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2010年03月09日

職場での最終報告会

今日は職場で最終報告会。
職場の人や活動を共にした人たちの前で、最後のプレゼンテーションを行った。

最後のプレゼン.JPG

聞きに来てくれた人達

聞きに来てくれた人達.JPG

プレゼンの最後は活動としてはうまくいかなかった、ベナンの学校のゴミ問題について話をした。
フランス語ということもあり、伝えたいことがうまく伝わったかどうか分からないが、自分としてはまあまあのできだったと思う。
そして参加してくれた人達がコメントをくれる。
多くの人が言ってくれてうれしかったのが、「コミュニケーションの取り方がとても良かった。」ということ。
活動をするにはコミュニケーションが一番大切だと思っていたし、ベナンの人たちに自分が受け入れられていたことを再確認できてなんだかうれしかった。

そして最後にある人が一言。
「タクヤが科学クラブを作ったり、ゴミ拾い活動をしようとしてくれたことを忘れないために、リセ・ベアンゼン(活動をしていた1つの中等学校)に木を植えよう!」


マジで!?

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2010年03月05日

指導書公式発表会

今日はモデル授業の開催とあわせて、作成した実験指導書の公式発表会。
教育省関係者やテレビ等を呼んで行うことができた。

偉い人たちのあいさつの後、指導書についてのプレゼン。
共著者のムッシュAと共に行った。

プレゼン.JPG

参加教員は200人以上。
大きな教室のはずが、座りきれないほどたくさん参加してくれた。

参加者たち.JPG

プレゼンは大盛況。
自分で言うのもなんだが、かなり盛り上がった!
先生たちの反応が一番良かったのは、
「ベナンには実験室がどの学校にありわけでもない。器具も少ない。壊れていることも多い。あったとしても先生たちが使い方を知らない。だから実験があまりできない。」と言った時。
外国人である自分がベナンの現状を語っているのがうれしかったのだろう。
でも自分たちが言いたいのは、そんな状況でもできることがたくさんあって、そのために今回指導書を作成したんだよということ。
いくつかの実験の紹介をしていたら、興味深く聞いてくれた。

そしてプレゼンの最後にデモンストレーションとして、ゴミ袋を利用した熱気球を上げた。
エタノールをコットンにかける時にゴミ袋にもかかってしまい、まさかのゴミ袋炎上か!?とビビったが、大成功!

上がる気球.JPG

みんな大喜びで、上がる気球、下りてくる気球を見つめて、大きな拍手で締めくくってくれた!

その後、お決まりの指導書贈呈式をして、ベナン側のあいさつ。
「日本がもっと援助をして、この指導書をベナンの全校に配ってもらいたい。」
と語っていた。
正直、来てくれた調整員は苦笑いだが、自分にとってはそうなってくれると本当にありがたい。(もちろんベナン側にも動いてもらいたいのだが・・・。)

とにかく大成功の指導書公式発表会で、何だかやったことに対してとても充実感を感じた。

共著者のムッシュAと指導書を持って。

アチャさんと.JPG

そして、帰る時に知らない先生に呼び止められた。
「ちょっと聞きたいことがあるから教室に来てほしい!」
行ってみると、先生たちがガスボンベをつけた気球を飛ばす構想をしていた。

気球構想.JPG

先生「これで飛ぶと思う?」
自分「ボンベが重たいから分からないけど、上の部分しだいでは可能かもしれないですね。是非やってみてください!」

ちょっと演示しただけなのに、すぐに自分たちで考える先生たち。
ベナンの先生たちは決して能力が低いわけでなく、日本のように情報がなかっただけ。
今回作成した指導書を元に、自分たちでいろいろなことを考えて、改良していってくれるとうれしい。
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2010年03月02日

完成した指導書?

今日は作成した指導書の完成の日。
印刷業者がしっかりしたテキストとして持ってくる


予定だった・・・。



持ってきたものはお願いしたものと大きくかけ離れていた・・・。
@表紙の国旗
ベナンと日本の協力ということで、両国の国旗をもちろんまったく同じ大きさで掲載していたはずが、出来上がったものはなぜか日本の国旗がベナンの国旗の半分程度の大きさに・・・。
見る人が見たら大問題である!

A写真の色
フルカラー印刷で、写真を大量に掲載しているため、写真の色の出具合は超重要。
そのため、業者を選ぶ前に、何枚か印刷してきてもらって、それをもとに業者を選択したのだが・・・。
出来上がった指導書の写真は黒っぽいし、なぜかぶれている。
それに明らかに事前に持ってきたものと違う!
ありえない!

