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2010年01月29日

初めてのモデル授業

ベナン西部のクッフォ県で始まった教員研修プロジェクト。
今回はモデル授業の第1回ということで、トビクレン中等学校に行ってきた。

トビクレンまでは舗装路から離れて30分ちょっと土道を行かなければいけない。

行き道.JPG

たどり着くまでにいくつかの小学校も通過したが、その中の1校には日本の国旗が。
そう、ベナンでも日本の援助でたくさんの小学校が建設されているのです。

日本の援助.JPG

たどりついて待っていると、知り合いの先生たちが。
今日の研修会の進め方について話をしていたのだが、自分の視線の先は部屋の隅にある埃のかぶった実験器具に・・・。
地方の学校にも数は少ないが実験器具があることがあるのだが、実際には使われずに埃がかぶっているのが現状である。

埃のかぶった実験器具.JPG


そして9:00開始予定の研修会は、9:45くらいに始まった。
遅れはしたが、ベナンにしては上出来。
他の会場では11:00過ぎに始まった学校もあったらしい・・・。

内容はというと、「物理化学」「生物地学」「数学」の各授業50分ずつを見学し、その後検討会をするというもの。

初めての大人数の見学者に緊張気味の先生と生徒たち。
このクラスは人数が少なくて、日本と同じくらいの40人弱だった。

生徒たち.JPG

後ろで授業を見学する先生たち。

先生たち.JPG

3つの授業見学後、昼食をとってから検討会に。

検討会.JPG

そして今日授業をやってくれた先生をみんなでたたえる。
これは万歳をしているわけではなく、この後拍手のようなことをする。

みんなでたたえる.JPG

正直なところ、授業自体はあまりよくなく、1か月前に説明した、「授業に具体物を取り入れましょう。」というのはどの教科も実施していなかった。
残念なことではあるが、これは経験がないのだから仕方のないこと。
(今回の授業は立候補制だったため、おそらく校長の力でこの学校になったのだと思う。)
ただ、授業後の検討会が結構有意義な勉強の場になったのではないかと思う。
ただ、せっかくの授業見学の機会がもったいないので、もっと経験、実力のある先生を運営者側で選んで、良い授業というのを見て学ぶという機会にした方がいいのではないかと思った。

見学することができるのは1か月ちょっと後のあと1回だけ。
そしてその時には現在作成中の実験指導書配布セレモニーもしないといけない。
それが終わったら職場で報告会をして帰国。

早い・・・。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

久々の科学クラブ

今日は久々の科学クラブ。
ベナン人の先生と一緒に運営をしているので、今後のために先生が来られない日には思い切ってやらないようにしていたが、できない日が数週間続いてしまい、また自分の帰国も迫ってきてしまったために、今日は先生抜きで行うことに。
ただ伝え方が悪かったためか生徒の集まりが悪く10人程度。
実験室も先生が誰かに開けさせると言っていたのに、結局誰も開けに来ず、実験室の前でやることに。
ただ幸い人数が少なかったので、問題なく行うことができた。

今回は「振り子作り」。
棒に長さの違う糸とおもりをいくつか付けて、小刻みに動かすと、振動数の違いによってひとつだけを動かすことができるというもの。
日本で中学生相手にやったら地味な実験で終わるのかもしれないがここはベナン。
みんな本当に反応がいいんです。

自分「今日はこういうものを作ってみるよ。」
生徒たち「何それ?」
自分「みんなだったらどうやって使う?」
(生徒挙手)
自分「はい、じゃあやってみて!」
(生徒が棒をぐるぐる回して、糸とおもりがぐちゃぐちゃに絡まる・・・。)
自分「ちょっと違うみたいだねー。実はこの3つそれぞれに名前を付けて呼ぶと、それだけが返事をしてくれるんだよ!じゃあ名前をつけてみよう!」
生徒1「じゃあアレステッドと・・・・。」
生徒2「それじゃややこしすぎるからもっと簡単にしろよ!ベン、ブル、バスだ!」
自分「じゃあそれにしよっか。ベン!」
(一番上のおもりだけが動く)
生徒たち「んぁあ〜〜!?」
自分「バス!」
(一番下のおもりだけが動く)
生徒たち「エッテッ!!(ベナンで驚くときの現地語)」
自分「じゃあ実際にこれをみんなで作ってみよう!」

