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2009年11月09日

両親ベナン上陸まで秒読み!

現在コトヌーの隊員連絡所。
というのも今夜、何と両親がベナンへ来るのです!

協力隊では「協力隊を育てる会」という団体が、「視察の旅」という隊員の親族や友人を対象に任国を訪問するツアーを企画しています。
もちろん自分たちでチケットをとって来ることができるのであればそれにこしたことなく、安い値段(20万円弱)で来ることができるのですが、旅慣れておらず語学面でも問題がある両親にとってはツアー以外で海外(ましてやアフリカ)に行くことなんて不可能で、いろいろ問題も起こる可能性があることを考えたら、高いお金(40万円強)を払ってでもこういったツアーで来てくれる方が息子としては安心です。

それにしても数時間後に両親がベナンの地を踏むということを考えると何だか不思議な気分です。

23歳の頃、両親に内緒で協力隊の試験を受けました。
内緒にしていたのは、間違いなく反対され、喧嘩になることが分かっていたからです。
でも当時から途上国に興味があり、大学院の研究でも途上国に対する国際教育協力を扱っていた自分としては、「合格が決まってから言って、どうしようもできない状態にしよう」と思っていたのです。
ただ実際に1次試験に合格し、いざ2次試験を受けようとするとき、「やっぱり親には事前に・・・」という思いが出てきて話をしたところ、予想通りの猛反対!
もちろん息子のことを心配してのことなのですが、それでも行きたい自分は、「教員経験を積んで、自分で独り立ちをして、現職で行くことができることになったら、快く送り出してほしい。」という風に一方的に約束をして、2次試験を辞退したのでした。
(親としてはその間に熱も冷めるだろうと思っていたようです。)

そしてその4年後。
教員経験を積んで、実際に現職で派遣されることが決定してから両親へ報告。
特に父親はそれでも文句ばかり言っていましたが、何とか送り出してくれることになったのです。

そんな猛反対だった親が2人そろってのベナン訪問。
こんなうれしいことはありません!

親不孝な息子が今できるのは、ベナンで生活する、活動する自分の姿を見てもらって、安心して自分の帰国を待ってもらうこと。
夫婦そろっての初の海外旅行を楽しんでもらうこと。
そして途上国に対してまだまだ偏見のある親に、少しでも理解してもらうことかなと思っています。

とにかく来週の月曜日の出発まで、精一杯親孝行をしたいと思います!
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2009年11月05日

天秤にかけた結果・・・

先々週から始めた今年度のゴミ拾い活動。
第1回はしっかりと活動できたものの、第2回である先週は生徒指導いわく、「日中にちょっと雨が降った。」ということで中止。
第3回である今回、生徒指導は現れもしなかった。
結局自分1人で始めたのだが、生徒指導がいなければやはり生徒たちもゴミなんて拾おうとしない。
外国人である自分が声をかけて行っているので集まっては来るが、それはただの外国人に対する興味からであって、実際に活動する生徒は本当に少ない。
自分を知らない生徒からの「チンチョン!」という声。
マジでむかつく。
そして残念ながら前回活動した場所にもすでにびっくりするくらいのゴミが落ちている。

活動終了後、活動してくれた生徒たちに聞いてみた。
自分「何でベナン人はゴミをそこら中に捨てるの?」
生徒たち「だってそうなんだもん。」
自分「お父さんやお母さんも捨てるの?」
生徒たち「うん。」
自分「じゃあこうやってゴミを拾っていてもまた捨てる?」
生徒たち「うん、たぶん・・・。」

結局文化の違いなのである。
ベナン人は決して汚いのが好きなわけではなく、むしろきれい好きである。
毎朝家の周りや店の前はほうきで掃くし、その音で目を覚ますことすらあるくらい。
学校でも登校したら当番の生徒が教室のゴミを掃き出してきれいにする。
ただみんながポイ捨てしたゴミがすべて掃除されるのならいいのだが、結局そういうわけにはいかず、掃除されない場所にはどんどんゴミが溜まっていく。
その結果学校の隅(学校によっては一帯)にゴミが散乱し、教育環境が悪くなっていく。
大通りはNGOなどが活動してきれいになっているが、小さな道には驚くほどのゴミが溜まっていく。
ベナン人の多くも、頭の中では分かっている。
ただ行動が伴わない。
そしてその大人たちを見て育った子どもたちは、もちろん大人の真似をする。

