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2009年11月24日

本当に終わるのだろうか!?

これまでいくつかの活動を行ってきたが、現在力を入れて行っているのが、「ベナン人教師と協力しての身近な素材を用いた実験の指導書作成」と「科学クラブの運営」。
その他にDIPという教育省教育視学局というところにいるお偉いさんとの不定期の活動である。

実験指導書の作成、簡単なように思うかもしれないが、案外手間がかかる。
身近な素材といってもあるものが限られている。
しかも意識しているのが極力地方でも手に入る素材。
実験器具のない地方でも使えるようにと思って作っているのに、都市でしか手に入らないものを使っていては意味がないのである。
マルシェ(市場)で探して、試しに買ってみて、実験してみて、考えなおす。
そしてベナン人教師と話し合う。
まあ手間はかかるが楽しくやっている、が・・・。

自分と共に指導書を作っている先生「ムッシュA」、実はDIPのお偉いさんの息もかかっている。
そしてこのDIPのお偉いさんもJICAの支援を受けて何とかプロジェクトを広げようと必死なのである。
そうなった時、当然声がかかるのは同じ市で仕事をしているムッシュA。
頭の良いムッシュAは引き受けたら仕事があふれることが分かっているので本当は引き受けたくなさそうだが、お偉いさんからの指名で断ることができない。

こうなるとしわ寄せがくるのが自分である。
案の定今日、週1回しかとることのできていない、1週間やってきたことの話し合いと、今後の方向性の検討会が、その仕事のためにつぶれた・・・。

まあ実際にはとても良いことなのだが、3月の帰国までに指導書完成、印刷、配布、研修会をやりたいと思っている自分としてはめちゃくちゃ焦る。
このお偉いさんも3月までにJICAにレポートを出さないといけないので焦っている。

若干本当に終わるのか不安になってきた。

指導書写真.JPG
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2009年11月20日

いまだに続くストライキ

6月末から職場で行われているグレーブ(ストライキ)。
これがいまだに続いている・・・。
出勤は月・金のみで、平日は職場は閉まっている。
(月・金も働かないと、もっと給料の低い配属先に変えられてしまう可能性があるらしく、月・金は働いている)
原因はボーナスの未払いで、今後も支給が止まるらしい。(年4回が減る!?)
これを何とか改善してもらおうと長い間グレーブを行っているが、いっこうに動きがなかった。
ところが今日、ついに動きがあった!
何とグレーブをしていたということで、給料の一部をカットされてしまったのだ!
職場の上司の給料は月25万フラン(約5万円)。
これでもベナンの中では超高給取り。(ちなみに警備員は月3万フラン(約6000円))
ここから8万6000フランをカットされてしまったため、子供の養育費が足りないとなげいている・・・。

でも怒るのも無理はない。
というのも14ある省庁のうち、財務省以外はボーナスをカットされたりしているのに、財務省だけはがっぽりもらっているらしいのだ!(本当かどうかは分からない)

これからもグレーブを続けていくと言う上司。
給料までカットされてしまった今、変な暴動が起こらなければいいが・・・と思う今日この頃である。
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2009年11月05日

天秤にかけた結果・・・

先々週から始めた今年度のゴミ拾い活動。
第1回はしっかりと活動できたものの、第2回である先週は生徒指導いわく、「日中にちょっと雨が降った。」ということで中止。
第3回である今回、生徒指導は現れもしなかった。
結局自分1人で始めたのだが、生徒指導がいなければやはり生徒たちもゴミなんて拾おうとしない。
外国人である自分が声をかけて行っているので集まっては来るが、それはただの外国人に対する興味からであって、実際に活動する生徒は本当に少ない。
自分を知らない生徒からの「チンチョン!」という声。
マジでむかつく。
そして残念ながら前回活動した場所にもすでにびっくりするくらいのゴミが落ちている。

活動終了後、活動してくれた生徒たちに聞いてみた。
自分「何でベナン人はゴミをそこら中に捨てるの?」
生徒たち「だってそうなんだもん。」
自分「お父さんやお母さんも捨てるの?」
生徒たち「うん。」
自分「じゃあこうやってゴミを拾っていてもまた捨てる?」
生徒たち「うん、たぶん・・・。」

結局文化の違いなのである。
ベナン人は決して汚いのが好きなわけではなく、むしろきれい好きである。
毎朝家の周りや店の前はほうきで掃くし、その音で目を覚ますことすらあるくらい。
学校でも登校したら当番の生徒が教室のゴミを掃き出してきれいにする。
ただみんながポイ捨てしたゴミがすべて掃除されるのならいいのだが、結局そういうわけにはいかず、掃除されない場所にはどんどんゴミが溜まっていく。
その結果学校の隅(学校によっては一帯)にゴミが散乱し、教育環境が悪くなっていく。
大通りはNGOなどが活動してきれいになっているが、小さな道には驚くほどのゴミが溜まっていく。
ベナン人の多くも、頭の中では分かっている。
ただ行動が伴わない。
そしてその大人たちを見て育った子どもたちは、もちろん大人の真似をする。

確かに昔はそれで良かったのだろう。
食べたものを周りにポイ捨てして、それを家畜が食べ、食べかすは作物の肥料となる。
ただ便利なビニル製品だけが入ってきて、それに関する知識は伴わなかった。
だから昔と同じようにそこら中にポイ捨てをして、現在環境問題となっている。