って感じで始めました。
使う材料はお金がかからないように落ちている木の棒とガラス瓶の王冠と糸。
ただ糸を持ってくることができなかった生徒が多く、自分が持ってきた糸を分けることに。
そしてそういう時にはいつもすかさず生徒が助けてくれる。

糸を分ける.JPG

みんな次々に王冠に釘で穴をあけたものに糸を通して、棒につけていく。

糸を切る.JPG

そして出来上がった生徒から実験開始!
生徒たち「ドナ!ドナ!あれっ?タクヤ、ドナが返事をしてくれないよ!」

止まれ!.JPG

本当に呼べば動くと思っているところがかわいらしい!
そして自分たちで実際に動かしてみて、どうやったらどの部分のおもりが動くのかを調べていく。

生徒3「タクヤ!ドナとジョゼフは動いたんだけどセナ(女の子の名前)は反応してくれない。俺は女の子あんまり好きじゃないからなー。」

生徒4「ガスパーは病気だから返事が出来ないんだ。」

病気かな?.JPG


みんな好き勝手に理由をつけて冗談を言いながら楽しく進めることができた。

まとめ.JPG


そしてまとめをして解散する時にある生徒から衝撃のひとこと。

「タクヤ、これでお金かせぐことできるかな?」

・・・
posted by 赤石 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

タムタム作り

ベナンでは中1の物理化学のプログラムの中にタムタム(アフリカ太鼓)作りが入っています。
そのため現在作成中の指導所にも作り方を掲載しようということで、実際に生徒にタムタムを作ってもらいました。

@空き缶の底を開ける。

底を開ける.JPG

A怪我をしないように開けたところを石で潰す。

つぶす.JPG

B空き缶にコメの入っていた袋を張る。

袋を張る.JPG

C張った袋をタイヤのチューブのゴムで止める。

ゴムで止める.JPG

D木の棒でゴムと袋を固定する。

木の棒で止める.JPG

E完成!

完成.JPG

ベナンの子どもたちはタムタムを作って、クリスマス前のイベント時などにたたきながら踊ります。
実際に1人の生徒がたたくと、もう1人の生徒が踊ってくれました。

踊りだす.JPG

文化の違い。
日本の生徒だったらできないだろうなー。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

川上り、川下り

今日は隊員たちとポルトノボから船で川を上って下ってくるというNGO主催のエコツアーに参加してきた。
このNGOは自然保護と貧困解消を目的とする団体で、料金設定は高めだが、その半分以上がNGOの活動費と地方共同体へのものとなっている。
ちなみに今回のツアーは9時から15時過ぎまでで、船1隻8万フラン(約1万6千円)、8人で参加したので1人1万フラン(約2千円)である。

船で川を上っていくと、いつも陸から遠くに見ている光景がものすごく近くで見ることができる。
これは川の底から砂を取っている様子。
取った砂はセメントと混ぜて、家などを作るのに使う。

砂をとる.JPG

川辺にあるフォレサクレ(聖なる森)。
人は入ることができるが、木などを切ることは禁止されている。

フォレサクレ.JPG

ベナンにはガンビエという水上集落があり有名だが、川辺の村は雨期になると川の水位が上がるため、季節によって水上集落となる。

川辺の村.JPG

川を上っていくとすぐに川辺で生活する人々の様子を見ることができる。
洗濯をする子どもたち。

川辺で洗濯.JPG

水浴びをする人たち。

川辺で水浴び.JPG

もちろんトイレも・・・。

川辺でトイレ.JPG

網を使って漁をする子どもたち。

川辺で漁.JPG

本当に川に密着した生活で、何でもそこで行う様子は、インドのヒンズー教の聖地となっているガンジス河を思い出す。(さすがにここでは死体は流さないだろうが。)