確かに昔はそれで良かったのだろう。
食べたものを周りにポイ捨てして、それを家畜が食べ、食べかすは作物の肥料となる。
ただ便利なビニル製品だけが入ってきて、それに関する知識は伴わなかった。
だから昔と同じようにそこら中にポイ捨てをして、現在環境問題となっている。

この活動をするにあたって生徒指導と話をして、自分の帰国後も活動を継続していけるように計画した。
ただはっきり言って今のままでは継続していけるとは思わないし、生徒指導自身も本当にこの活動が必要だと思っているのかどうか分からない。
「分かった。こうしていこう。」という話はしてくれたが、外国人ボランティアの手前とりあえず始めたという印象がぬぐえない。
結局こういった活動は現地の人が本当に危機感を感じて「変えよう!」という意識を持って、さらに他の教師も巻き込んで学校レベルで活動していかないと意味がないのだ。

残った活動期間でそれに対してできる限り一生懸命取り組むこともできるのかもしれない。
ただ「それに対する労力と残された期間、そしてその後に期待できる成果」と、本来自分に求められている「理数科教育向上に関する活動のまとめ」を天秤にかけた結果、このゴミ拾いに関する活動から手を引こうと思った。

「意味のないことはない。」
確かにそう思う。
だからこんな状態でも継続していくことが大切なのかもしれない。
だが結局は環境。
国レベルでポイ捨てをしている国で、それに対してほとんどの人が何も抵抗を感じない国で、日本の感覚とは全く違った国で日本人である自分が片手間で活動しても、残念ながら意味は限りなくゼロに近く感じてしまった。

残念ながらそれが今のところの結論です。
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2009年11月04日

科学クラブ始動!

ついに今日から科学クラブの活動がスタートした。
第1回である今日はクリップモーターを作ってみようという風に話をしていたのだが、前日に材料が準備できないということで、急きょストロー笛に変更。

15:00開始。
今日は中学2年生の番。
その時点では20人くらい。
これくらいで済んでくれれば良かった・・・。
どんどん遅刻の生徒たちが来て、最終的には60人くらいに。
たくさんの生徒たちと一緒に活動できるのはいいのだが、いかんせんこの学校はおそらく日本で言う「教育困難校」の男子校。
昨年自分1人で担当していた時は25人程度であったが、それでも苦労した。
今回はベナン人の先生も一緒とはいえ、正直辛かった・・・。

生徒たち全員に説明。

ストロー笛説明.JPG

まず、話しを静かに聞くことができない。
立ち歩く。
ちょっとしたことで寄ってきて、「相手にして攻撃」。
先生が話をしているときに笛を吹きまくって、吹くなと言っても聞けない。(鳴りものは禁物か!?)
そして文化の違いか、日本の生徒たちのように心がすんなりと通じない。
一生懸命やりたくて他に注意してくれる生徒もいるのだが・・・。

そして先生も。
自分は日本のように、全員静かにさせて話を聞ける状態にしてから話したい。
そうじゃないと後からもう一度同じことを聞かれることになるから。
でもベナン人の先生は全員が聞いていなくても、前の方の生徒たちが聞いていたら、話しをどんどん進めていってしまう。
この先生は体罰をしない。
ただそれに代わる策も残念ながら講じない。
普段高校の高学年の授業ばかりしているからだろうか!?

ただそんな感じではあったが、がやがやしながらも一生懸命作っている生徒たちの姿。

ストロー笛製作.JPG

日本の授業のように落ち着いた雰囲気というのは作ることができないが、生徒たちにとってこれまでにない新たな経験になっているのは間違いないようだ。
ただこの学級崩壊のような雰囲気で進めるのはどうも納得がいかない。
そういった面まで変えることができるといいのだが・・・。
まあ自分が帰国した後にこのベナン人の先生が活動を続けていけるような状況を一緒に作ることができるといいかなと思う。

来週は中学3年生対象に同じことを実施。
今回の経験をふまえて先生と話し合わなければ!

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2009年10月31日

アフリカを感じる旅

残りの任期も5か月を切ってしまい、ベナンを離れるのが名残惜しくなってきた今日この頃。
活動をしっかりしないといけない!と思うのと同時に、アフリカを満喫しないと!とも思う。
日本に帰国したらこんなに自由に時間を使うこともできないし、ベナン再訪なんてこともほぼないだろう。
ということで今日はボヌーというポルトノボから北方面にある川沿いの村の見学を目的に、ポルトノボ→サケテ→ボヌー→アジョウン→ダンボ→ポルトノボというコースを1周してきた。
今回は写真を通して簡単に紹介を!

