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2009年05月20日

出張教員研修!

朝からJICAの公用車でコトヌーからドボまで。
というのも今日はドボで教員研修会が行われるのです。

ドボ地図.jpg

この研修会はJICAのプログラムで約1か月日本へ研修に行った先生が企画した研修会であり、今回1時間半ほど自分に時間をいただけるということで、事務所の企画調査員と同職種隊員、そしてドボ周辺の隊員で向かいました。
また今回は企画調査員の方のご厚意で、昼食を出していただいたり、「ORTB」というテレビ局を呼んでいただいたりしました。
心から感謝です!

自分が行った研修の内容は・・・
@実験活動の重要性
A身近なものを使った実験の紹介
B細工した缶を用いたアクティビティー(以前ポルトノボの研修で行ったものと同じ)

@、Aはパワーポイントを用いて、

パワポを使って.JPG

Bは前回のように「個人活動」→「グループ活動」→「クラス活動」の流れで行いました。

協議.JPG

全体で.JPG

先生たちの反応を見ていると本当に正直で、その反応からはうまく伝わらなかった点もたくさんあったように感じましたが、それでもこれまでにない視点を提供できたのではないかと思います。(自分の言いたいことをしっかり伝えるには、やはり継続的な研修が必要なようです。)

無敵の浮沈子.JPG
この写真は身近な材料を使った実験で紹介した「浮沈子」。今やくいつき度100%の無敵の存在です。

そんな研修でしたが気になった点がひとつ・・・。
せっかく来たテレビ局「ORTB」。
「主催者のベナン人による研修」、「JICAのビデオ上映」まではしっかり撮影していたのに、自分の研修になったとたん早々と帰って行ってしまった・・・。
他の隊員によると最初の方は撮影していたらしいのですが・・・。
前日、「もしインタビューされたらちゃんと答えられるかな?」と心配していた自分。
完全におバカさんでした・・・。

そして研修後はドボ見学。
他の任地と同様、大自然とやさしい人々が迎えてくれました。

ドボ風景.JPG
緑の豊かな大地と地平線。素敵でしょ!?

ドボガキ.JPG
子どもは本当にかわいい。

変な髪形.JPG
このナイスな髪形。このまま頭の上に物を乗せるためだろうか!?

満面の笑み.JPG
この満面の笑み。素敵!

そして夜は今日の教員研修会で再開した先生の家にお呼ばれして、話しをすることができました。
その先生は昨年の9月にナチティングーの研修で一度会ったことのある先生。
人との出会い、つながりは素晴らしい!
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2009年05月18日

眼の輝き

今日、初めて教科書を使用している授業を目にした。
と言っても毎回何も使わずに授業が行われているわけではない。
授業ノートのような冊子を使って行われている。
でも教科書のようにきれいなカラーの写真が掲載されているわけではない。

もちろんひとりひとりに教科書が与えられているわけではないので、図書室に置かれている。
とても大切に・・・。
そして残念なことに使われる機会があまりない。
図書室に取りに行かないといけない手間。
紛失の可能性。
教科書を使った効果的な授業法の欠如。
などなど。

でも今日教科書を手にした子どもたちの眼の輝き!
やはり毎回とはいかなくても、定期的にきれいな写真や図の入った教科書を手に取る機会を与えていってほしいと感じた。
いくら知識をつけたところで「百聞は一見に如かず」なのである。

教科書.JPG
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2009年05月15日

やっぱり・・・

今日の約束は17:00。
10分前に行くが生徒指導の先生がいなかったので、校内を探して「部屋の前で待っている」と伝えた。
約束の17:00、当然先生は来ない。
生徒たちを集めると言っていたが、自分の前を通り過ぎて下校していく生徒たち・・・。
(やっぱりな・・・)

17:30、やっと生徒指導の先生の登場。
自分「生徒たちを集めるんじゃなかったんですか?」
生徒指導「生徒たちはもう帰った。」
自分(やっぱり・・・)
自分「じゃあどうするんですか?」
生徒指導「生徒のいる教室に行こう。」

こうして生徒がたまたま残っていた教室ひとつを訪れ、呼びかけをして、
生徒指導「これでいいだろ?他の学年はもう帰っちゃったからまた来週考えよう。」
と言い残して去っていってしまった。

こののらりくらりが本当に嫌だ!
来週って言われてもこっちにも予定がある!
まあ大体想像できていたからショックはあまりないが・・・。
来たばかりの頃はもっとイライラしていただろう。
これは成長と言っていいのか?それとも・・・。
(こんな感覚で日本の職場に復帰できるのか!?)

自分が指揮をとってやっていけばある程度計画的に実施できるだろう。
でもそれでは意味がない。
面倒でもこの人としっかり話をして、無理のないように一緒に計画を立て、活動していかなければいけない。

帰国までには何とかある程度のかたちにしたい。

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2009年05月14日

あれ!?