そしてこのあたりは何とマナティの生息地となっている。
しかし昔からよく狩猟され食べられていたため数が減っていて、現在は保護され捕るのが禁止されている。
これはその保護を訴える看板。

マナティ保護.JPG

しかしながら実際は今でも食べられているらしく、それがかなり美味いらしい。
ガイドに、「食べたい!」と言ったところ、「お前を捕まえるぞ!」と冗談で言われてしまった。
そう、この人は環境保護のNGOの人だった・・・。
でももし今度マナティが捕れたときは連絡をしてくれると約束。
果たしてあと2ヶ月でその機会は巡ってくるだろうか!?

そしてしばらく川を上って上陸したら見慣れた光景が。

見慣れた光景.JPG

そう、ここは隣任地のダンボというところからピログ(小舟)に乗って行くことができる水上集落だったのだ。
結構上がってきたかと思っていた、くねくねと進んでいるため思ったよりも上がっていなかった。

走る子どもたち。
こんなに走ることができるのは陸地がある乾季だけ。

走れるうちに走れ!.JPG

そしてこの地をあとにし、再び川を下って行った。
今回もたくさんの人たちとの出会いがあった。

赤ちゃんを水辺で洗ってあげるママ。

赤ちゃんの水浴び.JPG

船を押してくれるのを手伝ってくれた子どもたち。

川辺の子供たち.JPG


こんなベナンの人々との出会いのチャンスがあるのもあとたったの2ヶ月・・・。
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2010年01月14日

懐中電灯作り

実験指導書の仕事が終わった後、ムッシュAの授業を見学に。
今日は懐中電灯づくりをするらしい。
他の先生は面倒くさくてやらないところを、ムッシュAはしっかりやるのです。

ただベナンには物が少ないので身近にあるもので代用しなければなりません。
でも子どもたちは慣れているのかそれがとても上手。

これはホースを懐中電灯の本体として作成中。

ホースを利用.JPG

これは空き缶を丸めて作成中。

空き缶を利用.JPG

評価にも入るせいか、生徒たちも一生懸命。

みんな一生懸命.JPG

ただ始める前にムッシュAが評価基準をしっかり言ったにもかかわらず、できていない生徒が多い・・・。

評価.JPG


これはホースで本体を、そしてスイッチは家にあるものを分解してつけたもの。
ただ反射鏡を付けていなかったので減点・・・。

自信作?1.JPG

これは段ボールで本体を、スイッチはアルミ缶、そして頭の部分はペットボトルの頭を利用。
ナイスアイデアだがこれも反射鏡を付けていなかったので減点・・・。

自信作?2.JPG

みんなアイデアはいいのだが詰めが甘いのがベナンの生徒・・・。
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2010年01月10日

キリスト教の洗礼&ヴードゥー教の日

まずはキリスト教編。
今日の主役はアメン君。
友達(正式には友達の彼女の妹)の子どもです。

アメン.JPG

どうして主役なのかというと、今日はキリスト教の洗礼の日。
子どもたちが洗礼を受けて、正真正銘のキリスト教徒になる日です。
みんなが待っている教会に、神父さんを先頭に入場します。

神父さん.JPG

友達とアメン君。

母と.JPG

友達の兄と。

おじと.JPG

洗礼の内容はというと、まず神父さんに聖水を頭にかけられ、

水をかけられる.JPG

頭に何かを十字につけられ、

頭につける.JPG

そこに十字架の影が入った布をかぶせる。

布をかぶせる.JPG

大体こんな感じでした。
ただ、こんな大事な日なのにアメン君はぐっすりとお休み。

眠るアメン.JPG

こうして正真正銘のキリスト教徒になったのでした。
(ちなみにアメンの名前の由来は、キリスト教で使う「アーメン」という言葉です)

