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2008年10月23日

ぜいたくな時間

自分が住んでいるポルトノボ。
首都とはいえ、「停電」、「断水」が頻繁にあります。

今回の停電では思わぬお客様が部屋に迷い込んでいました。

「ホタル」です。

停電にならなかったら気が付かなかっただろう。

暗い部屋でひとり、
ホタルのあかりを見ながら、
揺れるろうそくの炎を見ながら、
揺れる大きな影を見ながら、
時計が1秒ずつ時を刻む音を聞きながら、
断水にまでなったら大変と水を溜める音を聞きながら、
何かを考えるわけでなく、
ただぼーっと酒を飲む。

何があるわけじゃないけど、とてもぜいたくな時間です。
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2008年10月19日

ビーン

ベナンに来るまではアフリカ人の顔の区別なんて全くつかなかったが、住んでいるとやっぱり全然違うということが分かってきた。
同じアフリカ人でも国によって顔も性格も違う。
まあ同じベナンでも民族が違うと全然違うが。

アフリカ人にとっても同じことなのだろう。
自分の顔を見てよく言われるのは、
ヨボ(白人)
シノア(中国人)

日本人でもたまに混乱しちゃう日本人と中国人の違い。
世界の約5分の1が中国人。
アフリカの人に区別できるわけないか・・・。

他には、
コリアン(韓国人)

そして、
フランセ(フランス人)。
全然違うだろ!って思うけど、なぜかちょっとうれしい。


今日民族博物館を見学した後、DVDを買ってうろうろしていた。
DVDは「Mr.BEAN」
もちろんフランス語吹き替え版。

そうしたら面白いことが起こった。

みんな自分が持っているDVDに興味を示す。
そして言う言葉。

「これお前か?」
「これお前だろ。いくらで売っているんだ?」

10人くらいに言われたかな・・・。






おまけ


16日から19日まで「fête de la bière(ビール祭り)」が行われた。
数千人規模のビール祭り。
ビール小瓶1本250フラン(約62円)。
テーブルの上にはすさまじいビール瓶の数。
みんなやたらと飲む。
10本くらい飲んでるのかな。
そして音楽がかかると誰かしらが立ち上がって踊り出す。
ヨボ(白人)の自分が乗せられて踊るとみんな大喜びしてくれる。

日本にもあれば楽しいだろうな。

ビール祭り.JPG
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2008年10月13日

つくりの違い

日本人とベナン人の身体のつくりの違い。

まず、肌の色。
これは明らか。
かなり日焼けしたなと思っていても、一緒に写真に写ると明らかに違う。

そして眼の大きさ。
こっちの人は多くがパッチリ二重。
そして、まつ毛が最初からカールしていて、余計に大きく見える。

そして髪質。
全員が縮れ毛。
ここなら髪質で悩むこともないだろうと思える。
だから女性はほぼ全員「つけ毛」か「かつら」・・・。

そしてスタイル。
若い男性はほぼ全員身体が締まっている。(たまにおデブちゃんもいるが・・・)
でもおっちゃんになると横に大きくなってくる・・・。
若い女性はスタイルがいい人が多い。
でもおばちゃんになってくると、横にかなり大きくなる。
おしりの大きさなんてやばい・・・。

そして頭の大きさ。
こっちの人は頭が小さくて、スタイルがとてもよく見える。
みんな8頭身、9頭身あるんじゃないかと思うくらい。


今日「ゴビ」というベナンの民族衣装の帽子を買った。
民族衣装の「ボンバ」はもう4〜5着ある。
まだ3か月ちょっとなのにペースが早すぎるような気もするが・・・。

ボンバはほぼすべてオーダーメイドなのでゴビもオーダーメイドで作ろうと思っていた。
だって明らかに頭の大きさが違うから。

案の定、店に行ってゴビをかぶってみたら入らない。
自分「頭が大きいから入らないや。」
店員、友達「大丈夫だ。ちょっと待て。」
(グイグイ。グイグイ。頭にはめ込んでいく。)
店員、友達「よしこれで大丈夫だ!」
自分「でも小さすぎない?」
店員、友達「いや、大きすぎたらバイクに乗っている時に飛んだりするからこれでいいんだ。丁度いいよ!」