この活動をするにあたって生徒指導と話をして、自分の帰国後も活動を継続していけるように計画した。
ただはっきり言って今のままでは継続していけるとは思わないし、生徒指導自身も本当にこの活動が必要だと思っているのかどうか分からない。
「分かった。こうしていこう。」という話はしてくれたが、外国人ボランティアの手前とりあえず始めたという印象がぬぐえない。
結局こういった活動は現地の人が本当に危機感を感じて「変えよう!」という意識を持って、さらに他の教師も巻き込んで学校レベルで活動していかないと意味がないのだ。

残った活動期間でそれに対してできる限り一生懸命取り組むこともできるのかもしれない。
ただ「それに対する労力と残された期間、そしてその後に期待できる成果」と、本来自分に求められている「理数科教育向上に関する活動のまとめ」を天秤にかけた結果、このゴミ拾いに関する活動から手を引こうと思った。

「意味のないことはない。」
確かにそう思う。
だからこんな状態でも継続していくことが大切なのかもしれない。
だが結局は環境。
国レベルでポイ捨てをしている国で、それに対してほとんどの人が何も抵抗を感じない国で、日本の感覚とは全く違った国で日本人である自分が片手間で活動しても、残念ながら意味は限りなくゼロに近く感じてしまった。

残念ながらそれが今のところの結論です。
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2009年11月04日

科学クラブ始動!

ついに今日から科学クラブの活動がスタートした。
第1回である今日はクリップモーターを作ってみようという風に話をしていたのだが、前日に材料が準備できないということで、急きょストロー笛に変更。

15:00開始。
今日は中学2年生の番。
その時点では20人くらい。
これくらいで済んでくれれば良かった・・・。
どんどん遅刻の生徒たちが来て、最終的には60人くらいに。
たくさんの生徒たちと一緒に活動できるのはいいのだが、いかんせんこの学校はおそらく日本で言う「教育困難校」の男子校。
昨年自分1人で担当していた時は25人程度であったが、それでも苦労した。
今回はベナン人の先生も一緒とはいえ、正直辛かった・・・。

生徒たち全員に説明。

ストロー笛説明.JPG

まず、話しを静かに聞くことができない。
立ち歩く。
ちょっとしたことで寄ってきて、「相手にして攻撃」。
先生が話をしているときに笛を吹きまくって、吹くなと言っても聞けない。(鳴りものは禁物か!?)
そして文化の違いか、日本の生徒たちのように心がすんなりと通じない。
一生懸命やりたくて他に注意してくれる生徒もいるのだが・・・。

そして先生も。
自分は日本のように、全員静かにさせて話を聞ける状態にしてから話したい。
そうじゃないと後からもう一度同じことを聞かれることになるから。
でもベナン人の先生は全員が聞いていなくても、前の方の生徒たちが聞いていたら、話しをどんどん進めていってしまう。
この先生は体罰をしない。
ただそれに代わる策も残念ながら講じない。
普段高校の高学年の授業ばかりしているからだろうか!?

ただそんな感じではあったが、がやがやしながらも一生懸命作っている生徒たちの姿。

ストロー笛製作.JPG

日本の授業のように落ち着いた雰囲気というのは作ることができないが、生徒たちにとってこれまでにない新たな経験になっているのは間違いないようだ。
ただこの学級崩壊のような雰囲気で進めるのはどうも納得がいかない。
そういった面まで変えることができるといいのだが・・・。
まあ自分が帰国した後にこのベナン人の先生が活動を続けていけるような状況を一緒に作ることができるといいかなと思う。

来週は中学3年生対象に同じことを実施。
今回の経験をふまえて先生と話し合わなければ!

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2009年10月30日

宣伝活動

8:00から科学クラブの宣伝をするために各教室を回ると約束していたにもかかわらず、8:30に到着するパートナーの先生。
本当に大丈夫だろうか?と若干不安になる・・・。

各教室を回って宣伝活動。
先生「SPCT(教科の名前)ってどういう意味だ?」
生徒たち「Sciences Physique, Chimique et Technologie(物理、化学、技術)です。」
先生「でもみんな技術なんてやったことあるか?」
生徒たち「ないです!」
先生「そうだ!みんなは技術なんてやったことないんだ。だから科学クラブを作ってみんなで工作、実験をして、みんなが習ったことを実践しよう!」
生徒たち「いくらかかるんですか?」
先生「無料だ!」
生徒たち「わぁー!!」

大体こんな感じで進んでいく。
そして授業が終了したら実験室の前の名簿に名前を書きに来ることに。

名簿に記入.JPG

終了する時間がまちまちだったので思ったほど混雑せずにすんだが、次から次と名前を書きにくる生徒たち。
結局中2が55人、中3が59人と定員のほぼ倍になってしまった。
でもこの一緒にやっている先生のいいところが、
「みんなやりたいんだ。何とかしてみんなの面倒を見ていこう!2クラスに分けようか?それとも前半、後半に分けてやろうか?それともみんな一気に見れるかな!?」
とみんなの面倒を見ようとするところ。

他の先生たちが小銭を稼ぐために私立で教えたり、家庭教師をしたりする時間に、この先生は完全にボランティアで生徒たちのために働こうとしている。
そしてこの先生がこの学校の教科主任をしているということもありがたい。