参加した一家と。

一家と.JPG


そしてここからはヴードゥー教編。
今日は土着の宗教ヴードゥー教の祝日の日でもあります。
今年はちょうど日曜日に重なりましたが、平日だとしても仕事などは休みになります。
ポルトノボでもフェット(祭り)をしていたので、違う友達と見に行ってきました。

写真を撮ろうとすると、ベナン人が寄ってきて、「お金を払ったのか?2000フラン(約400円)払え!」と言ってくるのですが、ベナン人の友達と一緒に行っていたために、交渉をしてくれて、全て無料で、テレビ局のカメラマンと同じような位置から撮影することができました。

この人たちはヴードゥーの偉いさん。
真ん中に座っているのはポルトノボのあるウェメ・プラトー県のヴードゥーの長。

偉いさん.JPG

その前にはヴードゥーの祀りものが。

祀りもの.JPG

しばらく待っていると、偉いさんたちがあいさつをし、セレモニーが始まりました。

まず、盛ってある土に、水やジュースやビールなどを与え、

飲み物を土に.BMP

コラの実を使って占いをします。
その結果の出た様子を見て、周りの群衆からは歓声が。

コラの実での占い.BMP

その後隣につながれていたムトン(羊)にヴードゥーでよく使われる黄色い粉を食べさせ、

食べさせる.BMP

すぐに絞めて、血をさっきの盛った土にかけ、さらに入れ物に血をためます。

血をためる.BMP

すぐに2頭目のムトンも絞められ、ヴードゥーの祀りものに血を直接かけます。

直接かける.BMP

さらにボトルの様なものにも血をかけ、

ボトルにかける.BMP

そのボトルには酒を入れ、

酒を入れる.BMP

偉いさんたちが飲んでいました。

入れ物にためた血も、手で丁寧に祀りものにかけます。

血をかける.BMP

そういったセレモニー終了後は、各ヴードゥーの団体がダンス。
何やら重いものを背負って踊る!

踊る.JPG

子どもも踊る!

子どもも踊る.JPG

女性の偉いさんも踊る!

女性の偉いさん.JPG

老若男女踊る!

老若男女.JPG

今回は各団体の踊りということで、ザンベトやエググンといったヴードゥーの有名なもの(死者の魂が中に入っているとされている)はありませんでした。

終了後帰って友達と話をしていたら、いろんな話を聞くことができました。

友達「日本にもこういうセレモニーがあるか?」
自分「いや、ヴードゥーはないけど、祭りはあるよ。日本では古くから色々なものを神としてとらえているんだ。」
友達「それはヴートゥーでも同じだ。土の神、鉄の神、水の神、雷の神とかね。そしてヴードゥーでしっかり守ってもらわないと、死んでしまうんだ!俺の腹を見てくれ!この傷は雷の神から守るやつ、これは○○の神から守るやつ、・・・。傷をつけて、粉をすりこむんだ。」
自分「それをやってなかったら本当に死ぬの?俺はやってないよ。」
友達「お前は大丈夫だ。ターゲットになるのはまずは同じ地域集団内でやっていない人だから。」
自分「ふーん、それはグリグリ(黒魔術)ってこと?」
友達「そうだ!グリグリをする秘密結社は本当に恐ろしいんだ。殺されてしまう。」
自分「今もそんなことあるの?」
友達「ある。でもキリスト教が入ってきて減ったかな。昔は子どもは秘密結社が怖くて、夜7時以降外に出ることなんてできなかった。今でも時々夜中の3時頃に出るらしいけど、家よりも大きな大男が現れて殺されることもあるんだ!」
自分「じゃあ、ヴードゥーとキリストどっちがいいの?」
友達「それはヴードゥーだ!だって夜の危険から守ってくれるから。でも秘密結社は悪いことをするだけじゃない。例えばずっと妊娠できなかった人が、ムトンなどを持ってお願いしに行って、グリグリをしてもらうと、妊娠するんだ。」
自分(じゃあ今日のムトンの生け贄もそういった意味合いがあったのかな!?)
友達「黒魔術は本当に恐ろしいぞ !本で読んだんだけど、紅海で飛行機が落ちたり、船が沈んだりするのは、黒魔術が原因らしい・・・。」
自分「えっー!(と驚いているふり)」
友達「黒魔術は本当に恐ろしい 。ベナンは世界で2番目に黒魔術がすごい国だ!」
自分「えっ、2番目?1番はどこ?」
友達「インドだ!あそこの国の黒魔術は恐ろしい!」
(本当か?誰か知っている人いたら教えてください。)