ボヌー地図

ボヌー地図.jpg

ポルトノボからサケテへの道。
ナイジェリアから密輸ガソリンを運ぶバイクがたくさん。

ボヌー1.JPG

サケテからボヌー方面への道。
特に何もないが、その何もなさがいい。

ボヌー2.JPG

途中の村のマルシェ(市場)。

ボヌー3.JPG

ボヌーを高台から。
数か月前ならもっと水の量が多くて、本当にきれいだったらしい。

ボヌー4.JPG

ポルトノボにもつながるウェメ川。
本当に静かで心が安らぐ。

ボヌー5.JPG

川の支流。

ボヌー6.JPG

川沿いにポルトノボ方面へ帰る途中の風景。
緑豊かなアフリカの大地。

ボヌー7.JPG

途中の村へ訪問。
珍しく写真に写りたがるおばちゃん。
川でとれた魚と。

ボヌー8.JPG

子どもたち。

ボヌー9.JPG

見慣れない外国人と見慣れないカメラにビビって泣きじゃくる子ども。

ボヌー10.JPG

どこに行っても本当に子どもだらけ。

ボヌー11.JPG

ガリ(キャッサバの粉末)を作っているところ。

ボヌー12.JPG

再び水場。超きれい!

ボヌー13.JPG

こうして約3時間半のコースは終了し、ポルトノボへの帰途につくのでした。

ボヌー14.JPG

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2009年10月30日

宣伝活動

8:00から科学クラブの宣伝をするために各教室を回ると約束していたにもかかわらず、8:30に到着するパートナーの先生。
本当に大丈夫だろうか?と若干不安になる・・・。

各教室を回って宣伝活動。
先生「SPCT(教科の名前)ってどういう意味だ?」
生徒たち「Sciences Physique, Chimique et Technologie(物理、化学、技術)です。」
先生「でもみんな技術なんてやったことあるか?」
生徒たち「ないです!」
先生「そうだ!みんなは技術なんてやったことないんだ。だから科学クラブを作ってみんなで工作、実験をして、みんなが習ったことを実践しよう!」
生徒たち「いくらかかるんですか?」
先生「無料だ!」
生徒たち「わぁー!!」

大体こんな感じで進んでいく。
そして授業が終了したら実験室の前の名簿に名前を書きに来ることに。

名簿に記入.JPG

終了する時間がまちまちだったので思ったほど混雑せずにすんだが、次から次と名前を書きにくる生徒たち。
結局中2が55人、中3が59人と定員のほぼ倍になってしまった。
でもこの一緒にやっている先生のいいところが、
「みんなやりたいんだ。何とかしてみんなの面倒を見ていこう!2クラスに分けようか?それとも前半、後半に分けてやろうか?それともみんな一気に見れるかな!?」
とみんなの面倒を見ようとするところ。

他の先生たちが小銭を稼ぐために私立で教えたり、家庭教師をしたりする時間に、この先生は完全にボランティアで生徒たちのために働こうとしている。
そしてこの先生がこの学校の教科主任をしているということもありがたい。

正直人数が多くなるとひとりひとりに目がいかなくなるし、ベナンの生徒たちは日本の生徒たちに比べてわんぱくで大変だけど、この生徒たちのために、そしてこの先生のために頑張ってやっていきたいなと思う。

参加者リスト.JPG
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2009年10月29日

本当に動き出した科学クラブ

以前学校の先生に「科学クラブをつくろう!」と言われたと報告したと思う。
これが何と本当に動き出しそうだ。
(日本人の感覚だと当然なのだが、ベナン人だと「言ってみただけ」ということもよくある。)

昨日対象やどのようなことを行うのか、また日時などを決めた。
結局中2、中3を対象として、それぞれ隔週で行うことになった。
対象は各学年30人。
身近に手に入る材料を用いて実験を行う。
行うのは授業のない水曜日の午後。
この時間は私立の学校に教えに行ったり、家庭教師をしたりしている先生が多いので、あまり先生たちの参加は期待できないが、今後研修会の際などに宣伝をしたら、来る先生も増えるかもしれない。

さてやはりここで問題になるのがお金。
身近な材料を用いるといっても人数が多いとお金がかかる。
昨年度は(日本人にとっては)大した額にならないということで結局自分が負担して行っていたが、今後自分が帰国した後も続けてもらうためには違う方法でやっていかなければいけない。