正直人数が多くなるとひとりひとりに目がいかなくなるし、ベナンの生徒たちは日本の生徒たちに比べてわんぱくで大変だけど、この生徒たちのために、そしてこの先生のために頑張ってやっていきたいなと思う。

参加者リスト.JPG
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2009年10月29日

本当に動き出した科学クラブ

以前学校の先生に「科学クラブをつくろう!」と言われたと報告したと思う。
これが何と本当に動き出しそうだ。
(日本人の感覚だと当然なのだが、ベナン人だと「言ってみただけ」ということもよくある。)

昨日対象やどのようなことを行うのか、また日時などを決めた。
結局中2、中3を対象として、それぞれ隔週で行うことになった。
対象は各学年30人。
身近に手に入る材料を用いて実験を行う。
行うのは授業のない水曜日の午後。
この時間は私立の学校に教えに行ったり、家庭教師をしたりしている先生が多いので、あまり先生たちの参加は期待できないが、今後研修会の際などに宣伝をしたら、来る先生も増えるかもしれない。

さてやはりここで問題になるのがお金。
身近な材料を用いるといっても人数が多いとお金がかかる。
昨年度は(日本人にとっては)大した額にならないということで結局自分が負担して行っていたが、今後自分が帰国した後も続けてもらうためには違う方法でやっていかなければいけない。

そこで一緒にやる先生と校長先生の所に説明へ。
すると校長先生は喜んでOKしてくれて、実験にかかる経費も学校が負担してくれるという。
これは本当にうれしかった!
どうやら校長先生はもっとこういった活動をしてほしいと願っているらしいが、やる先生がいなかっただけらしい。

これで準備は整った!
明日は中2と中3の教室を回って宣伝活動。
各学年30人だがそれを超えたらどうしよう・・・。
無料で何かやってもらえると聞いたら必ずと言っていいほど食いついてくる生徒たち。
心配だ・・・。

まあ一緒に回るベナン人の先生の裁量に任せるのがいいかな・・・。
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2009年10月22日

ゴミ拾い活動、そして自分の存在意義

朝リセ・ビアンゼン(中高一貫校)へ行き、ゴミ拾い活動の説明に。
生徒指導の先生と一緒に全クラスを回るという話をしていて、延びて延びて今日になったのだ。
9:00約束で先生が来たのは9:20くらい。
まあ待ったうちに入らないくらいの遅れか!?

各教室に回って説明をしていく。
木曜日、授業終了後に全校生徒全員が各自10個ゴミを拾ってから下校をするということで先生とは話をしていたが、小さな生徒たちからやっていこうということで中1と中2に対してだけ説明を行った。
その中で気になった言葉。

生徒指導「彼が責任者だから彼の言うことを聞きなさい!」

ずっと前から自分が帰国した後も続けていけるようにと、ベナン人を中心としてやっていこうと話をしていたはずだが・・・。

そして生徒指導室に帰ってから言ってみた。
自分「責任者は自分だと言っていたけど、あなたですよ!」
生徒指導「何でだ!やりたいのはお前だろ!俺は他にやることがある!」
自分「でも自分が帰国した後どうするんですか?あなたたちの学校でしょ?」
生徒指導「その時はその時で誰か人を探すからいいんだ!とにかくお前がひとりで始めてくれ!」
自分「どの時じゃ遅いので、すぐにでも探してください!」

帰り道、イライラを通り越して、何だかとても残念な気持ちになった。
昨年度末から話をしていても結局これか・・・。


そして伝えてあった時間の10分前に再び学校に行った。
そうしたら何と生徒指導が外に出ていて生徒たちを集めているではないか!
結局自分が指示をしなくてもその先生が生徒に指示を出して活動が進んでいった!
当初話し合ってあった、下校前にちょっとゴミを拾って帰りましょう!といった感じではなく、しっかりとしたゴミ拾い活動になってしまったが、先生が中心となって行うことができたのが大きい。
さらに他の先生たちも巻き込むことができればいいが。
活動中。

ゴミ拾い1.JPG

結局すぐに燃やすわけでもなく、建物の裏に運ぶだけなので風で飛んでしまうだろう。
この状況も改善しないといけない。

ゴミ拾い2.JPG

最後に集合した時にパチリ。

ゴミ拾い3.JPG

そして活動終了後、校内を歩いているとフランス人らしき2人を発見。
どうやらベナンには1週間前くらいに来たばかりで、これから6か月間ポルトノボのいくつかの学校で理数科教育に対する協力を行うらしい。
自分と同じ分野ということで、早速一緒にこの時間に行われている教科会議へ。

どういうわけか自分がひとりで参加する時と先生たちの様子が全く違う・・・。
ベナンへ来てまだ1週間で、教員経験もないフランス人の若者を中心として、ベナン人教師たちが自ら熱く現場の問題について語っている。
(翌日食事中にまだ2人とも19歳の大学生だということが判明・・・)
ベナンの教育システムも基本的には元々フランスのものなので、話しがすぐに通じる。
そしてベナン人教師が「パソコンがない」と言うと、フランス人は「援助してくれるNGOを探してみる」と言う。

言葉がそのまま通じるというのは、自分が思っていたよりも大きなことだった。
もしかしたら言葉の問題だけでなく、「フランスは何か物を援助してくれる」という認識がベナン人教師の中にあるのかもしれないが・・・。
(日本の協力隊派遣では基本的には物資の協力はしない)