とこんな感じで真剣な会話が進んでいったわけです。
ベナンでは「自分はヴードゥー教徒です。」という人とはほとんど出会わないのですが、ほとんどみんながヴードゥー関係のグリグリ(黒魔術)は信じています。


とこんな感じで、今日はこんな宗教色の強い1日でした。
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2010年01月07日

指導書の行方

指導書作成のためにいつものように学校へ行くとある先生が声をかけてきた。

先生「ここで教えているのか?」
自分「いや、ムッシュAと一緒に実験指導書を作成しているんです。」
先生「指導書ってどんなやつ?」
自分「実験器具のない学校でもできるような、身の回りにあるものを利用した実験です。」
先生「そりゃいい!いつやってるんだ?」
自分「火曜日と木曜日です。」
先生「そうかー、ちょっといけないなー。俺はジャッセン中学校でも教えてるからそっちでもやってくれ!すごく興味がある!」

現在身の回りにあるものを利用した実験指導書を作成しているが、いくら実験器具がなくてもできるといっても、結局作ったり、それを授業に取り入れたりするのは先生。
だから指導書ができたからといって、すぐに実験をする先生が増えるかといったらそんなに甘くない。
結局は先生のモチベーション次第で、モチベーションの高い先生たちはすでに何かしらの工夫をしている。(ものすごく少数だが・・・)
でも指導書を作成することによって、モチベーションは高いがやり方が分からない先生、もしくは他の先生でも、「ちょっとやってみようかな。」と思わせることができたら成功である。

しかし残念ながら残りの任期を考えると、指導書を完成させて印刷・製本するのが精一杯で、自分自身で配布・研修をすることができない。
だからその仕事は後から来る隊員に託すとして、何とかして指導書を完成させなければ!
帰国までの予定を立ててみたら、本当に時間がなくて厳しいということが分かった・・・。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月06日

VIP待遇

ベナンでのサッカー観戦はワールドカップ予選で最後かと思っていたが、10日からアンゴラで行われるアフリカカップの最終テストマッチ「ベナンVSリビア」がコトヌーで行われたので観に行ってきた。
しかも今回は夜7時キックオフのナイトゲーム。
停電しないのだろうか・・・!?

会場に入ってみると煌々と光るライト。
それだけで若干感動。

ピッチ.JPG


そして今回も他の隊員と共に行ったのだが、他の隊員のコネで何と招待席で観戦することができた。
サッカー協会の会長たちが座る席の後方で、テレビ局のカメラマンたちの前。

カメラマン.JPG

これはベナン代表をピッチで応援するマスコットボーイ?のような感じの人たち。
白い粉を塗っている人は、明らかにブードゥーの匂いが・・・。

応援団.JPG

試合はというと前半中盤で狙ったのか、偶然なのかよく分からないような形で先制。

そして今回はここからがすごかった。

隣に座っているベナン人と話していたら、その人の妹の旦那さんが、サッカー協会の会長か副会長。
そしてその本人もベナン代表のサポーター軍団の副長だった。
副長といっても長は今アメリカにいるらしいので実質は長。
その人が自分の持ってきていた一眼レフカメラに目を付けた。