B内容
なぜか、同じ問いが2つ連続で掲載されていたり、写真の順番が変わっていたりと問題多数。
これはもうすでに指導書ではない!

どうしてこんなことが起こるのかというと、ワードで作成した内容を印刷会社特有の違うソフトに移しているからなのだが、それにしてもしっかり確認しろよ!
それに150部印刷する前に、確認のために1部持ってこい!

自分と共著者のムッシュAは大激怒!
あんなに大変な思いをして作ったのに、その結末がこれかよ!と。

結局印刷会社の人にもその怒りは伝わり、相手も非を認め、150部作り直しを命じた。

しかしここで大問題。
出来上がった指導書の公式発表会が5日に予定されているのに、それには100パーセント間に合わない・・・。

結局翌日にコトヌーの隊員連絡所に行き、10部だけプリンターで印刷して、招待客に配ることになった。

完成したきれいな指導書を直接先生たちに配ることができると思っていたのに!!

ふざけるな!!という怒りでいっぱいなのだが、それを配るよりも、先生たちにとってより良いものを配ったほうがいいので、公式発表会後に後日先生たちには配布することに。

作成後にこんな仕打ちが待ち受けているなんて・・・。

正直やり直し後の指導書も若干嫌な予感がして、見るのが怖い著者2人である。
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2010年02月17日

バリダシオン

今日はバリダシオンという自分たちが作った指導書の評価を教育省の人たちやポルトノボの教育助言者の人たちと行った。

まず準備だけでもバタバタ・・・。
1冊70枚もあるものをカラーで24人分印刷。
コトヌーの隊員連絡所にあるインクジェットカラープリンターで丸1日がかり。

そして当日もバタバタ・・・。
みんな好き勝手なこと言って収拾がつかない・・・。
結局はフランス語のスペルミスや足りないことを補って終了。

見積もりが来たのもこの時だったが、予想外の値段に発行部数を削減。
隊員支援経費(事務所への申請が通れば活動に経費が下りる)を利用しての製本で、1冊10000フラン(約2000円)くらいだろうと思っていたが(フルカラーのため高い)、何と見積もりは18500フラン(約3700円)!
結局調整員も協力して値切って、1冊15000フラン(約3000円)にまで下がったが、350冊程度の予定を150冊まで落とした。

ただバタバタではあったが、これで自分たちが作った指導書が教育省認定になった。

写真は撮り忘れたが、出来上がる指導書の表紙には日本の国旗とベナンの国旗が並びます。

製本完了は3月1日。
そして3月5日には公式発表。

ただ本当に3月1日に製本したものが出来上がるのかが不安である・・・。
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2010年02月10日

最後の科学クラブ

午前中は先日ムッシュAと活動しているときに来たジャッセン中学校の先生が、「ぜひうちの学校に来て身近な材料を使った実験を教えてほしい!」と言うので、行ってきた。

が・・・

約束の9時に行っても誰もいない・・・。

そう、今日もストライキなのである。
授業をしているのは無資格教員だけ。(正規ではないので組合に所属していなくて、給料がほしい。ちなみに1時間1000フラン程度(約200円))

提案してきた先生に電話をしてみると、
「ストライキだから他の同僚たちを集められなかったんだ。もう来ているのか?次はいつ来てくれる?」
自分「できないなら事前に連絡してくれ!前から忙しいって言ってあったはずで、今日は時間を割いてきたんだ。次なんてできるか分からない!大体前から今日やるっていうのは言ってあったし、ストライキは火曜から木曜だけでしょ?連絡できたはずだ!」
そんなことを話して電話を切った。

ここ最近日本での生活以上に忙しい!?生活をしている自分にとって、あり得ないこと。(疲れやすくなっているだけか!?)
何度も断っていたのに、「それでも!」とお願いされたから、しっかり準備して、たくさん道具を持って行ったのに。
同僚が集まらなくても1人で来てほしい。

まあベナンではこれはよくあることなのだが。


そして午後は自分にとって最後の科学クラブの活動。
今日は「百人脅し」という静電気の実験をやってみた。
日本人なら冬の乾燥した時に誰でも静電気なんて感じたことがあるが、ベナンの人にとっては静電気は身近ではない。
だからそれを体感するというのは子どもたちにとってとても意義のあること?だと思っている。

そして最終回にうれしいことが。
ベナン人の先生がもう1人様子を見に来てくれたのだ!
そして今日やる実験を紹介したらとても興味を持って、「中学3年生か高校2年生でできそうだ!」「よし電圧を測ってみよう!」などと言って、準備室から電圧計を持ってきた。

電圧計.JPG

この学校にはこんなに素晴らしい器具があるのです!
まあ、うまく測れはしなかったが、興味を持ってくれることが大切!