まあとにかく自分が配属されてからの1年3か月は一体何だったんだろう?と思ってしまったわけである。

ただその中で昨年度、自分と一緒に実験教室などを一緒に行っていた先生は、自分にも気を遣ってなのか、やってきたことをほめてくれた。
自分に「科学クラブをつくろう!」と言ってきた先生で、この場でもみんなにそういう話をして、「いいんじゃないか!」という意見も上がっていた。

伝わる人には伝わっていたようで、正直ほっとした。
それと同時に、全員にすぐには伝わらなくても、こういう自分に目が向いている先生が間に入ることで、活動が円滑に進む。

言葉が不自由な分、やり方を工夫して良い意味で要領良く活動していきたい。
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2009年10月13日

お金、お金、お金・・・

今日から職場は再びストライキ。
前回のストライキの時に問題となっていたボーナスを結局払ってくれなかったということらしい。
でも学校が始まった今、学校は通常通り行われている。

決まった教科書がないベナンの中学校。
担当教師が指定した授業ノートのような冊子を買わされて授業を行っている。

2回目の授業の今回は、授業開始時に生徒を全員外に出して買ったかどうかチェック。

チェック.JPG

500フラン(約125円)のノートだが、すぐに買うことができないのが現状。
結局まだ買っていない半分くらいの生徒は授業を受けさせてもらえなかった。
このノート以外に今後2000フラン(約500円)の本を買わないといけない。

各教科でこのような状況では生徒たち、というか親は本当に大変。
兄弟がいたとしても同じものを使う確率は少ない・・・。
授業料が無料になっても、こういったことが原因で学校を辞めざるをえない生徒たちがたくさんいるのが現状である。
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2009年10月08日

授業開始

今日から授業が始まった。
と言っても先生によってはまだ始めていなかったり、まだ先生すら決まっていない教科もあったりするが。
今日は一緒に実験指導書を作成することになっている先生の授業。
これまでのベナン人教師の印象はというと・・・
・時間通りに来ない。
・授業は決まった時間より早く終わる。
・生徒を頭ごなしにしかる。 などなど

ただこの先生は・・・
・開始時間前に教室にいる。
・授業は決まった時間まできっちり行う。
・最初の授業ということで、今後必要以上に指導しなくてもいいように、しっかりとしつけをする。
・先生への質問の時間もしっかり取ってあげて、必要があれば服装の注意等もちゃんと行う。  などなど

正直この先生からは学ぶことの方がたくさんありそうだ。
そして授業の仕方についての意見交換やアクティビティの提案などを通して、相手にも何かを伝えていきたい。
これからがとても楽しみだ。
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2009年10月07日

フランス人女性と・・・

フランス人ボランティアと食事をしました。
知り合ったきっかけはというと、他の任地の隊員がある研修会に出席して、そこで身近なものを使った理科実験などを小学校の先生向けに紹介していたということで、連絡先を教えてくれたことです。
とは言ってもメールを送ったのは1か月以上も前。
このまま話を聞くこともできないのかなーと思っていたのですが、バカンス中だったのでしょうか、つい先日やっとメールが来ていて、食事をしながら活動のことを話そうということでした。

フランスは3つの機関からボランティアを送っているようで、彼女たち2人はフランスのNGOとして活動していて、現地NGOや教育省と連携して活動しているということでした。
今年も教員研修を行う予定らしいですが、メインは小学校の先生たち向けのマニュアル作りらしく、彼女たちもまたどの機関が出資して冊子を作ることができるのかまだ未定という、自分と同じ状況。
ただ言葉で不自由しない分、自分たちよりは苦労しないんだろうなとも思いました。

それにしてもフランス人と話すときは本当に緊張するんです。
ベナンの公用語はフランス語。
もちろんフランスはフランス語。
同じ言葉なのですが、はっきり言って違う言葉に聞こえます。
ベナン人のフランス語に慣れている自分は戸惑いまくり。
ベナン人のフランス語が例えば7〜8割程度理解できるとすると、フランス人のフランス語はこっちに合わせてもらっても3〜4割程度!?
本当に残念・・・。
向こうに普通のスピードで話されると、完全にテンパってしまいます。
発音が全然違うし、言葉の使い回しや、使う単語の量が違うんです。
そして言われた言葉、
「あなたの発音はベナン人みたいだね。でも発音は違っても同じ言葉だからちゃんと理解できるよ。」
やっぱり分かるんだ・・・と思ってしまいました。
(もちろんその後は無理してフランス人の発音を真似しましたが。それに向こうが理解しても、こっちが理解できていない・・・。)

食事をしていても普段なら魚など手を使っちゃうところでも、フランス人の手前ナイフとフォークで食べていたら、2人の方がとっくに先に食べ終わってしまうという失態も。

背伸びせずに日本人らしく、ベナン人らしくいこうと若干反省してしまいました・・・。
(今回はフランス人女性2人と自分1人という完全アウェー状態だったということもありますが。)

でも同じような活動をしているボランティア同士、情報交換なども含めてこれからも交流していければいいなと思いました。
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2009年10月01日

学校、一応開始!