そこで一緒にやる先生と校長先生の所に説明へ。
すると校長先生は喜んでOKしてくれて、実験にかかる経費も学校が負担してくれるという。
これは本当にうれしかった!
どうやら校長先生はもっとこういった活動をしてほしいと願っているらしいが、やる先生がいなかっただけらしい。

これで準備は整った!
明日は中2と中3の教室を回って宣伝活動。
各学年30人だがそれを超えたらどうしよう・・・。
無料で何かやってもらえると聞いたら必ずと言っていいほど食いついてくる生徒たち。
心配だ・・・。

まあ一緒に回るベナン人の先生の裁量に任せるのがいいかな・・・。
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2009年10月22日

ゴミ拾い活動、そして自分の存在意義

朝リセ・ビアンゼン(中高一貫校)へ行き、ゴミ拾い活動の説明に。
生徒指導の先生と一緒に全クラスを回るという話をしていて、延びて延びて今日になったのだ。
9:00約束で先生が来たのは9:20くらい。
まあ待ったうちに入らないくらいの遅れか!?

各教室に回って説明をしていく。
木曜日、授業終了後に全校生徒全員が各自10個ゴミを拾ってから下校をするということで先生とは話をしていたが、小さな生徒たちからやっていこうということで中1と中2に対してだけ説明を行った。
その中で気になった言葉。

生徒指導「彼が責任者だから彼の言うことを聞きなさい!」

ずっと前から自分が帰国した後も続けていけるようにと、ベナン人を中心としてやっていこうと話をしていたはずだが・・・。

そして生徒指導室に帰ってから言ってみた。
自分「責任者は自分だと言っていたけど、あなたですよ!」
生徒指導「何でだ!やりたいのはお前だろ!俺は他にやることがある!」
自分「でも自分が帰国した後どうするんですか?あなたたちの学校でしょ?」
生徒指導「その時はその時で誰か人を探すからいいんだ!とにかくお前がひとりで始めてくれ!」
自分「どの時じゃ遅いので、すぐにでも探してください!」

帰り道、イライラを通り越して、何だかとても残念な気持ちになった。
昨年度末から話をしていても結局これか・・・。


そして伝えてあった時間の10分前に再び学校に行った。
そうしたら何と生徒指導が外に出ていて生徒たちを集めているではないか!
結局自分が指示をしなくてもその先生が生徒に指示を出して活動が進んでいった!
当初話し合ってあった、下校前にちょっとゴミを拾って帰りましょう!といった感じではなく、しっかりとしたゴミ拾い活動になってしまったが、先生が中心となって行うことができたのが大きい。
さらに他の先生たちも巻き込むことができればいいが。
活動中。

ゴミ拾い1.JPG

結局すぐに燃やすわけでもなく、建物の裏に運ぶだけなので風で飛んでしまうだろう。
この状況も改善しないといけない。

ゴミ拾い2.JPG

最後に集合した時にパチリ。

ゴミ拾い3.JPG

そして活動終了後、校内を歩いているとフランス人らしき2人を発見。
どうやらベナンには1週間前くらいに来たばかりで、これから6か月間ポルトノボのいくつかの学校で理数科教育に対する協力を行うらしい。
自分と同じ分野ということで、早速一緒にこの時間に行われている教科会議へ。

どういうわけか自分がひとりで参加する時と先生たちの様子が全く違う・・・。
ベナンへ来てまだ1週間で、教員経験もないフランス人の若者を中心として、ベナン人教師たちが自ら熱く現場の問題について語っている。
(翌日食事中にまだ2人とも19歳の大学生だということが判明・・・)
ベナンの教育システムも基本的には元々フランスのものなので、話しがすぐに通じる。
そしてベナン人教師が「パソコンがない」と言うと、フランス人は「援助してくれるNGOを探してみる」と言う。

言葉がそのまま通じるというのは、自分が思っていたよりも大きなことだった。
もしかしたら言葉の問題だけでなく、「フランスは何か物を援助してくれる」という認識がベナン人教師の中にあるのかもしれないが・・・。
(日本の協力隊派遣では基本的には物資の協力はしない)

まあとにかく自分が配属されてからの1年3か月は一体何だったんだろう?と思ってしまったわけである。

ただその中で昨年度、自分と一緒に実験教室などを一緒に行っていた先生は、自分にも気を遣ってなのか、やってきたことをほめてくれた。
自分に「科学クラブをつくろう!」と言ってきた先生で、この場でもみんなにそういう話をして、「いいんじゃないか!」という意見も上がっていた。

伝わる人には伝わっていたようで、正直ほっとした。
それと同時に、全員にすぐには伝わらなくても、こういう自分に目が向いている先生が間に入ることで、活動が円滑に進む。

言葉が不自由な分、やり方を工夫して良い意味で要領良く活動していきたい。
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2009年10月19日

あのワールドカップが目の前に!