今日は隣の学校の生徒指導の先生と一緒に呼びかけをする日(だった・・・)。

自分の頭の中にあったイメージ・・・
テストが昨日で終了なので、今日は全員授業をしている。
だから1時間目(8:00〜10:00)に全クラスをまわって、趣旨と日時を言ってボランティアを募る。
ただ8:00に授業は実際には始まらないので、9:00に集合して一緒にまわる。
(だから今日の9:00に来るように言われていた。)
そして今日の17:00、授業終了後に集まったボランティアと一緒にゴミ拾い活動をする。
イメージというか、間違いなくこの予定だったはず・・・。


実際は・・・
自分「おはようございます。」
生徒指導「おはよう。元気?何でこんな時間に来たんだ?」
自分「いや、前話した時に9:00に来るように言いましたよね?」
生徒指導「そんなこと言ったか?テストは明日までだぞ。」
自分(えっ?話がちがうし。)
自分「じゃあどうするんですか?」
生徒指導「明日の17:00にもう一度おいで。その時にはもうテストも終わってるから、生徒たちを集めてボランティアを募ろう。」
自分「でも活動するのは木曜日の夕方ですよね?木曜は今日だったし、来週は祝日ですよ?」
生徒指導「まあとにかく集めて生徒たちにどうしたいか聞こう。」
自分(・・・)


話がとんとん拍子に進んでいくかと一瞬思ったが、やはりそうはうまくいかない。
だいたい明日いきなり生徒たちが集まるとも思えない。
こっちの多くの人は本当に計画性がなく、いつも行き当たりばったりである。
日本人からするととても気になるところだが、この人を立てるために(この人を中心に活動を進めていきたい)今回はどうなるか様子を見ようと思う。

明日、そしてこれからが若干不安である・・・。

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2009年05月07日

何事も相談!

今日隣の学校の生徒指導の先生の所に、今後のゴミ拾い活動について相談をしに行った。
これまでも何度か話をしに行ったことはある。
だけど今回は、
「自分が帰国した後も続けていってほしいので一緒に活動しましょう。」
ということを前面に出していった。
そうしたら、テスト週間終了後に全クラスを一緒に回って、ボランティアを呼びかけようということになった。
集めたゴミの処理も市役所にお願いして来てもらおうということになった。
やはり何事も相談!
自分だけからまわっても仕方がない。

P.S
生徒指導の先生と話をした後、理科準備室に行ってみると、他の学校の先生たちが実験の準備をしていた。

実験準備.JPG

というのも高校3年生で受験するバカロレア(大学入学資格試験)では、実験の実技もあるらしい。
普段やってもいないのに・・・。
というのもこの学校に実験道具があるのが特別で、他の学校には実験器具なんてほとんどない。
だから試験前にはこのようにして先生たちがこの学校へ来て、実験道具を借りて自分の学校で行うそうだ。
完全にフランスの制度の輸入でベナンの現状に合っていない。
でもこれが多くの途上国の現実なのだろう。


P.SのP.S
今日ピヨ3羽が突然姿を消した。
あれだけスーさん(雌鶏の鈴木さん)がいつもガードしていたのに・・・。
鳥か!?蛇か!?
でも一気に3羽も食べられるということは考えにくい。
じゃあ人間か!?(盗難)
帰ってこなかったらマジで悲しい・・・。

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2009年04月28日

消えた研修会・・・

以前も報告しましたが、教員研修会でコマをもらって、教員に対して研修会を行っています。

本来ならば今週の火曜日と水曜日がその研修会にあたり、研修を行うためにこれまで準備を少しずつしてきたのですが、エクザマンブランといってBEPC(中学卒業試験)とバカロレア(大学入学資格試験)の模擬試験があるため延期になりました。
そして今日、延期になっていつになったのかということを聞きに行ったのですが、自分の耳を疑ってしまいました・・・。

「エクザマンブランの次の週は、その採点をしないといけない。だから研修会はなくなったよ。」

(えっ!?)

準備をしてきたのに研修会がなくなってしまった。
年にたったの3回しかない研修会が・・・。

今はまだいい。
次の機会に行えばいい。

でもこれが自分の帰国間際だったら・・・。
なんだかとっても不安になってきた・・・。
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2009年04月25日

日本文化紹介@ポルトノボ

日本文化紹介が自分の任地であるポルトノボで行われました!
これは現在青少年活動と体育の隊員がキャラバン隊を組んで、月1回隊員の任地を回っているもので、今回はポルトノボの番。

初めの1時間はそれぞれのブースで文化の紹介で習字、空手、折り紙、展示など。

ただ今まではこれだけだったのですが、今回は隊員の多いポルトノボでの開催ということで、理数科教師隊員は実験教室ブースと数学教室ブース、エイズ対策隊員と近隣の保健関係の隊員でエイズ教室ブースを開きました。

甚平でブーメラン.JPG
写真は実験教室で紙ブーメランを作っている様子。

またその後はそれぞれの自己紹介の後、空手演武、日本語教室、国際理解教室、そして最後によさこいソーランを踊って終了しました。

今回は大きなポルトノボでの開催ということで約250人もの子供たちや大人が参加してくれ大盛況で終えることができました。
職場の上司にも、
「本当に素晴らしかった!あの実験はどうやっていたんだ?どうしてテレビ局を呼ばなかったんだ!?」
という言葉!
自分は一部にしかかかわっていないけど、ほめられるのはいくつになってもうれしい!