そして子どもたちとの時間。
まずはプラスチックコップとアルミ箔を使って作成。

作成中.JPG

そして塩ビ管をティッシュペーパーでこすって静電気をためる。

が・・・

何となかなか静電気がたまらない・・・。

始める前にみんなの前でやって見せたときにはうまくいったのに。

作りなおしてみたり、塩ビ管をエタノールでふいたり、いろいろしてみるが、なかなかできない・・・。

そしていろいろ考えた結果、このしゃべってばかりの生徒たちがいる教室が湿度が高くなっているのでは?と思い、外でやってみたところ成功!

みんなで外に出て実験再開!

こする.JPG

できないこともあったが、何とか全員に静電気を体験させることができた。

そして7,8人がつながってみんなで感電。
自分は今日はそこまで乾燥していないから人数が多いのは無理だと思ったが、ベナン人の先生が「きっとうまくいくよ!やろう!」と言ったので、半信半疑にやってみたところ、大成功!

つながる.JPG

タッチ.JPG

たくさんの「アィ〜!(痛がる時の声)」!

そして最後の集合写真。

最後の集合写真.JPG

今日で自分は最後だが、これからベナン人の先生が継続をしていき、同任地の理数科教師隊員がそれをサポートしていってくれることになっている。
材料費の問題も、今年度からこの学校が出してくれているので、まったく問題にならない。

ベナンに来た時にベナン人が継続していける活動を残したいという目標があり、何とかそれを達成できそうなので、この活動には合格点をあげたい。

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2010年02月04日

ナイス!ストライキ

今日はムッシュAと指導書作りの日。
毎週火曜日と木曜日の午前中は一緒に活動をしているのだが、最近その様子を毎回見にきて、実験の内容を聞いたり、「今度うちの学校に来て教えてくれ!」という先生たちがでてきた。
学校に来てくれと言った先生は、
「帰国前で指導書完成で精一杯だから無理だ。」
と言っているにもかかわらず、
「何とか数時間でいいから時間を割いて来てくれ!」
と言ってくれる。
正直なところめちゃくちゃうれしいのだが、そういううれしいことは、忙しい時に同時にやってくるようだ。
結局来週の水曜日の午前中に学校を訪問することに。
何でもいいから先生たちの勉強の場になるといいな。


そして先日、いつもストライキには泣かされていると書いたが、悪いことばかりではなかった!

実験指導書作成を一緒にしているムッシュA、学校には来ているもののストライキのため授業を行うことができず、普段なら授業をしている時間も一緒に指導書作りの活動をすることができた!
正直期限に間に合わせるのが精一杯だっただけに、めちゃくちゃありがたい!

めちゃくちゃ自分本位な理由だが、ストライキも捨てたものじゃない。(不謹慎か!?)
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2010年02月03日

またか!ストライキ

今日は科学実験クラブの日。

だった・・・。

15:00開始の科学クラブだが、13:00頃電話がかかってきて、
「タクヤ、学校ではストライキが始まって、生徒に連絡することができなかっから、今日の活動はできないぞ!」

えっ?

と思ったが、確かに昨日火曜日から木曜日まで小学校、中学校ともストライキが始まっていた。
原因は教員の給料の値上げや退職教員の年金?アップ。
ベナンでは教職員組合が30程度もあるらしいが、どうやらすべての組合がストライキに入ったらしい。
この国のストライキには本当に泣かされている。
職場の教育省も結局昨年の6月から今もストライキが続いている。
職場が機能するのは月曜日と金曜日だけ。
それでも何とか半年以上乗り切れるところがすごい。

科学クラブについて言えば、正直もっと早く生徒に連絡していてくれれば活動ができたのに!と思ったが、ベナンの現状を考えると仕方がない。

帰国が迫っている今、この科学クラブの活動もあと1、2回しか見ることができなくなってしまった・・・。

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2010年01月29日

初めてのモデル授業

ベナン西部のクッフォ県で始まった教員研修プロジェクト。
今回はモデル授業の第1回ということで、トビクレン中等学校に行ってきた。

トビクレンまでは舗装路から離れて30分ちょっと土道を行かなければいけない。

行き道.JPG

たどり着くまでにいくつかの小学校も通過したが、その中の1校には日本の国旗が。
そう、ベナンでも日本の援助でたくさんの小学校が建設されているのです。

日本の援助.JPG

たどりついて待っていると、知り合いの先生たちが。
今日の研修会の進め方について話をしていたのだが、自分の視線の先は部屋の隅にある埃のかぶった実験器具に・・・。
地方の学校にも数は少ないが実験器具があることがあるのだが、実際には使われずに埃がかぶっているのが現状である。