今日から学校が一応!?始まった。
当初は9月14日から始まる予定だったが約半月遅れてのスタート。
以前のブログの記事を見てみると、昨年は9月15日開始予定で、10月6日から開始。
始まるのが1週間早くなった。
日本的感覚で考えると遅れること自体考えられないのだが、ちょっと早くなっただけでも進歩かな!?
遅れてしまうのは、国は「9月14日」と言っているが、組合としては給料関係の問題が片付いていないのでまだ働けないということが理由らしい。

ただ学校が始まったとはいえ、生徒は登校するが授業が始まるわけでもなく、いろいろな手続き等をしている段階。
日本的感覚では休暇中にそういった手続きは済ませろよと思うのだが、休暇は休暇というのがこっちの考え方。
ちなみに教師陣もまだすべて決まっているわけではないので、来週から授業が始まったとしても教科によっては当分始まらないということになる。

そんな中でも学校に行って先生たちとあいさつ等をしていると自分にとって有益なことがたくさんある。
今日決まった!?こととしては、
@ゴミ拾い活動についての話し合いをする日程を決めることができた。
Aアゲゲという水上集落の学校の先生と会って、今度その学校で科学実験教室をしに行くことになった。
Bこれまでも通っていたリセビアンゼンの先生から、「今年も実験やるだろ?今年は他の先生たちにも言って、科学クラブを一緒に作ろう!」と言ってもらえた!

昨年1年間の人間関係があったからこそこういったことがあるのだが、やはり「行動する」ということは、どういう形であれとても大切なことだなと実感した。

ただここはベナン。
言われたことが自分の思っている通りに実現する可能性は高くないが、こういう人たちを大切にして活動していきたいと思う。



学校が始まったとはいえど、小さな子のおもり、そして店番で、本格的に授業が始まるまでは通わせてもらえない子がたくさんいます。(まあ通わせてもらえるだけましか・・・)
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2009年09月24日

研修会の後には・・・?

いよいよ10月1日から学校が始まるということで(本当に始まるのか?)、今日はベナン全国の小・中学校の先生たちの研修会が各地で行われました。
でもやはりここはアフリカ、ベナン・・・。
8時開始予定が結局始まったのは10時半頃。
時間まではどういう形でどの部屋でやるのかも知らされていない先生たちが、校舎の外で待っています。

始まるのを待つ先生たち.JPG

でも先生たちがなかなか来ないというのは主催者側もよく知っているので、プログラムにとてもゆとりがあります。
例えば
8:00〜9:00  先生たちの来校、各教室へ
9:00〜9:30  テーマの発表
9:30〜12:20 活動1
といった感じでとてもおおざっぱ。
まあ参加者側の先生たちも時間どおりに始まらないのを知っているので遅く来るというのもあるのですが・・・。
まあとにかく悪循環です。

今回のテーマは「各学校での教科会議をどのように活動的に行っていくか?」です。
各学校ではだいたい木曜日の17:00〜19:00にAnimation Pédagogique という教科会議のようなものが行われています。
ただ実際には形ばかりで、人が集まらなかったり、遅れてきたり、ただしゃべって帰ったり・・・。
たまにテスト前に問題を他の先生に見てもらったりしているくらいです。
これなら無理して毎週やらなくてもいいんじゃないかと思うのですが、ただベナンは職員室に机を置いてみんなで仕事をするということはないので、個人的に質問をしたりすることができないのです。
日本なら困ったことがあれば個人的に聞いたりすることが簡単にできるのですが・・・。
だから本当は大切な場なはずなのです。

それを考えたら今回のテーマは良いのではないかと思います。
実際に研修が始まってみると、先生たちは形式ばった模範解答を次々と並べていきます。
先生たちは何をするべきなのか知っているのです。
研修を行っていた先生が、「実際のことを話してほしい」というと、
「そんな本当のことなんて言えない!(本当は家で寝ている)」
「休憩だ!」
という回答が・・・。

ただもっと先生たちの意見を掘り起こしていくと、
「プログラムが変わって時間のゆとりがなくなった。」
(数年前にAPCというフランス式の生徒中心の授業法が導入され、グループワークなどをやろうとしているが、なかなかうまくいっていないのが現状である)
「問題が山積みなのに、1er cycle(中等学校7年ある内の前半4年間)のことは話題に上げてくれない。(2ème cycleの先生の方が発言権を持っているらしい)」
「担当責任者も遅れてくる」
「計画性が全くない」

などいろいろ思うところがあるようです。
その後資料の分を1時間くらいかけて読んでいましたが、結局終了予定時刻よりも1時間くらい早く終わって流れ解散になってしまいました・・・。

ただ今回の研修会の参加者はとても多く(もちろん来ないといけないのですが)、教室にいる時間が長かったです。
いつもなら何か食べに出て行ったきり帰って来なかったりするのに、昼休み中でさえ教室にいることが多かったです。
というのも実は今回の研修後に1年分のボーナスがもらえることになっていたのです。
もらうためには何枚かの紙にサインをしないといけなく、それがいつ回ってくるか分からないためです。
金額は約130000フラン(約3万円)
ベナンではとても大金です。

ただこのボーナスをめぐっても問題が・・・。
研修中に担当者が来て
「臨時教員は今回渡すことができないので、各校長に聞いてみてください」
と言ってしまったのです。
しばらくすると、声をかけ合って各教室から臨時教員が出ていき、ストライキ開始。
どうやら昨年はボーナスが普通にもらえたらしいです。
ベナンは今本当に厳しいようです。(公務員のボーナスも払えないと言っていました)
ただ研修会は臨時教員こそしっかり受けないといけないと思うのに、これでは意味がないですよね。