「ハーフタイムにピッチに降りて、サポーターの写真を撮りに行こう!」

ということで、実際に降りて行くことができた!
ピッチには招待席からは簡単に行くことができ、止められることもなくピッチへ。

まずは希望通りサポーター軍団を撮影。
カレンダーを作りたいらしいが、こんな写真でいいのだろうか・・・。

サポーター.JPG

上から見ていた人たちもこんなに近くに。

旗のおじさん.JPG

セセニョン?.JPG

もちろんコートも選手目線で。

ハーフタイム.JPG

そして何と後半が始まっているにもかかわらず、「ベンチを撮影しに行こう!」ということで、堂々とベンチ前を横切って撮影。

ベンチ前.JPG

日本ではありえないことである。

結局後半は0−0で、停電することなく試合が終了し、ベナンが1−0で勝利した。

そしてもしかしたらと思っていたが、やっぱりサポーター軍団副長が言い出した。
「下に降りて、みんなで控室に行こう!」

そりゃすごいことなんだけど、試合終了後の控室に入って行くなんて何てKYな!と思いながらもついて行った。

控室前にはどこから入ってきたのか子どもたちが控室の中をのぞき見ている。

控室をのぞく.JPG

そして少し待って、副長の勢いで控室の中に。
想像はしていたが、予想通りの超気まずい雰囲気。
せまい控室の中にいる選手たち、監督、インタビューしているテレビ局1局の他に、副長と隊員5人が・・・。
気まずくて写真なんて撮られる雰囲気じゃなかった。

でも自分のことをカメラマンとして見ている副長は空気なんて関係なく、「写真を撮ってくれ!」と言ってくる。
副長と一緒にサベという町で農業関係の会社をやっているというサイドバックのボコ選手。

ボコ.JPG

他の自分が撮りたかった有名選手は、さすがに気まずくて撮れなかった。

でも副長の勢いに便乗してフランス人のミシェル監督と写真を撮ってもらった。
左は副長。

ミシェル監督と.JPG

とまあこんな感じでVIP観戦は終了した。

恐るべし、権力の過剰行使。

人気のないピッチ.JPG

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2010年01月04日

自己嫌悪

今日は19年度3次隊の先輩隊員が任期を終えて帰国するので見送りにコトヌーに。
そしてそのついでに7、8月にお世話になっていたホームステイ先に行ってきた。
本当に久しぶりの再会。
パパは自分のために伝統衣装「ボンバ」を作ってくれていた。
「俺と息子と同じ布、同じモデルだ!」と言われ、うれしくなった自分はすぐに着替えて披露。
喜んでくれていたようでよかった!
この日はそのボンバで過ごすことに。

それにしても久しぶりに来るといろいろ変っている。
部屋の内装も変わっていたし、お手伝いさんもいなくなっていた。
「タクヤ!タクヤ!」と呼ぶようにしつけたオウムも死んでしまっていた・・・。
やっぱりちょくちょく顔を出さないといけないな。


そして話をしていると衝撃の一言。
パパ「何で俺の結婚式に来てくれなかったんだ?」
(えぇ!?そんなこと初耳だし!)

そう言いながらパパは寝室にアルバムを取りに行って見せてくれた。

話を聞いていると10月31日に何と結婚式を挙げたらしい。
しかもその日はパパの70歳の誕生日だったらしい。
奥さんとの結婚式は市役所での届けくらいで、教会で挙げるのは今回が初めてだったらしい。

自分の手帳を見返してみると、10月31日のところに「パパフェット(お祝い)?」の文字。
そういえばだいぶ前に「10月31日はフェットをするから!」と言われてメモしていたのだが、いくら日が近づいても何の連絡もないので、やらないか、誘ってくれなかったと思ったのだ。

何で自分からその日が近づいたときに電話しなかったんだろう?
何だか70歳になっても素敵に純白のタキシードを着こなしているパパの写真を見て、そんな素敵な場に同席できなくて、本当に自己嫌悪に陥った。

それにしても結婚式なら結婚式だってパパも言ってくれれば良かったのに。
驚かせたかったのだろうか?それとも照れていたのだろうか?

