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2009年03月31日

改革第3段

早くも改革第3段が行われた。
ムトン(羊)(と言ってもカブリ(山羊))の「八木さん」がヨボ(白人)マンションのペットに仲間入りした。
ちなみにこの名はヨボマンションのボスの名でもある。

はっきり言ってマジでかわいい!
でも仲間がいなくて寂しそう・・・。
人間の赤ちゃんのように泣いている・・・。
次の日にガルディアン(警備員)に聞いたら、まだ乳離れもしていないかもしれないとのこと。
かわいそうだから近いうちに相棒も連れてくる予定。

帰国まで1年。
1年あれば結構大きくなるだろう。
ペットと言ってもいずれはお腹の中に入れなければならない。
これが本来の生きる術。
でも果たして自分はこんなにかわいいムトンを殺して食べられるのだろうか・・・。

八木さん.JPG
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2009年03月29日

ヨボ(白人)マンション改革第2段

ポルトノボの日本人ボランティアの多くが住んでいるヨボ(白人)マンションでは、現在改革が行われています。
ちなみに第1弾は先日から飼い始めた雄鶏の「山田君」と雌鶏の「鈴木さん」。
買ってきた時よりも少し大きくなり、とても元気です。
ただどうやら最近山田君、鈴木さんを隣の家の雄鶏に奪われたようで、孤立して寂しそうな姿を見ます・・・。
まあどっちでもいいので早く鈴木さんが卵を産んでくれることを期待しています。
ヒナが孵ったらかわいいだろうなー。

そして今日行われたのが改革第2段。
畑づくりです。
建物の前のヤシの木の下に、小さな畑を作り、種をまきました。
これまでもベランダでゴンボ(オクラ)とオーベルジン(ナス)を育てていたのですが、栄養不足のせいかいまいち育ちが良くなかったので、今回の畑への期待は大きいです。

それにしてもどんどん改革が進んでいく。
人が少なかった時は、やりたいという気持ちがあっても、実際に動こうとはしなかったが、人数が増えて(今5人住んでいます)、どんどん動いていく。
いやー、素晴らしい!

近いうちに第3段を行う予定!

畑づくり.JPG
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2009年03月28日

援助物資の行方・・・

今日は朝から隣の中学校が騒がしい。
どうやら警察官の選抜試験が行われているらしい。
この国は職が少ないため、こういう機会にはたくさんの人が集まる。

ちょっと様子を見に行こうと思って、その人ごみの中に入って行った時、ある人のところで視線が釘付けになった。
タンクトップで片乳を出しているのだ!

スクール水着前.JPG

警察官の選抜試験なので、みんな運動ができる格好をしてきている。
そんな中で片乳を出しているなんて何事だ!
とまでは思わないが、すれ違った後も気になり見ていると、ある所に再び視線が釘付けになった。

「6−4 ○○○○」

スクール水着後ろ.JPG

って日本のスクール水着やん!!
思わず心の中でつっこんでしまった・・・。
そして我慢できず、写真を撮っていいかお願いしに行ったわけである。

それにしてもスクール水着の下半身はどうなっているんだろうか?
切ったのか?
でもズボンの中に入っていることから考えると、はいているということだろうか?
はっきりいって日本なら変態以外の何者でもない。
警察官になるための試験にきてるのに、逆に捕まってしまう。
でもたぶんこの人はスパッツ的な感覚で、勝負着として着てきたのだろう。
またゼッケンが後ろに付いているということは、前後逆か?
そして片乳を出していたのは、ただ小さかっただけか!?


それにしてもどうやってこの人の手元に入ったのだろうか?
でもこれが援助物資のある行方である。
元の持ち主の子も、まさか自分の水着を成人男性が勝負着として着ているとは思ってもみないだろう。
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2009年03月25日

期待はずれ・・・

今日は家の隣の中学校での科学実験教室。
今日はいつもとは違った意味で期待していた。
というのも、先日教員研修会をした時に、この科学実験教室に興味を持って、日時をメモしていた先生が多かったから。
しかもその研修の会場での科学実験教室だったから。

結果は・・・0

以前にも書いたが、この実験教室は子どもたちのためであると同時に、それ以上にベナンの理科教師に経験をさせることが目的である。
なのに期待はさせてくれるものの、まったく行動が伴っていない。

何なんだ一体!!
って思うけど、そう思っていても仕方がない。
違う手段を考えていこう。

ペットボトル@ビアンゼン.JPG

子どもたちは元気に活動しました!