埃のかぶった実験器具.JPG


そして9:00開始予定の研修会は、9:45くらいに始まった。
遅れはしたが、ベナンにしては上出来。
他の会場では11:00過ぎに始まった学校もあったらしい・・・。

内容はというと、「物理化学」「生物地学」「数学」の各授業50分ずつを見学し、その後検討会をするというもの。

初めての大人数の見学者に緊張気味の先生と生徒たち。
このクラスは人数が少なくて、日本と同じくらいの40人弱だった。

生徒たち.JPG

後ろで授業を見学する先生たち。

先生たち.JPG

3つの授業見学後、昼食をとってから検討会に。

検討会.JPG

そして今日授業をやってくれた先生をみんなでたたえる。
これは万歳をしているわけではなく、この後拍手のようなことをする。

みんなでたたえる.JPG

正直なところ、授業自体はあまりよくなく、1か月前に説明した、「授業に具体物を取り入れましょう。」というのはどの教科も実施していなかった。
残念なことではあるが、これは経験がないのだから仕方のないこと。
(今回の授業は立候補制だったため、おそらく校長の力でこの学校になったのだと思う。)
ただ、授業後の検討会が結構有意義な勉強の場になったのではないかと思う。
ただ、せっかくの授業見学の機会がもったいないので、もっと経験、実力のある先生を運営者側で選んで、良い授業というのを見て学ぶという機会にした方がいいのではないかと思った。

見学することができるのは1か月ちょっと後のあと1回だけ。
そしてその時には現在作成中の実験指導書配布セレモニーもしないといけない。
それが終わったら職場で報告会をして帰国。

早い・・・。
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2010年01月27日

久々の科学クラブ

今日は久々の科学クラブ。
ベナン人の先生と一緒に運営をしているので、今後のために先生が来られない日には思い切ってやらないようにしていたが、できない日が数週間続いてしまい、また自分の帰国も迫ってきてしまったために、今日は先生抜きで行うことに。
ただ伝え方が悪かったためか生徒の集まりが悪く10人程度。
実験室も先生が誰かに開けさせると言っていたのに、結局誰も開けに来ず、実験室の前でやることに。
ただ幸い人数が少なかったので、問題なく行うことができた。

今回は「振り子作り」。
棒に長さの違う糸とおもりをいくつか付けて、小刻みに動かすと、振動数の違いによってひとつだけを動かすことができるというもの。
日本で中学生相手にやったら地味な実験で終わるのかもしれないがここはベナン。
みんな本当に反応がいいんです。

自分「今日はこういうものを作ってみるよ。」
生徒たち「何それ?」
自分「みんなだったらどうやって使う?」
(生徒挙手)
自分「はい、じゃあやってみて!」
(生徒が棒をぐるぐる回して、糸とおもりがぐちゃぐちゃに絡まる・・・。)
自分「ちょっと違うみたいだねー。実はこの3つそれぞれに名前を付けて呼ぶと、それだけが返事をしてくれるんだよ!じゃあ名前をつけてみよう!」
生徒1「じゃあアレステッドと・・・・。」
生徒2「それじゃややこしすぎるからもっと簡単にしろよ!ベン、ブル、バスだ!」
自分「じゃあそれにしよっか。ベン!」
(一番上のおもりだけが動く)
生徒たち「んぁあ〜〜!?」
自分「バス!」
(一番下のおもりだけが動く)
生徒たち「エッテッ!!(ベナンで驚くときの現地語)」
自分「じゃあ実際にこれをみんなで作ってみよう!」

って感じで始めました。
使う材料はお金がかからないように落ちている木の棒とガラス瓶の王冠と糸。
ただ糸を持ってくることができなかった生徒が多く、自分が持ってきた糸を分けることに。
そしてそういう時にはいつもすかさず生徒が助けてくれる。

糸を分ける.JPG

みんな次々に王冠に釘で穴をあけたものに糸を通して、棒につけていく。

糸を切る.JPG

そして出来上がった生徒から実験開始!
生徒たち「ドナ!ドナ!あれっ?タクヤ、ドナが返事をしてくれないよ!」

止まれ!.JPG

本当に呼べば動くと思っているところがかわいらしい!
そして自分たちで実際に動かしてみて、どうやったらどの部分のおもりが動くのかを調べていく。

生徒3「タクヤ!ドナとジョゼフは動いたんだけどセナ(女の子の名前)は反応してくれない。俺は女の子あんまり好きじゃないからなー。」

生徒4「ガスパーは病気だから返事が出来ないんだ。」

病気かな?.JPG


みんな好き勝手に理由をつけて冗談を言いながら楽しく進めることができた。

まとめ.JPG


そしてまとめをして解散する時にある生徒から衝撃のひとこと。

「タクヤ、これでお金かせぐことできるかな?」

・・・
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2010年01月21日

タムタム作り

ベナンでは中1の物理化学のプログラムの中にタムタム(アフリカ太鼓)作りが入っています。
そのため現在作成中の指導所にも作り方を掲載しようということで、実際に生徒にタムタムを作ってもらいました。