そんな言葉に押され、2000フラン(約500円)で購入。

でも家に帰ってかぶってみると、1分くらいでおでこの皮膚が痛くなってくる・・・。
やっぱり頭のサイズが違い過ぎる。
今度はちゃんとオーダーメイドで作ろう・・・。

ゴビ.JPG
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2008年10月05日

植物園

今日はポルトノボ市内にある植物園に行ってきました。
いつも職場やマルシェ(市場)に行く時に通りかかる植物園。
サルやリスがいるということは見て知っていたのですが、中にどんな植物があるのかは全く知りませんでした。

さる.JPG

他の隊員が園長さんの息子と知り合いということで、結局タダで入場、ガイドをしてもらいました。
見て回るだけでなく、その実が薬やグリグリ(ブードゥー教のおまじない)などに使われるという用途まで説明してくれたので、とても興味深く見学することができました。

くちべに.JPG

写真はコルディリンという木の実。外見はアジアによくあるランブータン(ライチのような味でとてもおいしい)にそっくりですが、中身は全く違っていて、潰すと絵の具のような朱色の液が出てきて、口紅として使うらしいです。


西アフリカのすべての植物があるという風に聞いていたのですが、まあすべてではないにしろいろいろな木が見られて楽しかったです。
もちろんコーヒーの木、カカオの木などもありましたよ!
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2008年10月01日

ラマダン明けの祝日

昨日職場を出る時いつものように「また明日!」と出ていこうとすると、「また明後日よ!」と言われた。
どうやら祝日らしい。
何の祝日かというと、「ラマダン明けの祝日」。
イスラム教徒の人たちは9月1日から断食をしていた。
日の出から日の入りまで何も食べないし、何も飲まなかった。(中には不真面目なイスラム教徒もいますが・・・。)
それが明けたことを祝う祝日らしい。
この国ではイスラム教徒はせいぜい20%くらい。
それでも国全体の祝日になるんです。
ちなみにクリスマスも祝日。
ブードゥー教の祝日もあります。
ベナンではいろいろな宗教の祝日があって、対立もなくそれぞれの宗教がうまく共存しています。
日本的と言えば日本的なのかも。(日本は宗教の祝日はありませんが)


そして今日イスラム教徒の友達に連れられ、いろいろなところを回ってきました。
友達の家。
母親、父親の家。
生徒の家。(友達は小学校の先生です)
婚約者の家。

行くところ行くところで、食事とビールが出され、お腹が破裂しそう・・・。
ぐるじい・・・。

でも祝日に家族や仲間と昼間からのんびり過ごすなんて、ある意味とてもぜいたくな時間の使い方だなと思った。

日本でもたまにはこういう時間を過ごしたいなー。
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2008年09月30日

ブイーユ娘

毎朝職場で朝食をとっている。
食べるものは決まって「ブイーユ」と「ヨボドコ」。
ブイーユはトウモロコシが原料で、見た目は「おかゆ」。
ほんのりと甘くておいしい。
ヨボドコは小麦粉をねって揚げたようなもの。
「ガトー(菓子、ケーキ)」と呼ばれているくらいのなので、これもほんのりと甘くておいしい。

いつもこれらをおばちゃんが売りに来るのだが、小学生くらいの娘も毎日手伝いをしている。


昨日、食べ終わった食器を片づけた娘が、お母さんの目を盗んで寄ってきた。
娘「明日、誕生日だからお金ちょうだい!」
自分「おめでとう。でもお金ちょうだいはダメでしょ?」
娘「ダメじゃない!」
自分「それは良くないことだよ!」
娘「良い!」

こんな会話を繰り返した後、何だかバツの悪そうな顔をして去って行った。

何だかその会話が気になっていたので、あめ菓子を買っておいた。

これをあげたらどんな反応をするんだろう?
こんなものでも喜ぶのかな?(食べたことないので味も分からないし、安物(50F(約12円)))
昨日、金くれって言ってたから、もしかしたら喜ばないんじゃないか?
もしかしたら今日誕生日じゃないんじゃないか?(自分のフランス語力が原因で理解できなかった!?)