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2009年03月24日

魅力

いつものように近くの中学校に授業を見に行った。
そして今日も先生は遅刻20分。
まあ来ただけましか・・・。
そして来てすぐに教室を離れてどこかへ行くこと15分。

こんな状態なのだが、このクラスの女子級長は偉い。
みんなが騒ぎ出すと、
「静かに!」
と言う。
そして次の手段。
おしゃべりをしている生徒の名前を黒板に書き出す。

ただ今日はそれだけでは治まらず、男子1名と女子1名で喧嘩が始まったところで先生が帰ってきた。
先生「何があったんだ!?級長!」
級長「分かりません。」
先生「何で分からないんだ!?教室にずっと居たんだろ?何を見てたんだ?」
級長「・・・」

この級長は授業が始まってしばらくの間ばれないように泣いていた。
明らかに悪いのは教師だろ!!
そう思うのだが、これが普通になってしまっている。

この先生はよく鞭で叩いたりもする。
どうしてこんな先生の授業をよく見に行っているのかというと理由がある。
この先生はとても魅力的なのである。
いくら叩いても、いくらひどいことを言っても嫌われない。
そして面白い授業をする。(他のベナン人より)

前回授業後に、
「どうして今回は実際に実験をしてあげなかったのですか?」
と聞いた。
というのも、実験の仕方だけ黒板に写して何もしなかったから。
実験というのもとても簡単で誰でもできるようなもの。
でもこの先生は、
「時間がなかったんだ。次はやるよ。」
と言ってくれた。

そして今日、彼は本当にやってくれた。
ペットボトルに水を入れて、そこに砂を入れて振り、それがどうなるかという簡単な実験。
でもこんな簡単なことでも生徒たちはとても興味を持って取り組んでいる。
そしてその道具を使ってうまく生徒の意見を引き出し授業を進める。

ペットボトルを使って.JPG

これがこの先生の魅力である。

そして授業後に家に招待してくれた。
家に帰ると一児のパパ。
来月で一人娘が2歳になるらしく、誕生パーティーにも誘ってくれた。

娘と.JPG

人間的にはとっても魅力的で、いい人。
もうちょっと変わってくれれば・・・。

でもこっちの人にも「時間がない」というにはそれなりの理由がある。
この日も自分をもてなした後、家庭教師のようなことをしにどこかへ出かけて行った。
教師の給料は安いから、いろんな学校でかけ持ちをしている人が多い。
この人もそうで、さらにこのような仕事もしている。
日本の教師は副業が禁止されている代りに、いろいろな面で保障されている。
これは本当に素晴らしいことだと思った。
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2009年03月23日

虎の威を借る狐?

今回は安全対策の話。
隊員の住居は基本的にはすべてベナン側が探して、お金を払うのですが、さらにそこにJICAも協力をして鉄格子をつけて、外部の者が侵入できないようになっています。
そして不安のある住居にはガルディアン(警備員)をつけることができます。
自分が住んでいるポルトノボのヨボ(白人)マンションにも数ヶ月前からガルディアンがついていて、2人で交代しながら24時間体制で警備をしてくれています。

そして今日はJICA事務所の安全対策クラークが、ガルディアンの指導をしにポルトノボに来ました。
新旧2人が来たのですが、2人とも元警察署長。
片方は最近まで隊長としてハイチに派遣されていたほどの人で、身体もでかいです。
自分の家を見たり、様子を聞いたりして、てきぱきとガルディアンに指導をしていきます。

そしてその後、自分たち隊員を連れて警察署にあいさつに。
2人の顔を見るなり、働いている警察官はビシッとして、丁寧にあいさつをしにきます。
完全に虎の威を借る狐状態の自分たちは、偉くなった気分。
そして警察署長、副署長に直接あいさつをし、自分たちと電話番号の交換をさせ、どんな小さなことでも何かあったら電話するように言ってくれました。

生活環境のあまり良くないアフリカの地で、生活、活動の場を与えてもらっているだけでなく、安全面、健康面でもしっかりとした対応をしてくれていて、本当にありがたいです。
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2009年03月21日