@空き缶の底を開ける。

底を開ける.JPG

A怪我をしないように開けたところを石で潰す。

つぶす.JPG

B空き缶にコメの入っていた袋を張る。

袋を張る.JPG

C張った袋をタイヤのチューブのゴムで止める。

ゴムで止める.JPG

D木の棒でゴムと袋を固定する。

木の棒で止める.JPG

E完成!

完成.JPG

ベナンの子どもたちはタムタムを作って、クリスマス前のイベント時などにたたきながら踊ります。
実際に1人の生徒がたたくと、もう1人の生徒が踊ってくれました。

踊りだす.JPG

文化の違い。
日本の生徒だったらできないだろうなー。
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2010年01月14日

懐中電灯作り

実験指導書の仕事が終わった後、ムッシュAの授業を見学に。
今日は懐中電灯づくりをするらしい。
他の先生は面倒くさくてやらないところを、ムッシュAはしっかりやるのです。

ただベナンには物が少ないので身近にあるもので代用しなければなりません。
でも子どもたちは慣れているのかそれがとても上手。

これはホースを懐中電灯の本体として作成中。

ホースを利用.JPG

これは空き缶を丸めて作成中。

空き缶を利用.JPG

評価にも入るせいか、生徒たちも一生懸命。

みんな一生懸命.JPG

ただ始める前にムッシュAが評価基準をしっかり言ったにもかかわらず、できていない生徒が多い・・・。

評価.JPG


これはホースで本体を、そしてスイッチは家にあるものを分解してつけたもの。
ただ反射鏡を付けていなかったので減点・・・。

自信作?1.JPG

これは段ボールで本体を、スイッチはアルミ缶、そして頭の部分はペットボトルの頭を利用。
ナイスアイデアだがこれも反射鏡を付けていなかったので減点・・・。

自信作?2.JPG

みんなアイデアはいいのだが詰めが甘いのがベナンの生徒・・・。
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2010年01月07日

指導書の行方

指導書作成のためにいつものように学校へ行くとある先生が声をかけてきた。

先生「ここで教えているのか?」
自分「いや、ムッシュAと一緒に実験指導書を作成しているんです。」
先生「指導書ってどんなやつ?」
自分「実験器具のない学校でもできるような、身の回りにあるものを利用した実験です。」
先生「そりゃいい!いつやってるんだ?」
自分「火曜日と木曜日です。」
先生「そうかー、ちょっといけないなー。俺はジャッセン中学校でも教えてるからそっちでもやってくれ!すごく興味がある!」

現在身の回りにあるものを利用した実験指導書を作成しているが、いくら実験器具がなくてもできるといっても、結局作ったり、それを授業に取り入れたりするのは先生。
だから指導書ができたからといって、すぐに実験をする先生が増えるかといったらそんなに甘くない。
結局は先生のモチベーション次第で、モチベーションの高い先生たちはすでに何かしらの工夫をしている。(ものすごく少数だが・・・)
でも指導書を作成することによって、モチベーションは高いがやり方が分からない先生、もしくは他の先生でも、「ちょっとやってみようかな。」と思わせることができたら成功である。

しかし残念ながら残りの任期を考えると、指導書を完成させて印刷・製本するのが精一杯で、自分自身で配布・研修をすることができない。
だからその仕事は後から来る隊員に託すとして、何とかして指導書を完成させなければ!
帰国までの予定を立ててみたら、本当に時間がなくて厳しいということが分かった・・・。
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2009年12月28日

実験室の裏事情

ベナンでは実験室や実験器具の不足等が問題としてありますが、自分が活動する首都・ポルトノボの中学校にはほとんどの学校に実験室があり、十分でないにしろ実験器具が配備されています。
そしてムッシュAと実験指導書を作る際にも、いつも実験室の準備室のようなところを利用しています。

しかしながらそこを利用するにはムッシュAの力だけではダメなのです。
実験室がある学校には実験室技師が配属されていて、学校にもよりますが、多くの場合その人しか実験室や準備室のカギを持っていないのです。