変な不安を抱え、今日ブイーユを売りに来た時に渡してみた。

自分「Bon anniversaire!(誕生日おめでとう!)」
娘「Merci!(ありがとう!)」

本当にうれしそうで、こぼれんばかりの満面の笑みを浮かべ、お母さんにもすぐに報告しに行った。

ものをもらえたことがうれしかったのか、祝ってもらえたことがうれしかったのかは分からない。

でも最高の笑顔を見ることができて、なんだか自分も気分が晴れやかだ。

ブイーユ娘.JPG






といい話で終わるつもりだったが、昼前にまた娘が来た。
娘「Donnez moi 50 F!(50フランちょうだい!)」
自分「どうして?プレゼントあげたでしょう?」
娘「ご飯を買うから。」
自分「お金はあげられないよ。」
娘「・・・。」

この人はものをくれる人だと思われたのだろうか?
もしそうならば、今回の「あめ菓子作戦」は失敗だ。
難しいなー。
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2008年09月29日

来る人、帰る人

先日、20年度2次隊の12名が新たにベナンにやってきた。
もう来たのか!?
それくらいベナンに来てからの3か月は早く、そして自分の成長が実感できないでいる。
確かに生活には慣れたけど、フランス語の力はほとんど上がっていないような気がする・・・。

他の国に派遣されている隊員の様子を聞くと、すでに学校に入って授業を受け持ったりしている。
今の自分に果たしてそれができるだろうか?
そして今それに代わる何かをすることができているだろうか?


そして今日、任期を終えた先輩隊員達がベナンを発った。
みんなどういう心境なんだろう?


3か月ごとに出会いと別れが繰り返される特殊な環境。

完全に「ところてん」状態。

でも全く違う世界で生きてきた人たちと接することで、とても刺激を受けるし、勉強にもなる。

このいろいろな人たちのと出会いは、自分にとって大きな財産になるだろう。

でもそれだけでは帰りたくない。

それ以外にもたくさん財産を作って帰りたい。

それもすべて自分次第。

楽しみながら、少しずつ積み重ねよう。
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2008年09月17日

時間にルーズなベナン人

ベナン人は時間にルーズだ。
待ち合わせをしていても、その時間にはたいてい来ない。
仕事は8時からだけど、8時に行ってもほとんど誰もいない。
ベナン人がルーズなのか、日本人がしっかりしているのか分からないが、これがここでは普通。
他の国の話を聞いていても、時間にルーズだというので、日本人が特別なのかも・・・。

こちらに来た当初、ベナン人に日本人の勤勉さを見せようと、絶対に時間に遅れず来ようと思った。
でも現実として最近職場にたどり着く時間が遅れている・・・。
別に寝坊をしているわけではない。
普通に歩いたら20分かかる道のりを、倍近くの時間をかけて楽しむようになったからだ。

すれ違う人、店を出している人、いろいろな人とあいさつ。
職場までの道のりでいつも待ち構えている子どもたち。
そして現地語であるグン語を教えたがるおばちゃん。

そんなこんなで時間がかかって、最近職場に着くのが8時を過ぎることが多い。
(まあそれでも他の人は来ていないのだが・・・。)
時間がかかるのなら、その分早く家を出ろよ!と思うが、それは日本人的発想なのかもしれない。
そしてそんな空気に軽く流されている・・・。
(これでいいのか?俺!)

でも毎日歩いて、乗り物に乗っていては見られないものを見て、いろいろな人とコミュニケーションをとって・・・。
今の日本人が忘れている豊かさがあるのかもしれない。
そしてそんな毎日がとても心地よく感じている。

シェメンとドナ.JPG

毎朝通り道で待ち構えているガキンチョたち
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2008年09月11日

全国大会

今日から家の隣の高校で、工業高校の全国大会が始まった。
様々なスポーツが行われるのだが、観に行ったのはサッカー。

まず驚いたのはグラウンド。
雑草ボウボウ、土の部分は砂場状態。
ボールが普通に転がっていかない。
ビーチサッカーか!?

そして技術の低さ。
ボールの扱いが下手なわけではない。
身体能力も日本の同年代に比べてはるかに高い。
でもロングキックやシュートが恐ろしく下手である。
ベナンに来てから小さい子がサッカーをしている姿を毎日見る。
明らかに日本の子どもたちより始めるのが早い。
でも日本の子どもたちの方が上手だろう。
これはたぶんベナンの現状がそうさせていることだと思う。
アフリカ全般でそうだと思うが、まずボールがない。
あっても大人数にベコベコのボールがひとつという状態。
これでは個人的に練習したくてもできない。
小さな広場でブロックをおいてゴールを作る。
ロングキックを蹴る機会はない。
大きなゴールへシュートする機会もない。
こういう状況がおそらく中学、高校くらいまで続くのであろう。
アフリカのチーム全体が伸びてこない原因はここにあるのかもしれない。
アフリカで強いガーナやナイジェリア、コートジボワールなどは、アフリカの中では先進国。
そういった環境が他の国に比べたら整っているのだろう。