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2010年01月03日

目指せ!初?日の出

元旦、2日に寝坊をして日の出を見ることができなかったので、今朝トライしてみることに。
こんな事を書いていると毎年のように日の出を見ているようだが、実はかなり久しぶり。
いつ以来かなと思いだしてみると、なんと9年ぶり。
あの時は21世紀初日の出を見たっけ。
めちゃくちゃ懐かしい。

日の出に遅れてはいけないと駆け足気味でポルトノボの入り口の橋に行くと、いつもとは違った人気のない光景。

人気のない橋.JPG

その後橋からラグーンに向けてカメラを構えるが、なかなか上がらない。
若干空は赤く染まっているのだが・・・。

若干赤く染まる.JPG

30分待っても上がらない・・・。
そう、若干雲が多く、日の出が見られなかったのです・・・。

ただ、いつも見ない朝の風景も楽しかったです。

早朝から霧のかかる中、船で木を運ぶ船。

霧の中で.JPG

橋の隣の国会議事堂建設現場の隣にあった完成図。
現在は町中にあるのだがそれを移動させようとして建設が1年ほど前から始まっている。
本当にこんな立派な建物ができるのだろうか。

国会議事堂完成図.JPG

ポルトノボに入ったところにある独立記念日までのカウントダウン。
あと210日でベナン建国50周年。
自分はいることができないが、きっと盛大に行われるんだろうな。

カウントダウン.JPG

帰り道で見かけた道端のゴミをむさぼる豚たち。
この豚を食べて、「うめぇー!」と口走っている自分を想像すると情けない・・・。

ゴミをむさぼる豚.JPG

国立大学体育学部前の道。
朝早くからみんな運動をしている。

スポルティフ.JPG

ブロックを頭に器用に乗せて運ぶ女の子。
よくバランスが取れるし、頭痛くないのかな!?

ブロックを運ぶ.JPG


とこんな感じのさわやかな年始の朝です。

posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

あけましておめでとうございます

元旦の今日は普段からよくしてくれている先生とあいさつまわり。

13:00に先生の家に集合し、そこでまず食事。

その後親戚の家でムトン(羊)と豚を絞めて食べるということで行ってみたが、なぜか誰もいない・・・。
先生と二人で「こんな奇妙なこともあるんだねー」と話しながら次の場所へ。

次の場所はバイヨール広場という場所の前の家。
そして行って知ったのだが、ここは何とダ・シルバさんの豪邸!
ポルトノボにはダ・シルバ博物館という昔の金持ちのコレクションのようなものを展示している博物館があるのだが、今日訪れたのはその遺産相続者。

門の頑丈具合から違ったが、中に入ってみるとびっくり。
本当に豪邸なのである。

豪邸.JPG

この中に本物の鳥が2羽います。
さて、どこにいるでしょう?

どこにいる?.JPG

そしてしばらく外に出してあった椅子に座ってダ・シルバさんとあいさつをしたりした後部屋の中へ。
そしたら本当にびっくり。
ベナンにこんな部屋あったのか!?ってくらい。

マジ金持ち.JPG

日本の教室8部屋分くらいの部屋に、すでにエアコンがかかっており、数々の骨董品がずらり。
前にはスクリーンとプロジェクターが常備されていて、右上のほうには全身のワニ革が展示してある。
豪華なオーディオセットからは70年代の音楽が流れる。
カメラの後ろにもまだまだソファーセットが。

そして食事の時間にはビュッフェ形式(ちなみにベナン食がメイン)で、ダ・シルバさんだけが皿の大きさがでかい!
自分たちは水だが、ダ・シルバさんだけがジュース!

何だかある意味ベナンで一番緊張した瞬間でした。


その後最初に行った親戚の家にもう一度行ってみると、バーベキューはもうすでにひと段落した感じ。
どうやら最初に来た時も裏のほうにいたらしい・・・。
絞めたばかりの豚肉とワインをいただく。

若干疲れていたのですぐに帰宅したが、こんな感じで今年の元旦もたくさんのベナン人に囲まれて過ごすことができました!

ちなみに今年の目標は、
1.帰国まで事故、病気をすることなく元気に生活すること。
2.現在行っている活動をやりきること。

この2つに限ります。

あと2か月半になってしまいました。
がんばります!
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