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2010年01月10日

キリスト教の洗礼&ヴードゥー教の日

まずはキリスト教編。
今日の主役はアメン君。
友達(正式には友達の彼女の妹)の子どもです。

アメン.JPG

どうして主役なのかというと、今日はキリスト教の洗礼の日。
子どもたちが洗礼を受けて、正真正銘のキリスト教徒になる日です。
みんなが待っている教会に、神父さんを先頭に入場します。

神父さん.JPG

友達とアメン君。

母と.JPG

友達の兄と。

おじと.JPG

洗礼の内容はというと、まず神父さんに聖水を頭にかけられ、

水をかけられる.JPG

頭に何かを十字につけられ、

頭につける.JPG

そこに十字架の影が入った布をかぶせる。

布をかぶせる.JPG

大体こんな感じでした。
ただ、こんな大事な日なのにアメン君はぐっすりとお休み。

眠るアメン.JPG

こうして正真正銘のキリスト教徒になったのでした。
(ちなみにアメンの名前の由来は、キリスト教で使う「アーメン」という言葉です)

参加した一家と。

一家と.JPG


そしてここからはヴードゥー教編。
今日は土着の宗教ヴードゥー教の祝日の日でもあります。
今年はちょうど日曜日に重なりましたが、平日だとしても仕事などは休みになります。
ポルトノボでもフェット(祭り)をしていたので、違う友達と見に行ってきました。

写真を撮ろうとすると、ベナン人が寄ってきて、「お金を払ったのか?2000フラン(約400円)払え!」と言ってくるのですが、ベナン人の友達と一緒に行っていたために、交渉をしてくれて、全て無料で、テレビ局のカメラマンと同じような位置から撮影することができました。

この人たちはヴードゥーの偉いさん。
真ん中に座っているのはポルトノボのあるウェメ・プラトー県のヴードゥーの長。

偉いさん.JPG

その前にはヴードゥーの祀りものが。

祀りもの.JPG

しばらく待っていると、偉いさんたちがあいさつをし、セレモニーが始まりました。

まず、盛ってある土に、水やジュースやビールなどを与え、

飲み物を土に.BMP

コラの実を使って占いをします。
その結果の出た様子を見て、周りの群衆からは歓声が。

コラの実での占い.BMP

その後隣につながれていたムトン(羊)にヴードゥーでよく使われる黄色い粉を食べさせ、

食べさせる.BMP

すぐに絞めて、血をさっきの盛った土にかけ、さらに入れ物に血をためます。

血をためる.BMP

すぐに2頭目のムトンも絞められ、ヴードゥーの祀りものに血を直接かけます。

直接かける.BMP

さらにボトルの様なものにも血をかけ、

ボトルにかける.BMP

そのボトルには酒を入れ、

酒を入れる.BMP

偉いさんたちが飲んでいました。

入れ物にためた血も、手で丁寧に祀りものにかけます。

血をかける.BMP

そういったセレモニー終了後は、各ヴードゥーの団体がダンス。
何やら重いものを背負って踊る!

踊る.JPG

子どもも踊る!

子どもも踊る.JPG

女性の偉いさんも踊る!

女性の偉いさん.JPG

老若男女踊る!

老若男女.JPG

今回は各団体の踊りということで、ザンベトやエググンといったヴードゥーの有名なもの(死者の魂が中に入っているとされている)はありませんでした。

終了後帰って友達と話をしていたら、いろんな話を聞くことができました。

友達「日本にもこういうセレモニーがあるか?」
自分「いや、ヴードゥーはないけど、祭りはあるよ。日本では古くから色々なものを神としてとらえているんだ。」
友達「それはヴートゥーでも同じだ。土の神、鉄の神、水の神、雷の神とかね。そしてヴードゥーでしっかり守ってもらわないと、死んでしまうんだ!俺の腹を見てくれ!この傷は雷の神から守るやつ、これは○○の神から守るやつ、・・・。傷をつけて、粉をすりこむんだ。」
自分「それをやってなかったら本当に死ぬの?俺はやってないよ。」
友達「お前は大丈夫だ。ターゲットになるのはまずは同じ地域集団内でやっていない人だから。」
自分「ふーん、それはグリグリ(黒魔術)ってこと?」
友達「そうだ!グリグリをする秘密結社は本当に恐ろしいんだ。殺されてしまう。」
自分「今もそんなことあるの?」
友達「ある。でもキリスト教が入ってきて減ったかな。昔は子どもは秘密結社が怖くて、夜7時以降外に出ることなんてできなかった。今でも時々夜中の3時頃に出るらしいけど、家よりも大きな大男が現れて殺されることもあるんだ!」
自分「じゃあ、ヴードゥーとキリストどっちがいいの?」
友達「それはヴードゥーだ!だって夜の危険から守ってくれるから。でも秘密結社は悪いことをするだけじゃない。例えばずっと妊娠できなかった人が、ムトンなどを持ってお願いしに行って、グリグリをしてもらうと、妊娠するんだ。」
自分(じゃあ今日のムトンの生け贄もそういった意味合いがあったのかな!?)
友達「黒魔術は本当に恐ろしいぞ !本で読んだんだけど、紅海で飛行機が落ちたり、船が沈んだりするのは、黒魔術が原因らしい・・・。」
自分「えっー!(と驚いているふり)」
友達「黒魔術は本当に恐ろしい 。ベナンは世界で2番目に黒魔術がすごい国だ!」
自分「えっ、2番目?1番はどこ?」
友達「インドだ!あそこの国の黒魔術は恐ろしい!」
(本当か?誰か知っている人いたら教えてください。)

とこんな感じで真剣な会話が進んでいったわけです。
ベナンでは「自分はヴードゥー教徒です。」という人とはほとんど出会わないのですが、ほとんどみんながヴードゥー関係のグリグリ(黒魔術)は信じています。


とこんな感じで、今日はこんな宗教色の強い1日でした。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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