自分「何で他の先生たちは実験室のカギを持っていないんですか?」
ムッシュA「他の先生にもカギを渡してしまったら、実験室にあるものを盗んで、売ってしまう人がいるんだ。」

日本の現状から考えると信じられないことだが、ベナンでは確かに何でもマルシェ(市場)で売っているし、そのまま売れないにしても、分解すれば部品を売ることができる。

しかしながらムッシュAがカギを持っていないということは、自分たちが活動をしたくても、実験室技師が学校に来てくれないと活動をすることができない。
実際にいつも実験室技師は遅れてくるし、とくに休暇に入った今、実験室技師はなかなか学校に来たがらない。
今日も9:00から活動をするから準備室を開けてくれとムッシュAが何回もお願いしていたにもかかわらず、「来る」と言いつつも来なくて活動ができなかった・・・。

自分「休暇の間だけでも、あなたがカギを使わせてもらえばいいじゃないですか。」
ムッシュA「俺は嫌だ。」
自分「何でですか?」
ムッシュA「だって俺がカギを借りたら、実験室技師自身が実験室にあるものを盗んで売ってしまう。そして彼は俺が盗んだと言って俺の責任になるだろう。」
自分「そんなことしないでしょ!?」
ムッシュA「でもベナンではよくあることなんだ。だから俺は信用していない。」


所得が低いベナンでは残念ながらこのような現状があるのです・・・。
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2009年12月23日

プロジェクト始動

ついに最近準備していた(自分自身は出席しているだけだが・・・)プロジェクトが始動した。
クッフォ県というベナン西部での試験的プロジェクトである。

9:00集合だったが、どうせみんなまだいないだろうと思って時間ぎりぎりに行ったら、ほぼ全員の先生たちがすでに集まっている!
何かいつもの様子と違う・・・。

ただ実際に教室が開いたのは9:40頃。
教室に入ってみるとそこには200人ほどの先生たち。
そしてみんなの集合がいい理由がすぐに分かった。
今回の研修では食事が出るだけでなく、2000フラン(約400円)が支給されるのだ。
まあこの研修自体がJICAの資金援助によるものなので、元をたどれば日本の税金なのだが、それだけでこの集合の良さはすごい。

ただ少しして開催校の校長先生が、主催者の到着が遅れていることを告げに来た。
日本の資金援助で行っているのに遅れるなんてありえない!と思いつつも待っていたが、いっこうに到着する気配がない。
結局到着したのは13:00過ぎ。
すぐに食事で、研修会が始まったのは14:00だった・・・。

「こんなことなら午前中を俺にくれ!」と叫びたい・・・。
(そうすれば先日できなかった研修の内容を行うことができたのに。)


ただ理由を聞いていると、昨日もクッフォ県で仕事をして、3時間かけてコトヌーへ帰り、資料をとり、ポルトノボへさらに1時間かけて帰り、さらに仕事をし、朝一で出発してきたが、すごい渋滞に巻き込まれて遅れたとのこと。
その頑張りはすごいと思うが、肝心の研修会が半分以上潰れたのでは元も子もない。

そして肝心の研修会はというと、時間がなかったために資料を配布して、読んで、簡単に説明をして終わり。

200人.JPG

プロジェクト資料.JPG

それにしても先生たちは本当に大きな子供である。
資料を全員にその教科(3つの教科の先生がいる)のものを配る時間がなかったために、1つのテーブルに1冊だと言っているにもかかわらず、
「もう1冊くれ!もう1冊くれ!」

教の研修会の内容は教科にかかわらないから、自分の教科が書いていなくてもそれを使ってくれと言っているにもかかわらず、
「SPCT(物理化学)に代えてくれ!」
「俺はSVT(生物地学)だ!」
と言い、席を立って集まってくる始末。

極めつけは、みんなにそれぞれの教科の資料を配った後に、こっそり自分の分を机の下に隠して、ほかの教科の分ももらおうとする先生たち。

このモラルに欠けた先生たちが生徒たちを指導するわけだから恐ろしい。

ただそんな研修会でも終了後に研修を行った先生と所に質問に来て、熱心に話を聞く先生の姿も。

教えを請う.JPG

こういう先生が少しでもいたなら、やった効果があったと言えるのかもしれない。
ただ半日潰れたのが本当に惜しいところである。

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2009年12月22日

グリグリの威力

今日は1学期最後の日。
最後の日は「La journée récréative(レクリエーションの日)」といって、生徒たちが休暇に入る前にみんなで食事をしたり、踊ったりする日。
クラスによってはお金を出しあって、町中の音楽がかかっているところに繰り出すらしい。実際に教室をのぞいてみると、音楽がガンガンかかっていて、生徒たちが踊っている。