まあ今回は全国大会と言っても、工業高校は全国に4つしかないらしいので、予選はない。
レベルが高いわけないか・・・。

でもそんな中で驚いたのが、主審が女性であったということ。
日本でも女性審判が出てきているが、ベナンで見られるとは思わなかった。

ベナンでは女性が上の方の役職に就いているということもよくある。
途上国ではあるが、そういった意味では先進的な、柔軟性のある国なのかもしれない。

リセテクニック.JPG
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2008年09月07日

ワールドカップへの道

ワールドカップ予選をスタジアムに観に行った。
「ベナンVSアンゴラ」
実は今日の試合はとても重要。
アンゴラとのアウェー戦はベナンの負け。
現在同点で首位にいるが、今日の試合に負けてしまうと首位転落し、残り1試合がルワンダとのアウェー戦。
2次予選進出が厳しくなる。
でももし今日の試合に勝つことができれば、2次予選進出が決定する。

スタジアムに着くとものすごい人、そしてものすごい数のバイク。
入るのに並んでいると警察や憲兵隊が、「携帯に注意して!」と至る所で声をかけている。
携帯の盗難が頻発しているらしい。

ベナン人の友達と一緒に行ったのだが、自分たちのチケットは1000フラン(約250円)の席。
入口が指定されていたのでその入口に行った。
そしたら何と扉が閉まっている!
友達「何で閉まってるんだ?」
警察「観客がもういっぱいなんだ。」
友達「何でだ!このチケットはここの席のやつだろ?」
警察「でももういっぱいなんだ。あっちの扉にまわってくれ!」

納得がいかなかったが違う扉へ。
そうしたら何とそこでも同じ状態!
友達も周りの客も怒りが爆発寸前!
扉の所に3〜4人の警察がいたけど、みんなで力ずくで扉をこじ開け中へ流れ込んだ。
(自分ひとりだったら入れなかったかも・・・)
でもそこは500フラン(約125円)の席。
チケットを買っていてもそこに入れないっていうのはどういうことだ!?
そしてそこでも場所はなかったけど、何とか最前列に場所を見つけて座ることができた。

スタジアムの様子はというと、席という席はなく、コンクリートの階段にみんなが座っている感じ。
そして客席からグラウンドに入れないようにフェンスと有刺鉄線が張ってある。
大切な試合ということもありスタジアムは満員状態。
すさまじい熱気が伝わってきた。

試合が始まると何とベナンがすぐに先制。
会場は大盛り上がりだったが、すぐに1点を返される。
内容はベナン劣勢。
これはあぶないかなと思っていたところで、何とか前半終了。

そうしたらハーフタイム中、ゴール裏になにやら怪しい動きをしている人たちが・・・。

グリグリ.JPG

そう「グリグリ」です。

「グリグリ」とは・・・
ヴードゥー教の儀式のひとつで呪いの一種。
日本でいう呪いのわら人形のようなこともするらしい。
ベナン人は真剣にこれを信じている人が多いらしく、グリグリをかなり恐れているらしい。
かわいい名前とは裏腹に、とっても恐ろしいものなんです。

そういえば前半から、
「裸で数珠のようなものを持ってうろうろしている人」
「白い粉だらけになっている人」
「猿やゴリラのぬいぐるみを持って、天にかざしながら応援をしている人」
いろいろな怪しい人がいた・・・。

でもその効果!?があってか、後半は敵のシュートが2本ポスト、そして点が入ってもオフサイドというラッキーさ。
周りの客に「これはグリグリの効果か?」と聞いてみると、みんな大喜びで「そうだ!」と答えてくれました!

それにしてもホームアドバンテージというものはすごい!
後半アンゴラがゴール裏でアップをしていただけで、すごいブーイング。
袋の水や缶ビールなどいろいろなものが飛んで、警備員がアンゴラ選手を他の場所に追いやった。

相手.JPG

それに対してベナン選手。
アンゴラのユニフォームと同じ色を着て、悠々とゴール裏でアップ。

味方.JPG

大切な国際試合なのにこれでいいのか!?と思ってしまいました。

グリグリの効果があってか、結果は3対2でベナンの勝利!
何とか2次予選進出です。
目指せ、ワールドカップ初出場!