それでもお金がその日にもらえるかどうかというのは、ベナンの人たちにとってとても大きな問題なのです。
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2009年09月20日

ベナンの風便り

ずっと宣伝をしていませんでしたが・・・
毎月1回勤務校に「ベナンの風便り」という通信を送付しています。
このブログの右側に添付しているので、もしかしたら見てくれていた人もいるかもしれませんね。
今回2009年9月号は「ベナンの進級事情」についてです。
もし時間がありましたら見ていただいて、感想やもっとこうした方がいいなどのコメントをいただけるとありがたいです。
また最近若干ネタ切れになってきているので、こういうことについて知りたい!ということがあればそれも教えていただけるとうれしいです。

ちなみに、これまで扱ったテーマは以下の通りです。
2008年4月号「ベナン共和国って?」
2008年5月号「教育制度」
2008年6月号「ベナン到着報告」
2008年7月号「子どもたちにおける問題」
2008年8月号「任地、首都ポルトノボ」
2008年9月号「食事」
2008年10月号「交通手段」
2008年11月号「時間割紹介」
2008年12月号「ウィダ、そして奴隷貿易」
2009年1月号「活動報告」
2009年2月号「中学生39人に聞きました!」
2009年3月号「パンジャリ国立公園旅行記」
2009年4月号「どうなる?どうする?ごみ問題」
2009年5月号「伝統衣装『ボンバ』」
2009年6月号「季節で生活を変える人々」
2009年7月号「ガボン共和国」
2009年8月号「ニジェール共和国」
2009年9月号「進級事情」
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2009年09月11日

活動の終着点

活動をどのようなかたちで終えるか。
これは隊員の状況によって異なってくるが、とても大切なことだと思う。

自分の場合、教育省の中等教育局というところに配属されているが、正直なところ職場の人に何かを期待されたことは一度もない。
ただその場所に机といすを与えられただけで、こういう点で協力をしてほしいということがないのだ。
まだベナンへ協力隊の派遣が始まって4年なので、仕方がないと言えば仕方がないのかもしれないが、要請の中には残念ながらこのようなケースも多くある。
ベナン事務所立ち上げ時に、状況が分からないためとりあえず何をやるにもやりやすい教育省を配属先としたらしい。

そんな中で自分が行ってきたのが理科の授業における実験指導について。
自分が楽しむことを考えれば本当ならば自らが授業を受け持って、生徒たちを対象に活動したかった。
でも自分は現職の教員、他の理数科教師隊員にはできない現職ならではの活動をと思い、教員対象に活動を行ってきている。
実験指導をしている理由は、もちろんベナンであまり行われていないからであるのだが、言葉の不自由な外国人である自分が、「やってみせる」ことによって伝えることができると考えているからである。

そう思い昨年度は教員研修を行ったり、実験教室を行ったりしたが、実際のところ教師に効果的に伝わっているとは言い難い。

ベナンの教育事情は確かに教師が時間に遅れてきたり、来なかったりと大変なことはあるが、中にはモチベーションの高い教師もいるし、授業の上手な教師もたくさんいる。
そのため(それだけではないが)実は自分は後任を要請しなかった。
考え方はいろいろだが、来る人によって「やりたいこと」「できること」が変わってくるだろうし、自分の活動が継続されるとは思えなかった。
事実、自分は2代目であるが、前任者の活動を全く引き継げていないし、前任者が帰国してから1年間の空白があった。
それに理数科教師隊員は世界的に不足している。
自分が帰国してすぐにタイミングよく来る可能性は少ないし、もっと効果的に任国に協力できる現場があるなら、そちらに回ってもらった方が良いとも思った。

そのため自分の活動を自分の代で切りの良い形で終わらせないといけない。
そういったいろいろなことを考えていると、やはり成果物を残して研修を行うのが一番良いのではないかという考えに至った。
そう身近な材料を用いた理科実験についてのマニュアルである。

しかしながら自分ひとりでからまわって活動していても仕方がない。
ベナン人と共に協力して作り上げるからこそ意味があるのである。
そして今日、そのパートナーが見つかった。
昨年度行った活動のひとつである物理化学のモデル授業を行った先生で、現在も元教育省長らと共に授業の指導書の作成を行っているらしい。
そしてその先生に自分のプランを話したところ、何とその先生も2年ほど前に志を同じくする仲間とそういうプランを立てていたが、その同僚が上の役職へ昇進してしまったために、停止していたというのである。
そして自分にとってうれしかった言葉。
「自分は仕事をするのが好きなんだ。だから一緒にやろう。」

帰国まで約6か月となってしまったが、目標がはっきりした。

この状態になるまで1年以上かかってしまった。
でもその期間は無駄ではなかったと信じている。
周り道ではあったけど、いろいろな活動をしたことを通して、こういうモチベーションの高い先生と巡り合えた。
無駄なことはひとつもない。
人との出会い、つながりに感謝。
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2009年09月04日

編集委員の仕事&活動報告

隊員総会が終わってから3日間、コトヌーの事務所で広報編集委員の作業。
これまでは各担当者が各任地で行っていたが、今回機関紙のボリュームアップを図るということで、そのまま委員が残って一気に完成させようというのがねらい。
機関紙の内容は、独立記念日レポート、写真展の報告、各任地・活動紹介、新隊員紹介、帰国隊員あいさつ、事務所員あいさつなど。