言い訳

ベナンで生活していてよく言われる言葉。
「ヨボ(白人)!」
「シノア(中国人)!」
「ニーホン!(中国語のあいさつニーハオ)」ひどいときは「ヒーホン!」
「チンチョン(おそらく中国人を馬鹿にしている言葉)!」

これらをしつこく言われるとイラッとくる。
小さな子どもに「ヨボ!ヨボ!」と言われて、手を振られる分にはかわいいのだが、学生や大人に馬鹿にした感じに言われると真剣に腹が立つ。
そして真剣に言い返す。
「ヨボと呼ばれるのはうれしくない。俺の名前はタクヤだ!」
「自分は中国人じゃない。日本人だ!」
「チンチョンってどういう意味だ!ん?」

「シノア(中国人)」と呼ばれるのは世界人口の約5分の1を中国人が占めているだけに、アジア人なら仕方がないのだが、言い方が馬鹿にしているように聞こえる。
そして「シノア(中国人)」と言われてこんなに嫌悪感があるということは、自分の中に中国人に対する偏見があるということなのだろうか?
中国人だと思われたくないのだろうか?
もちろん日本人なのだから他の国の人と思われたくないが、それとは違う感情のような気がする。
だって「フランセ(フランス人)!」(ほんのたまに呼ばれることがあるんですよね〜)って呼ばれた時は、何だかちょっとうれしかったから。
偏見を持っている自分というのは、今国際協力をしている立場として何だか残念。
でもそれに気付かせてくれたのもこっちでの生活である。


今日町を歩いていたら、中学生くらいの子供たちが自分に向って「シノア!シノア!」と何度も言った。
馬鹿にしている感じでイラッときたので、いつものように呼びつける。
自分「シノアって言ったのはお前か?」
中学生「いや、あっちにシノアっている名前のやつがいたから呼んだだけ!」

んな訳ないだろ ! !
誰も俺の後ろにいないし!

次はどんな面白い言い訳をしてくれるんだろう?
ちょっと楽しみ!
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2009年03月20日

自分の役目

先日とてもうれしいことがあった。
教え子の卒業式の様子が気になり、勤務校のホームページを見たところ、「答辞」が掲載されていた。
そしてその中に次のような内容があった。

「ベナン共和国へ赴任されてもなお「ベナンの風便り」で私たちを見守ってくださっている赤石先生」

「先生方からは学習だけでなく 教育とは 人とは 世界とは何かを教えていただき その姿に人としての在り方を学びました」

学校を出てから1年経つというのに、卒業式という大舞台で自分のことにまで触れてもらって、ものすごく感激した。
「ベナンの風便り」とは自分が勤務校に月1回送っている通信のことで、このブログにも掲載している。
確かにこちらに来た後も、少しでも子どもたちに新しいことを伝えたいという思いで通信を書いていた。
ネットカフェに行った際には必ず勤務校のホームページを開き、様子をチェックしていた。
その思いが伝わったのだろうか?
そうだとしたら思いが伝わるということは本当にうれしいことである。

ベナンに来て、思いが伝わらない場面がたくさんある。
国民性が違うし当たり前のことなのかもしれないが、思いが伝わらないことはとても寂しい。
もちろんこちらの言いたいことをくんでくれる人もいる。
でも言葉なしには何も始まらない。
日本人同士の、言葉なしでも気持ちをくんでくれる状況というのは、特別なものなのだろうか?

そんないろいろな面で不自由のあるこの国での活動もあと約1年となってしまった。
最近、「自分がここにいる意義とはなんだろうか?」
と考えてしまうことがある。

「日本の子どもたちに、こちらでの経験を還元すること。」
と割り切ってしまえばそれでいいことなのかもしれない。

でも昔から自分が思い描いていた協力隊の活動はあくまでも、
「現地の人と共に、現地の状況を改善すること。」
であり、今でもその気持ちは変わらない。
そういった意味でたまに不安になることがある。
「1年後帰国する時、現地に残ることはあるだろうか?」