何週間か前からこんな看板を町で目にするようになった。

看板.JPG

FIFA WORLD CUP
TR●PHY TOUR
by Coca-Cola
PRESENTE LA COUPE DU MONDE DE LA FIFA AU BENIN
19 OCTOBRE ’09 A COTONOU
「コカ・コーラ主催 FIFAワールドカップ○○ツアー」
〜FIFAのワールドカップがベナンに〜
2009年10月19日 コトヌーにて

一体何のことだ?ベナンでワールドカップなんて行われないし・・・と思っていたが、今日同任地隊員からの電話で判明した。
そう、ワールドカップのトロフィーがベナンに来て、一般公開されるのである。
どうやら「TR●PHY」は「TROPHY」だったようだ。

同任地隊員がすぐに情報を集めてくれて、すぐにコトヌーへ。
日本でこんな機会があっても、現実的にまず行くことができない。

会場は「PALAIS DES CONGRES」
きれいな国際会議場のようなところで、JICAベナンの3周年記念イベントを行ったのもここである。

会場に着いたら列ができているのだが、どういうことか中に入れそうな気配はない。

並ぶ.JPG

どうやら昨日、そして今朝入場券を無料配布したらしく、それがないと入場できないらしい。
何とかして入場したい。
どうしたら入れるか、ありとあらゆることを考える。
と、そうこうしているうちに何と入場券を持っていない人たちも順番に入ることができるようになった。
入場ゲートを通るときに通行証のようなものを手渡される。

通行証.JPG

そしてさらに中でも並んで、その先はスクリーンのある会場。
その入り口では映像が飛び出してくる立体メガネが配られる。
そして上映開始。
アフリカの子どもたちがサッカーをしたり、テレビ観戦をしたりしている。
その映像は過去のワールドカップのシーンと未来のシーン。
みんなすごい盛り上がって歓声が上がる。
日本だったらせいぜい終了後に拍手があるくらいだろうなー。
それにしてもベナンの人たちにとってこんな飛び出す映像なんて初めてだったんじゃないだろうか!?
後ろの方に座っていた他の隊員の話だと、ボールが飛び出してくるシーンでみんなボールをよけていたらしい(笑)。

飛び出す映画.JPG

映像が終了してやっとワールドカップのお出ましかと思いきや、会場の外に出され、再びひたすら長い列を作って待たされる。
その光景はまさしく日本のテーマパーク。

テーマパーク!?.JPG

待ち時間暇だったので、外に出てもずっと立体メガネをかけている少年とパチリ。

立体眼鏡をかけて.JPG

そしてしばらく待って、建物に入るとそこには黄金のワールドカップが!

カップ直前.JPG

思っていたよりもピカピカ光っていてびっくりした。
そして1人1人写真を撮ってもらえるのだが、当然高い値段で買わされると思って、自分のカメラでベナン人に撮ってくれるようにお願いしたら、案の定失敗。
ただ何と会場で撮ってもらった写真、すぐにプリントアウトされていて全員に無料配布だった。
すごいぞ!コカ・コーラ!
ただ欲を言うなら、あらかじめ言っといてくれれば、ちゃんとカメラマンのカメラを向いたのに・・・。
そして写真を撮ることがメインになってしまっていて、ワールドカップを間近でじっくりと観察することができなかったのが残念だった。
まああれだけの大人数をさばかないといけないのだから仕方がないか。

それにしてもコカ・コーラ、本当にすごい。
ベナンでこれだけのイベントをやってしまう。(もちろんベナン以外の国も回ります。)
そしてサービスもすごい。
通行証、立体メガネ、そして写真、無料配布だったチケットを持っていたら、コカ・コーラのボトルと記念Tシャツももらえた。
会場の外にはいろいろなイベントを行った形跡も残っていた。

今日、この会議場はまさに先進国のイベント会場となり、ベナンの人たちに知らない世界を体験させることができていたような気がした。

パチリ.JPG
(せっかくワールドカップとの記念すべきショットなのに、ボンバ&坊主がちょっと残念・・・)
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2009年10月18日