観客.JPG
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2008年08月31日

仕事を選べる幸せ

ポルトノボに来てからも、サッカーを始めました。
先週は友達に誘われ、今日は隣の小学校で。

それにしても子どもたちのボールに対する執着心がすごい。
サッカーが大好きだけど、ボールがなくてできなかった子どもたち。
自分が持ってきたボールを見ると、目の色が変わりました。

面白いもので、小学生から大学を卒業した人まで一緒にサッカーをするんです。
そして一番小さい子が混ぜてもらえず、いじけて喧嘩が始まります。
大きな石を持って投げ合います・・・。
初めて見たのでとてもびっくりしましたが、こっちでは日常茶飯事のようです。
でもこのように兄弟や地域の子どもたちの中に社会が成り立っていて、それを通して学んでいくのだなということがよく分かります。

そしてサッカーをしている時に、大学を卒業した人と話をしていたときのこと。

自分「今何年生なの?」
相手「もう卒業したよ。」
自分「仕事は?」
相手「まだ決まってないんだ。」
自分「どんな仕事がやりたいの?」
相手「誰が仕事をくれるっていうの?仕事がないよ。」

大学を卒業しても仕事に就くことができないという現実。
日本の就職難とはわけが違う。
自分で仕事を選べる自由があるということは、当たり前のようでとても幸せなことなのかもしれません。

そして就職をしても給料が少なかったり、支払われないということがよくあります。

友達になった小学校の先生の給料は1か月約3万フラン(約7500円)。
家賃と電気代や水道代で半分がなくなるらしいです。
「教えることは好きだけど、これから結婚することを考えると生活していけないから、もっと給料の良い仕事を探しているんだ。」と言います。
健康センターはもう1か月以上ストライキをしています。
自分が勤める教育省でも、昨年は給料の未払いでストライキがあったそうです。

日本で当たり前のことが、当たり前でない現実。
でもこれが世界中にたくさんある途上国と言われている国の現状です。
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2008年08月26日

先入観

今日初めてベナン人のお宅へお邪魔した。
ポルトノボに来て初めてできた友達。
小学校の先生。
サッカーが好きで、週末には一緒にサッカーもした。

行ってみると思ったより良い家。
ソファーもテレビもある。
そしてビサップ(飲み物)を買ってきてくれ(冷蔵庫はない)、もてなしてくれた。

その後、2人が出会った場所、野外食堂「sportif」へ。
その途中でたくさんの羊肉やフランスパンを買ってくれた。
そして飲んでいる時も何と自分が払うという。

聞いていた話だとベナン人の多くは「金をくれ!何かくれ!」のはずなのだが・・・。
でも彼によれば、「お金があるときは自分が払う。でもお金がない時は払ってね。」だそうだ。
そして「お金がない時にはこっちからは電話しないよ。」とのこと。

普段の会話の中でよく「お金がない」と言っているのに、どうしてこんなことができるのだろうか?
イスラム教徒だからだろうか?(自分のこれまでの経験上、イスラム教徒の人はみんな親切である。)
トーゴ育ちだからだろうか?(彼はトーゴ人とベナン人のハーフである。)

いづれにしても、お金がなくても「もてなしの心」を持っている人はたくさんいる。
道端を歩いていて、見知らぬ人がビールをおごってくれたりしたこともある。
その時みんなが決まって言うのは「ここは自分たちの国だ。だからこれは歓迎のしるしだ。」という言葉。
おごるということは、日本では簡単でも、収入の低い国では大変なこと。

ベナンという国は派遣開始から3年が経ち、先輩隊員も増えてきた。
そしてたくさんの情報を教えてもらうことができ、とても助かっている。
でも逆にいろいろな話を聞き過ぎると、どうしても先入観が生まれてしまう。
ベナン人は「金をくれ!何かくれ!」が多いというのもそのひとつ。
確かに多いのだけど、そうでない人もたくさんいる。

これから少しずつ自分の中での「ベナン人像」をつくっていきたいと思う。
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2008年08月21日

バカロレア

今日はバカロレアの合格発表。
バカロレアとは大学入学資格試験。
厳密に言うと違いますが、日本でいう大学入試センター試験のようなものです。

今日掲示板で合格発表があったのですが、実は昨日口頭での発表がありました。
我が家の裏の高校も会場になり発表をしていたのですが、大音量でマイクを使って番号を読み上げ、祭りか!?と思うくらい。
停電によりマイクが使えなくなり、会場が真っ暗になった時なんてすごいものです。
しかもそれが、夜中の12時をまわっても続くのです・・・
日本の感覚では考えられません。