こっちで活動していて、協力隊活動で成果を出すことがいかに難しいかを思い知った。
何をやろうにも思うようにはいかない。
現地の人には現地の人なりの「できない理由」がある。
そしてその「できない理由」というのは、自分たちにはどうすることもできないことが多い。(他の隊員の人たちの状況は分りませんが・・・)
「成果」の基準も人によって違う。
要するに「自己満足」できるかどうかと言ってもいいのかもしれない。
でも「自己満足」といえど、結構難しい。
派遣前からそれぞれが思い描いていたものがあるから、現状と自分の能力を考えた上で妥協点を探さなければならない。

さああと1年。
自分が残りの期間でやりたいこと(やれそうなこと)はある程度はっきりしている。
それをやり通すことが、最低限の「自分の役目」であり、それができなかったら日本に帰ってからも、しこりの残った生活を送ってしまうだろう。

まっ、何とかなる!(はず・・・)

ということで今回は真面目な話でした。

家の前の子供たち.JPG
家の前の子どもたち。この子たちの未来のために。



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2009年03月18日

これでいいのか?工作力

今日は科学実験教室の日。
第3回である今日は、「ペットボトルロケット」を行った。
はっきり言って何の工作もしなくても、水と空気を入れれば飛んでいく。
でもそれでは意味がないので、紙でロケットの頭の部分と、翼の部分を作らせた。
もう中学2年生なので設計図なんてなくても自分で考えて作ることができるだろうと思っていたら大間違い。
「さあ、始めよう!」
と言っても誰の手も動かない・・・。
やはり工作などの経験のなさが影響しているのだろうか?

そうこうしているうちに結局時間がなくなってしまって、多くの生徒が頭や翼なしで飛ばすことになってしまった。
そして思っていたより飛ばない・・・。
自分がやって見せた際も、飛ぶ瞬間に頭が下がってしまってあまり飛ばなかった・・・。
冗談だと思うけど、
「宇宙まで飛ぶかな!?」
と期待していた生徒たちに何だか申し訳なかった。
来週別の学校でやるので、その時はなんとか成功させたいな。

あと、今回も少しうれしいことが。
終わり間際ではあったが、この学校のSPCT(物理・化学)の先生が来てくれた!
今度は最初から一緒に協力してやれたらいいな。

ペットボトル@アプリカシオン.JPG
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2009年03月13日

ニューヘアー?

今度帰国する18年度3次隊の先輩の最終報告会&送別会が行われました。
自分の最終発表、帰国はちょうど1年後。
本当に早いな〜。
そして今回の送別会は男はホスト、女はホステスという設定。
自分はアフリカンホストを目指して朝から髪を編みに行ってみました。
といっても坊主が伸びた程度の自分の髪の毛では編めるはずもなく、つけ毛をして編んでもらいました。
4人がかりで3時間弱、つけ毛代込みで2800フラン(約700円)
髪を引っ張られまくってめちゃくちゃ痛い・・・。
編み終わってからも頭痛が・・・。
でも日本では絶対にできないことなので、まあいい経験にはなったかな!?
(結局この日の夜、頭痛に耐え切れず外してしまいました。)

ニューヘアー.JPG

ブログのトップページ風、これはやばい・・・。落ち武者か!?
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2009年03月09日

ペット?それとも・・・

今日はイスラム関係の祝日で仕事が休み。
ということで・・・、みんなでマルシェへ行ってきました。
その目的は・・・

そう、ペットを買うことです!

自分も赴任当初は飼いたいなーと思っていたのですが、何だかんだで時が過ぎ、何も飼っていませんでした。
でも2月末に新隊員3人がポルトノボに着任し、新たな風が吹き、今回のペット購入へ至ったわけです。

今回買おうと思っていたのは、ニワトリ(オス、メス一羽ずつ)、それからムトン(羊というか山羊)。
でも行ったマルシェにムトンがいなかったので、今回はニワトリのみの購入となりました。

マルシェでニワトリ.JPG

何も分からない自分たちはガルディアン(警備員)にいろいろと教わりながら、というかやってもらって、様子を見ていました。
まずは走って遠くまで行けないように、足を足かせのように縛ります。
こうしておくことで3日から1週間で場所に慣れ、その足かせを外しても、夜になったら家に戻ってくるようになるそうです。
隣の家のニワトリのようにヒナがたくさんかえって、親鳥の後をついて歩いていたらかわいいだろうな〜と思いながら、そして同時に卵かけごはんの夢といつかは絞めて食べることになるな〜という複雑な思いのもと飼育が始まりました。

さて、今後ムトン(羊というか山羊)やコション(ブタ)の購入も考えているわれらのポルトノボ・ヨボ(白人)マンション。
これからどうなっていくのでしょう!?
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2009年03月08日

掘り出し者!?