初めての散髪屋

最近暑い日が続いているため、突然坊主にしたいという衝動に駆られた。
バリカンを持っている隊員に聞いてみると、すぐに借りられる状態ではなかったため、初めて町の散髪屋で刈ってもらうことに。

1軒目はただの掘っ立て小屋。
電気がないためハサミ形式のバリカンで、150フラン(約37円)と言われたが、主人がいなかったためやってもらえなかった。

2軒目はいつも通りがかるたびに人がたくさん入っている人気のある!?散髪屋。
ちゃんと大きな鏡があって、回転椅子が3脚並んでいて、見た目は日本とあまり変わらない。

散髪屋.JPG

ここでやってもらうことにし、少し待っていたらすぐに順番が回ってきた。

自分「1cmくらいの長さで坊主に。できる?」
店員「できますよ!」

日本のように首のまわりに布を巻かれ(まあ汚いが)、バリカンが入る。
電気バリカンで、思ったより切れ味がいい。

店員「これは2cmですが、1cmだともっと短くなりますがいいですか?」
自分「いいですよ。」(この気遣いにびっくり!)

そしてバリカンの下駄を1cmに替え再開。
ただベナンの散髪屋は切る人中心。
日本みたいに切ってもらう人が常に鏡の方を向いているわけではなくて、切る人が動かずに切られる人はくるくる回される・・・。
待っている客と向かい合って切ってもらうのは若干気まずい。
そしてタイミングよく鏡の前で止まったとき、自分の髪が明らかに1cmより短くなっていることが判明した・・・。
そしてバリカンで坊主にしたにもかかわらず、さらにそれにハサミを入れる店員。
いったいあれは何だったんだろう!?
それにしてもバリカンの使い方が違う。
日本だと髪の生え方に逆らってバリカンを入れないときれいに刈れないが、アフリカ人の巻毛は方向なんて関係ないのか、上から下になでるように刈られた。
案外それでも刈れていたが、やっぱり後から長いところと短いところがあることが判明・・・。

そしてバリカンは自動的に自分の眉毛へ・・・。
店員「やってもいいですか?」
自分「う、うん・・・」

なんと眉毛まで刈られてしまった・・・。(まあ自分が断りきれなかったからだが。)
そしてハサミも入れられ、失敗したのか眉毛に穴が・・・。

こんな感じで散髪屋初体験は終了した。
坊主かちょっと坊主もどきの髪型がほとんどのベナン。
髪質が全く違う外国人が、普通に切ってもらったらどうなるのだろう・・・!?
まあ何はともあれ予想以上にサービスが良くてびっくりした。

500フラン(約125円)也。
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2009年10月17日

2度目のイピンレ

イピンレというポルトノボから北へタクシーで1時間弱の町へ。
以前訪れた時に友達ができて、すごい良くしてもらったためである。
彼は服飾職人。
彼の職場へ行くと、前回のように近くのちびっこが寄ってくる。

ガキ達1.JPG

ガキ達2.JPG

意味あるのか!?

意味あるのか!?.JPG

水道屋から水を運ぶ少年

水道屋から水運び.JPG

そして彼の家へ。
しばらく来ない間に、赤ちゃんが生まれていた。

父と子.JPG

このブーちゃんな感じがかわいらしい!

ただ残念ながら本当に良い人だと思っていた彼にも、
「何を持ってきてくれたんだ?」
と言われてしまった。
ベナンでは、
「何くれるんだ?」
「プレゼントは?」
「それちょうだい!」
と言われることがしょっちゅう。
そして言われるたびに嫌な気持ちになるのだが、かわし方にももう慣れていたと思っていたが、信頼していた友達に言われるとショックが大きい。
自分「俺はそうやって贈り物を要求されるのが嫌だ。」
友達「何でだ?」
自分「俺だけじゃなくって、他の外国人もみんな嫌がってるはずだ。」
友達「でも他の外国人にはいろいろくれる人もいるぞ!」
自分「自分からあげるのは別にいいんだ。相手にそれを要求されるのが嫌なんだ。」
友達「それは宗教の違いか?」
自分「そういうわけじゃないと思う。」
友達の友達「外国人がマネキンとかくれたら、しっかりした良い店を開くことができるぞ!だからお前もこいつにマネキンをやれ!」

何だかこんな会話をしていると、贈り物を要求することに何の悪気もなく、むしろそれを嫌がっているのがなぜか分からないといった感じ。

他の国ではどんな感じなんだろう?
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