終業式の日.JPG

そんな日なので、先生たちは出勤しないのが普通なのだが、ムッシュ Aは自分と仕事をするために来てくれる。

そして仕事を終えて、ムッシュAが唐突にこんなことを言い出した。

「ムッシュタクヤ、来週の月曜日は1日中仕事をする約束だったはずだが、午後仕事ができなくなった。というのも友達で教科指導員をしている先生がグリグリ(ヴードゥー教の黒魔術)をされて、病気になっているんだ。月曜日の午後にガーナからキリスト教の司祭を呼んだから、お祈りをしてもらいに一緒に行くんだ。」

正直ベナンでいくらグリグリが浸透しているとはいえ、ムッシュAのような人まで真剣に信じているとは思わなかった。

彼が言うには、グリグリで人が亡くなったら、その人はムトン(羊)に生まれ変わって、グリグリをした人のところに来るらしい。
そしてそのムトンを秘密結社の長に献上するらしい。

根づいている文化というのは本当にすごい・・・。
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2009年12月11日

多くの目

水曜日に行ったクッフォ県で試験的に行うプロジェクトの資料について、メンバー以外の先生たちに見てもらい、何も知らない先生たちが理解することができるか、誤った表現はないかチェックを行った。

多くの目.JPG

議論は結構白熱し、有意義な話し合いができたのではないかと思う。
ただ、自分自身の活動が進まない・・・。

主催者側.JPG
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2009年12月10日

ふざけんなー!!

来週の火曜日と水曜日に県教育委員会主催の教員研修会が予定されている。
以前に枠をもらって教員研修をして以来、毎回この研修会では枠をもらっているのだが、前回はBEPC(前期中等教育修了試験)の採点があるとかで、教員研修会自体が中止となり、準備していた研修の内容を行うことができなかった。

今回も枠をもらって以下の2時間程度の研修会を行う予定。
@日本の教育現場と授業をする際に注意する点の紹介
教師の1日の生活の流れを追いながら、教師が生徒と共に活動すること(掃除や食事なども)、朝から晩まで長い時間働いていること、そして授業の準備や課題の添削などに時間を費やしていることや、そのやり方などを伝える。

Aケニアで行われているSMASSEという理数科教育プロジェクトで重視されているASEI-PDSIアプローチの説明。
要は授業はActivity(活動)を取り入れ、Student(生徒)主体に、それはExperiment(実験)を伴って、Improvisation(即席)に身近な材料を使って行うこともできる。
そして授業案を作成することによってPlan(計画)し、授業でDo(実践)し、それをSee(振り返り)、授業をImprove(改善)するというもの。
まあ日本なら誰でも行っていることである。

Bケニアのプロジェクトで使われた指導案の配布、説明。
実際に行われた指導案を見て、授業を行う前に考えるべき視点や内容を確認する。

Cその指導案の授業のDVD鑑賞。
見る前に注意する視点を伝えて、注目してもらう。

D身近な材料で行うことができる実験の紹介
今回はプラスチックコップとアルミホイルでコンデンサーの作成。
日本でも有名な「百人脅し」と呼ばれる静電気による感電実験の体験。
その他の静電気を用いたいくつかの実験の紹介。

E毎週行っている科学クラブの紹介、質問
科学クラブの活動を紹介することで、協力者を呼びかけ、共に活動をし、実際に自分の勤務校での実践をうながす。

大体こんな感じのことを行う予定。


だった・・・。


というのは、現場の先生たちにまだ研修会の連絡がいっていない・・・。
研修を行う立場の先生に対してもである。

不安になった自分は今日県の教育委員会へ。

自分「先日15日と16日に研修会を行うと言っていましたが、どうなりましたか?」
担当者「いや、まだ分からないんだ。」
自分「どういうことですか?」
担当者「今グレーブ(ストライキ)中なんだよ。」
自分「でも学校で授業はやっていますよ?」
担当者「実はCP(教育助言者という研修を担当する先生)に対する特別手当が3年前から出ていなくて、ついにCPとしての仕事を放棄してしまったんだ。」
自分「えっ・・・、じゃあ研修会はどうなるんですか?」
担当者「うーん、明日までにこの問題が解決すれば予定通りやるよ。」
自分「でもそんなにすぐ解決しないですよね!?」
担当者「うーん、分からない。ただ解決しなかったら12月の研修会はなしだ。」
(えっ〜!!!!)
自分「じゃあ明日の夕方にまた電話します・・・。」

ということで今回予定していた研修会も、99.9%くらいの確率でつぶれることになった・・・。
前回の研修会に続いて2回連続。
帰国まであと3か月ちょっとしかないのに・・・。
ベナン人の主催する研修会の場を借りるという方法をとった自分が悪いのだろうか・・・!?

