やってみてください!」
ちょっと演示しただけなのに、すぐに自分たちで考える先生たち。
ベナンの先生たちは決して能力が低いわけでなく、日本のように情報がなかっただけ。
今回作成した指導書を元に、自分たちでいろいろなことを考えて、改良していってくれるとうれしい。