話は1週間前にさかのぼる。
後輩隊員とマルシェ(市場)へ行った時のこと、後輩隊員が交渉をしているときに、隣の店の男と話をしている時に彼が発した言葉、
男「俺は北京オリンピックに出場した。」
自分「そんなわけないだろ!?何でオリンピック選手がこんなところで服売ってるんだ!」
男「いや、本当だ!来週日曜日にまた来な!証拠を見せてあげるから!」

そして今日がその日。
最初は嘘だろうと思っていたが、自信満々な彼の態度に、「まさか!?」と思っていた。
彼と会って店の中へ入り、彼が取り出したもの。
それは北京オリンピックのロゴの入った大きな封筒。
そして、そこから出てきたものは、なんと「出場証明書」「参加メダル」「オリンピックのIDカード」「他の大会の記録証やメダル」だった・・・。
彼はまぎれもなく北京オリンピックに出場していた!
どうやらベナン人ではなく、ニジェールの400m走と400mハードルの選手だったらしい。
そして気になる質問をしてみた。
自分「どうしてオリンピック選手がこんなところで働いているの?」
男「そういう国だからさ。」
自分「・・・?」
どうやらオリンピックでメダルを取れば国からお金がもらえたりするらしいが、出場しただけでは何もないらしい。
自分の感覚からすると、オリンピックなんて出場しただけで英雄のようなものなのだが・・・。
しかも最近のオリンピックだし・・・。
そして何か仕事があるわけでもないらしいのだ。

でもこの人は本当に優しく、心の広い人だった。
他の店では前を通るだけで「シノア!(中国人)」、「ニーホン!(ニーハオ)」の嵐だが、この人はそんなことはない。
そして自分に服を無理に勧めることもしない。
それどころか北京でもらってきたというブレスレッドを自分にくれた。
遠慮をすると、「いや2つあるからいいんだ。」と言う。
そして、「約束を守って今日会いに来てくれたことがうれしいんだ!」と言う。
何だかはじめ疑ってしまった自分が本当に小さな人間に思えた。

彼は今陸上をやめ、大学へ通って勉強をするためのお金を稼いでいるそうだ。
こんなところにこんな「掘り出し者」がいるなんて!

バルガ.JPG

彼が売っている商品のひとつ。
ラコステのマークってこんなんだったっけ?

ラコステ?.JPG
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2009年03月06日

ケニア・日本研修帰国報告会

今日はコトヌーで、JICAによってケニアや日本へ研修に行った先生たちの報告会が行われた。
ケニアはアフリカの中で理数科教育が進んでいる国で、日本も長い間理数科教育プロジェクトを行っている。
開始時間は9時半であったが、ほとんどすべての人がその時間までには着席していた。
やはりみんなモチベーションが高い。
報告の内容や充実度は人によって様々であったが、どの人にとっても良い経験になったことは間違いないだろう。
この人たちがベナンの理数科教育を推進していく人たち。
是非ベナンの将来のために頑張ってもらいたい。

帰国報告会.JPG
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2009年03月04日

初研修

ついに教員研修会で自分が研修を行うことができました。
本当は自分で研修会を開きたいところですが、人を集めるのが大変になってしまうので、実際にある研修の機会を利用するのがベストと思ってこの方法をとりました。

今日やる内容はすぐに授業で使えるものというよりは、先生たち自身に考えてもらう内容。
というのも、授業でグループ学習をやろうとしているのですが、生徒たちが考えている様子は全くと言っていいほどない。
また教師の発問にも問題がある。
もしかしたら教師自身が、グループワーク等で仲間と話し合って、問題解決をするという経験がないのでは?
ということで、今回は「缶の中身は?」という活動を行ってみました。

これはコーヒーなどの空き缶の中に細工をして、ふたを開けずに、その反応などから中身の内容とそのつくりを考えるというもの。
自分が学生時代に授業で教えてもらった活動で、中学校で生徒たち相手にやったこともあるのですが、みんな積極的に参加して、また知識がなくてもだれでも参加することができるので、とても盛り上がった活動です。

今回の研修の対象はSPCT(物理・化学)の教師約40名。
開始の時間には少なかった先生たちもしだいに増え、教室いっぱいになりました。(結局遅刻してくるのです・・・。)

みなさん.JPG

班ごとに缶の反応から中身を考える様子

話し合い.JPG

そして6つの班を作ったのですが、各班の代表者に黒板に絵を描いてもらって、どうしてそう考えたのかを説明してもらいます。

発表.JPG

それらの作業を繰り返した後、いよいよ中身の発表。
1つ的中した班があって、その班の先生たちは子どものように大喜び!