また作業3日目には任地のポルトノボで帰国する隊員の最終報告会が職場で行われたので、午前中だけ事務所員と一緒に任地ポルトノボへ行ってきた。
2年間の活動の報告。
やはり帰国隊員にも強い想いがあって、最後はうまく言葉にならないところもあったが、実際にはそんな言葉は必要なく、活動を共にしてきた人たちには十分すぎるほど伝わっていた。
本人は活動を通して何か伝えることができたのか不安に思っていたが、実際には隊員が活動する姿から多くのことを学んでいたようだ。
本当に多くのベナン人から慕われていた先輩隊員だった。

DES報告会.JPG

またその場で同じ配属先である残りの隊員も5分間で活動紹介をするということで、自分はただやってきたことを羅列しても仕方がないと思い、やってきた活動の中で問題のあった点だけを紹介し、アドバイスをもらう形にした。
上司は普段忙しいのでなかなか活動の話をすることができていない。
こういうときがチャンスだと思って話をしてみたが、予想通りアドバイスのようなものをもらうことができて、自分にとっても意味のある発表会になった。

発表会が終了してコトヌーの事務所に帰ったころには機関紙はほぼ出来上がっていた。
これを最後に委員会も引退したが、最後にみんなで和気あいあいと良い仕事ができて良かった!

機関紙.JPG

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2009年08月20日

ちんどん屋

ちんどん屋作戦開始!
出発しようと思ったら雨が降ってきて幸先が悪かったが、止んでから近所を回ってみた。

「カンカンカン!実験教室やるよ!やってみる?」
こんな押し売り状態で始まった実験教室、今回のテーマは「糸電話」。
本当に簡単な実験だが、小さな子どもたちにとってはこれくらい単純な方がいい。

地域を回って子どもを見つけて声をかけて実験開始!
実際は子どもだけじゃなくて、大人も一緒になって楽しんでくれた!
頭の上に売り物を乗せたバンドゥーズ(売り子の女性)や、ゼミジャン(バイクタクシーの運転手)も道端でバイクを止めて一緒に楽しんでくれた!
素直に子どもと一緒に楽しむベナン人。
こんなベナン人が自分は結構好き!

ゼミ電話.JPG

ここでやったことの紹介。
みんな電話って知ってる?

糸電話はじまり.JPG

まずは普通の糸電話。
糸がたるんでたら聞こえないね〜!
小さな子たち相手にやる時には、すでに他の場所でやったちょっと大きな子たちがついてきて、現地語に通訳してくれたり、やり方を教えてあげたりといろいろと世話を焼いてくれた。
こういう姿を見ると本当にうれしい!
日本ではほとんど見ることがなくなってしまった光景だが、ベナンでは小さな子の面倒はちょっと大きな子どもたちが見ている。

1対1.JPG

普通の糸電話を2セット絡めて4人で会話。
しゃべるのは1人で、残りの3人は聞くんだよ〜!

4人.JPG

針金を使った電話。
普通の糸電話と比べてどうかな〜!?
針金を使ったらエコーがかかったように聞こえるんですよ!

針金.JPG

そして超ロング糸電話。
声が届きにくい距離でも普通に会話できることにびっくり!

ロング糸電話.JPG

こんな簡単な実験だったけど、みんな本当に楽しそうだった!
そして終了後こんな子も。
「タクヤ!これで作ることができる?」
カップとひもをどこからか持ってきて、作ろうとしてるのだ!
そしてあっという間に作ってしまった!

自作.JPG

日本ではほぼ誰でも経験したことがある糸電話。
ベナンでは知らない人が多いし、知っていてもやったことがないことがほとんど。
でも実際にこういう機会を与えて、「楽しい!」「わぁー!」という経験をさせてあげると、すぐに真似をしてやってみようと思う子どもが結構いる。
やはり実際に経験をさせることはとても大切で、その役割の一端を担っているのが自分たちボランティアなのではないかと思う。

今回は近所の5か所くらいしか回れなかったので、時間を作って他の地域も回ってみようと思う。
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2009年08月19日

バカンス中の活動

たまには活動の話を。

現在ベナンは長期バカンス中。
9月14日から新学期が始まる予定だったが、毎年のことだが始めることができず、既に9月末か10月上旬に延びたという発表があった。
まあ日本ではありえない話である。

学校に入って活動している隊員はバカンス中の活動について共通の悩みが。
そう、普段やっている活動ができないのである。
夏休みだから子どもたちを集めて何かやろうとも思うのだが、田舎へ帰っているのかほとんど集まらない。

そこで自分は新学期が始まった後に使えるように、教員用の簡易実験マニュアルを作成している。
これは作成中のマニュアルの一部

マニュアル.jpg

が・・・

どうもデスクワークが嫌いな自分。
外で子どもたちとかかわって活動をしたいなと思って考えた。

「そうだ!理科実験ちんどん屋をやろう!」

小さな子どもたちは地域にたくさんいるので、ちんどん屋で町を回りながら、子どもが集まり次第実験をしようという試み。

これのヒントになったのはニジェールへ任国外旅行に行ったときに、文化紹介前にニジェール隊員が行っていたちんどん屋での呼びかけ。

やろう!と決めてからはすぐに行動をしないと!と思い、簡単な実験内容を考えて、あとはちんどん屋セットの作成!
ちんどん屋と言えば自分のイメージでは「カン!カン!カン!」と鳴らせるような鐘。
ということでまず鐘を購入しに行くことに。

楽器作り.JPG

下の写真のような鉄くずから作っている。何でも使えるものは使う姿勢がすごい!