心の底から声を大にして叫びたい。

「ふざけんなー!!」
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月09日

プロジェクト構想

月曜日から水曜日まで、今後ベナン西部のクッフォ県で試験的に行うプロジェクトについての会議が行われた。
参加者は教育省のお偉いさんと、ケニアや日本にJICAの研修で行ったことのある先生たち、そしてポルトノボの理数科教師隊員の計15名。

行おうとしているプロジェクトの内容は、
指導案の作成 → 指導案の検討会 → シミュレーション授業(先生たちが生徒役) → 指導案の改善 → モデル授業(実際に生徒たちに対して授業) → 指導案の改善
という一連の流れを、理数科の先生たちに各学校を軸として行っていってもらおうというもの。

指導案なんて普段書かない先生たち相手に、生徒中心の授業、実験など身近な教具を使った授業を求めるため、すんなりうまくいくとは思えないが、現在ベナン人だけで進めていくことができているので、それが本当に素晴らしいと思う。(資金的な協力はJICA)

ただこのメンバーの中に自分が一緒に実験指導書を作成しているムッシュAも含まれているため、また自分の活動は停滞・・・。
ただ指導書完成後、このプロジェクトと共に広げていくことができるといいなとも思う。
プロジェクトの目的にもぴったりだし!


さて、3日間行われた研修会。
1日目は9時集合だったが、時間通りに来たのは4名程度。
2日目は8時集合で、時間通りに来たのは3名。(ベナン人1名)
その時間通りに来た先生に、
「先生は時間をしっかり守りますね!」
と言ってみたところ、
「日本で学んだんだ!」
と誇らしげに答えてくれた。
どうやらこの先生は2回日本に研修で行ったことがあるらしい。
それにしても教科の内容だけでなくて、こういったところを学んでくる先生が多く、そういった意味でも日本の研修というのは途上国の先生に大きな影響を与えているのかもしれない。
他の日本に研修に行った先生は、
「ゴミのポイ捨てはダメだということを学んだ。」
と言っていた。
素晴らしい!
ちなみに結局始まったのは9時過ぎ・・・。

そして2日目の終了時、3日目の時間を決めるときに、時間通りに来た先生が、
「じゃあ明日も8時。今日みたいな感じじゃなくね!」
と遠まわしに時間通りに来るように伝えた。
でも結局同じことの繰り返しのような気がしたので、いやみったらしく、
「えー、本当に8時なんですか?今日だって3人しか時間通りにいなかったじゃないですか!時間通りに来ないんだったら、始められる時間に変更しましょうよ!」
と言ってみた。 
結局8時半になったのだが、楽しみにして会場に早めに行ってみると、何と続々と時間通りに登場。
結局10分遅れ程度で始めることができた!
大幅に遅れてきたのは1〜2名だったと思う。

フランス語の文章の組み立てや修正が中心だったので、ほとんど何もできなくて、ただ居ただけだった感がぬぐえないけど、こういった点だけでもちょっとは意識してもらえて良かったかなと思った。

プロジェクト構想.JPG


posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

グレーブ拡大

6月から続いている職場のグレーブ(ストライキ)が終わるどころか、拡大してしまった・・・。
これまでは月・金のみ出勤だったのが、金のみの出勤になってしまった。
いつになったら終わるのだろう・・・。
家で仕事をするのが苦手な自分としては、結構大きな問題である。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

尊敬すべきムッシュA

以前からお伝えしているように、現在ベナン人教師「ムッシュA」と共に実験指導書作りをしています。
今回行っていたのは直列回路の写真撮影。
しかしだいたい2人で作業をしているので、下のような回路を作る時には人手が必要になります。

3個直列.JPG

というのもソケット等を使えば2人でもできるのですが、ベナンの村落部でもできるように、なるべく身近なものを使ってというのがコンセプトなので、できる限り少ない材料で、人でまかなえるところは、そのようにしています。(まあ豆電球が手に入らないかもしれませんが・・・)

そこで授業のない生徒を実験室に呼んで手伝ってもらうのですが、ここがムッシュAの素晴らしいところ。
他の先生ならば、
「ここを押さえてくれ!」
で終わってしまうところを、ムッシュAは、
「乾電池1個は何Vだったっけ?」
「じゃあ3つつながっているから何V ?」
「直列回路はどうやってつなげば良かったんだっけ?」
とうまく学習の時間に変えてしまいます。

問いかける.JPG

時間はかかりますが、このムッシュAの姿勢は本当に素晴らしいと思います。

posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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