喜ぶ先生たち.JPG

様子から、いつもの研修ではできないような話し合い活動というものを体験することができたのではないかと思います。

そして学校の授業につなげるために、いくつかの演示実験もしました。
1つ目は、割りばし折り。
机の端においた割りばし(今回は木の枝)に新聞紙をかけて叩くと、割りばしが折れるというもの。
2つ目は先日生徒たち相手に行った浮沈子です。

そして今回も浮沈子の勢いはすごかった・・・。
先生たち食いつきまくり!

浮沈子強し.JPG

本題の缶を使った活動よりも盛り上がっていたような気がします・・・。
浮沈子恐るべし・・・。

でもこの時に生徒たちと行っている実験教室の宣伝をすることができ、結構たくさんの先生たちが質問をしに来たので、もしかしたら次の実験教室はかなり期待できるかも!?

さてアンケートも行ったのですが、結構好評でした。
ほぼ全ての意見をまとめると、
「このような研修を継続してほしい。」
ということです。
反応がイマイチなアンケート用紙もありましたが、自分が行ったことに対する評価は高かったみたいです。

少しずつ自分の目的に向けてのレールができてきた今日この頃。
次も研修をやらせてもらえるように交渉しよう!
楽しみ!!


P.S
ちょっと早いですが、6日は日本の勤務校の卒業式。
直接言うことはできないけど・・・
「卒業おめでとう!輝きのある実り多きよき人生を!」
posted by 赤石 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

研修再び

1週間の休暇が明けたと思ったら、今日から2日間教員研修。
よって生徒たちはいつものようにすぐ下校。
あらかじめ分っているんだから知らせてやれよ・・・。
と毎回思ってしまう自分。

今回の内容は中学卒業試験の問題作成(!?)
ベナンの試験問題(普段の授業も一緒だが)は、物語から始まります。
例えば・・・

太郎君は田舎のおじいさんの家に遊びに行きました。
そしておじいさんと散歩をしているときにある光景を見ました。
工事現場で若い新米たちが、セメント袋などを背負いながらはしごを登っています。
そしてある新米が、タイルを拭くための酸のボトルを持ってはしごを登っているときに、ふざけあっていたことが原因で、酸のボトルを落としてしまったのです。
「危ない!」
その酸のボトルは鉄製のはしごにかかってしまいました。
・・・

これは実際の試験問題ほぼそのままなのですが、こんな感じで「化学反応」や「物体の落下」の問題につながっていきます。
無理があるように感じますが、こっちの先生に聞くと、
「これが実験的内容だ。」
と答えます。
実験があまりできないから状況をイメージさせるためと言えばそれまでなのですが、国語の読み取り問題のような感じもしてしまう内容なのです。

今回の研修の最初の課題はこの文章をグループごとに作ること。
わざわざ研修で現場の教師たち全員に作らせなくても、少数で作ればいいのに・・・と思ってしまうのですが、ここはベナン。
班ごとに4種類の物語を作り、そしてそれをすべて黒板に書きます。

4つの物語.JPG

そしてみんなで話し合って4つのうち2つが結構良いということに。
ここからどうやって決めるのかなと思って見ていたら、何とくじを用意して女性教師がくじを引いて決めてしまいました・・・。
もちろんそこから修正を加えたりしたのですが、この決め方に少々びっくりです。

その後も問題についてだらだらと考えていきます。
前回の研修でも思ったのですが、こっちの研修には実践的な要素がほとんどない。
だから実践的な研修がやりたい!

ということで、実は計画を進めてきていたのです!
明日の研修会では1時間半ほど時間をもらって自分が研修を行います。
どうなるか楽しみ!!
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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