鉄くず.JPG

ちなみにこれはベナンではフェット(祭り)のときや、ザンベト(ヴードゥー教関係)が出現するときなどに使われる楽器である。

あとは自分が首からかけるものを、段ボールを下敷きに作成して完成!
(白い紙はその日にやる実験テーマを書く予定)

ちんどん屋セット.JPG

このセットで明日早速地域を回ってみます!
どんな反応があるのかとても楽しみ!
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2009年08月17日

続くストライキ

ポルトノボへ帰ってきてからの初出勤で、職場でいろいろな人とあいさつ。
当たり前のことなんだけど、久々なのでうれしい!

でも配属先の教育省、実は今グレーブ(ストライキ)中。
月曜日と金曜日だけ出勤していて、その他の日は働いていない。
この状態が6月末から続いている。
先日も報告したが、原因はボーナスの不払い。
どうやらこれまでは3か月ごとにボーナスが国から支給されていたらしいが、財政難で今年は2回目までしか支払われていないらしい。

それにしてもこの国は本当にストライキが多い!
医療機関も先日までストライキを長い間行っていた。
ストライキが原因で学校が休みになることもある。

もし日本でストライキが行われたらどうなるだろう・・・!?

ベナンだからこそ当然のように行われ、大きな騒ぎにはならないが、日本だったら大問題になってしまうだろう。
(まあ日本では公務員にストライキ権は与えられていないのだが・・・)

それにしても活動について上司たちと話をしたいのに、週2回しか勤務していないから忙しそうで、なかなか時間をとってもらえない・・・。
まあちょうど良い機会なので、職場の上司の家や先生たちの家でも行ってみよう!
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2009年06月04日

あっという間の今年度

授業へ行くと、どうやら今日が今年度最後の授業のようだった。
テスト直しをする生徒たち。
そして先生としゃべっていると、
先生「今日で授業が終わりよ。」
自分「でも教えないといけない内容は全部終わったんですか?」
先生「いや終わってないわ!」
自分「あとどれくらい残っているんですか??」
先生「単元がSA1〜SA3まである内のSA3が全然やってないわ。」
自分「じゃあ生徒たちはどうするんですか?」
先生「生徒たちが家で自分で勉強するのよ。まあやらない生徒が多いけどね!」

こんなことでいいのか!?
まあ良いわけはないが、ほとんどすべての教科でこういった状況が起こるようだ。
普通なら今年度は2008年9月中旬から2009年7月上旬までのはず。
でも結局今年度の授業が始まったのが2008年10月下旬。
そして終わるのが6月上旬。
もちろんこの間には休暇がある。
今後はどうやらテストがいろいろあって、先生たちは答え合わせ等で駆り出されるらしい。
実質1年の半分しかない学校。
これでは教える内容が終わらないというのも納得できる。
そしてさらに教師が時間通りに来ないという問題もある・・・。

問題の多いベナンの学校。
でもせめて授業が最後まで終わらないということが分かっているのであれば、それを少しでも進められるように時間通りに授業に来る努力をしてほしい。
終わらないのが当たり前になってしまっている現状。
小学校が無償になるなど少しずつ状況は変わってきているとは言うが、そのうちこの状況も変わるのであろうか。

まあそんなことはさておき、今年度お世話になっていたクラス。
テストがもう終わっているからか全員来ていなかったのが残念ではあるが、みんなで自分のために歌を歌ってくれた。
お返しに自分もみんなに歌を歌って、その後記念撮影。
日本でもベナンでも年度の最後は感慨深いものである。

学級写真.JPG
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2009年05月25日

教員の評価

今日授業終了後に先生の家に行くことになっていたので、授業終了後に学校へ。
(ガルディアンのボスとお金のやり取り等をしていたので、授業は実際に見ることができなかった。)
そうしたらなぜかいつもと様子が違う。
どうやら今日は指導主事2名が来て授業の視察を行っていたらしい。
そして授業後の話し合いだけ一緒に参加。
こういう制度があったというだけで驚きなのに、結構的確なアドバイス。

例えば・・・

先生「今日は指導主事の先生たちがいたからみんなおとなしくしていたけど、いつもはしゃべったり立ち歩いたりしていて本当に大変なんです。」
指導主事「授業のルール作りがしっかりできていないんだ。学年が始まってすぐの時にルール作りをしっかりして、それをやぶった生徒を叱っていかないといけない。初めが肝心なんだ。」

先生「このテスト問題をどう思いますか?」
指導主事「これではテキストの暗記と一緒だ。もっと身の回りにある身近なものを出していかないと。」


教育がうまくいっていないということで自分たち協力隊員が派遣されているはずだが、こっちが勉強になることもたくさんある。
ただ確かに内容によっては遅れている部分もある。
そういった内容が自分たちの力の見せ所なのである。

P.S
今日町中や学校、職場でたくさんの人に、
「テレビ見たぞ!良かったぞ!」
というような声をかけられた。
先日の教員研修の件、どうやらちゃんと自分の姿も放送されていたらしい。
テレビ大好きなベナン人に情報を流すには、報道をうまく使うのがいいのかも。
頻繁に行うことは難しいが、活動に有効利用できるのではないかという可能性を感じた。

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