そして今日は同じ会場で掲示での発表。
会場に向かう人はちょっと緊張気味な顔つき。
そして掲示板を見た後は、笑顔と残念そうな顔。
自分の大学入試の時に掲示板を見に行った時のことを思い出しました。

バカロレア.JPG
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2008年08月17日

Zangbéto(ザンベト)

今日ポルトノボ市内を歩いている時、変な集団に遭遇しました。
何やら、わらのようなものをかぶった人たちが激しく踊り、周りの人たちが金属音を鳴らしているのです。

当然初めて見たのでカメラを出して写真をパシリ。

ザンベト.JPG

するとすごい勢いで子どもと大人、そしてわら人間たちが走り寄ってきたのです!
(手前の子どもたちと奥の大人の仕草と表情に注目!)

相手「○×▽□・・・・・!」
自分「???」
相手「l’argent! l’argent!(金だせ!金だせ!)」
自分「・・・・・・」
相手「Tu comprends le français?(お前フランス語分かるか?)」
自分「Je ne comprends pas! Je ne comprends pas!(分かりません!分かりません!)」


なんだか怖くなって、変な会話をしてしまいました。

何とかその場はそれで済んだから良かったものの、このわら人間は「Zangbéto(ザンベト)」といって、ヴードゥー教のものらしいです。
先輩隊員に聞いた話だと、「死者の魂がわらのなかに入っていて、人間が入っているわけではない。」と現地の人は言うらしい。

ヴードゥー教では写真はNG。
下手をしたらカメラをとられて壊されたりもするらしい。
助かったー。

そしてどうやらこのザンベト、夜の治安を守る番人として夜中に町の中をうろうろしているらしい・・・
現地人でもザンベトの存在を恐れていて、IDカード等を持っていないときは、早く家に帰ったりするらしいです。
想像するだけでも恐ろしや・・・


でも子どもたちにも浸透しているのでしょうか、町の中にはザンベトの真似をしている子どもたちも。

ザンベトごっこ.JPG

子どもたちがやる分にはかわいいのですが、本物はちょっと怖いです。
宗教には注意が必要です。
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2008年08月15日

祝日

今日は日本の終戦記念日ですが、ベナンではキリスト教関係の祝日。
ということで今日はポルトノボに移動してから初めての休日でした。

町を歩くと、同じ生地で作ったボンバ(ベナンの伝統的衣装)を着ている人たちがたくさん。

初フェット.JPG

会場に入っていくとお酒を飲んだり食事をしたりしながら、食器を鳴らしながら踊っていました。
しばらく見ているとベナン人に、「どうぞ座ってください。」と言われ、食事やビールをごちそうに。

どうやら同じ生地で作ったボンバを着ている人たちは、家族というか仲間同士で、このような祭りの時に食事などを振る舞うことが日常になっているようです。
先輩隊員に聞くと、この同じ生地のボンバは葬式の時にみんなで合わせて作るらしい・・・
日本の葬式では考えられません。

これからベナンの生活の中で、たくさんの驚きが見つけられそうです。
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2008年08月11日

任地へ

今日訓練所から一緒だった16人がそれぞれの任地へ旅立ちました。
配属の際、同じ車に乗っていた同期隊員の任地にも運よく寄ることができました。
任地に配属されてから3か月は、生活場所になじむために任地外移動禁止になっているので、これはとてもラッキー。
ダンボ市というところへ行くことができました。

ダンボ.JPG

写真は同期隊員の職場の前の道。
何もありません。
ただ自分もこういう場所での生活に憧れていたので、とてもうらやましく思いました。
というのも自分の職種は教育系。
教育系の隊員は今のところ全員首都で活動しているのです。

自分の任地はベナンの首都・ポルトノボ。
コトヌーから東に車で30分ほど行ったところにあります。
首都といってもこれまで生活していたコトヌーに比べて、だいぶ落ち着いていて交通量も少なく、かといって物は大体のものが手に入るとても生活しやすい町です。
住居は教育省に配属されている協力隊員が住んでいるところ。

家.JPG

学校のとなりにある教員宿舎のようなところですが、外観だけでなく中もとてもきれいです。

家の中.JPG

この部屋の奥に寝室、仕事部屋があり、アフリカにいるとは思えないような家です。
村に配属になっている隊員たちからすると考えられないほど豪華。
しかも教育省がベット、机を用意していてくれ、またポルトノボの前任者も生活していたため、必要最低限のものは既にそろっています。

これから1年8か月、ここで生活をします。
町の様子などはまた後日報告したいと思います。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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