そして日本文化の紹介に対して、それをうれしそうに体験する子どもたちの笑顔に出会うことができうれしかった!

それと同時に、自分も自分の活動をもっと頑張らないといけないという刺激を受けました。
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2009年04月24日

モデル授業

今日はモデル授業の日。
1週間前に教員だけで行った、授業をイメージしたシミュレーション授業を、実際に生徒たちに対して行います。

通常授業は2時間ですが、今回はそのうち50分間を行いました。
というのも2時間も集中できないので、各教員が授業の中で間に休憩をはさむというのがお偉方の言い分ですが、実際にそんな授業は見たことがありません・・・。
(実際は教員が遅れてきたり、どこかに行ったりして、50分程度の内容になっています・・・。)

今回は午前中に3つの学校でSVT(生物・地学)、数学、SPCT(物理・化学)の授業を見学しました。
予想していたより時間どおりか少しオーバーする程度で、慣れないわりにうまくできたんじゃないかなと思います。

生徒と分解.BMP

中でもSPCTの先生の授業は素晴らしかった!
生徒の気持ちの盛り上げ方や指名の仕方などこっちが勉強になった。
素晴らしい先生。

ただひとつだけ残念だったのが、途中から大雨が降ってきてしまったこと。
ベナンの多くの教室は窓がないか、あっても壊れていて閉まりません。
もちろんガラス戸なんてありません。
ということは強風を伴った雨が降ると、教室の中に雨が降ります・・・。
そのためみんな教室の半分くらいにかたまって授業を受けます。
また電気もないので真っ暗な中授業を続けないといけません。

雨をよける.BMP

でもベナンの生徒たちは本当にたくましい!
もし日本で同じ状況になったら授業どころじゃないと思うが、そんな状況の中こちらの生徒たちは一生懸命授業を聞いていました。
これも先生が良い授業をしているからだろうな。

実際にベナンにも素晴らしい先生がたくさんいる。
話すのもうまいし、生徒を盛り上げるのもうまい。
参考になる点がたくさんある。
ただ教材の工夫などはやはり日本の先生の方が上。
これからも授業を見させていただいて、話し合って、お互い高めあうことができればいいなと思います。
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2009年04月22日

熱気球@ビアンゼン

今日は科学実験教室の日。
今日こそは先生たちにも参加してもらいたい!
だから活動前に電話!
先日のシミュレーション授業の時に宣伝もしたし来てくれるかな!?

いつものように実験の説明を教室でし(今回はゴミ袋を使った熱気球)、

説明.JPG

外で実践をし、

実践.JPG

見事成功!

成功.JPG

でも、肝心の先生たちは・・・!?

記念撮影.JPG

いない・・、残念・・・。
先生たちも興味はあるようだが、自分の休みを返上してまで来るモチベーションはないようだ・・・。
やはり全員参加の教員研修の場で時間をもらってやるのが一番かな。

そしてその後、今週末に予定されている日本文化紹介の準備。
これはベナンの青少年隊員と体育隊員が中心になって企画、運営しているもので、毎月各任地を回っている。
内容は、折り紙、空手教室、日本の伝統的遊び(けん玉など)、展示、日本語紹介、国際理解などなど。
今回はせっかくの機会ということで科学実験教室のブースも出させてもらうことになった。
(その他にポルトノボ隊員の職種である算数教室や保健関係のブースも。)

ただ会場は隣の中学校。
いつもこのブログで紹介しているように、本当にゴミだらけで汚い。
だから今日の活動後生徒たちと掃除。

文化紹介準備.JPG

うれしかったのは、全員逃げずに掃除をしっかりして帰ったということ。
(もちろん逃げられないような策は取ったが・・・)
短い時間だったが本当に一生懸命やってくれた。

そして終了後、やり残したところのゴミ拾いをするにあたってボランティアを呼びかけたところ、数人の生徒が残って一緒に活動をしてくれた!
その生徒たちに終了後飲み物をおごってあげると、
(といっても25フラン(約6円)のパイナップルジュースだが・・・)
「ありがとう、タクヤ!」
の一言。
この一言がなかなか言えなかった生徒たち。
毎回の科学実験教室で物を配るたびにしつけてきたかいがあった!
(まあこの直後にジュースの入っていた袋をポイ捨てした生徒もいたが、注意したら「ごめんなさい」と言っていた。)
こうやって子どもたちは少しずつ変わっていくんだろうな。

こういう姿を見ると、この子たちに将来を託したくなる。
ただこの生徒たちを育てるのはやはりベナンの教員。

どうしても少しでも変えたい!
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2009年04月17日

モデル授業前のシミュレーション

休暇最後の金曜日を利用して、物理化学、生物地学、数学の3教科における授業案を用いたシミュレーション授業を行いました。
今回のシミュレーション授業は、1週間後に生徒たちに対して行うモデル授業へ向けての研修。
ぎりぎりまで授業案が集まらなかったりしていろいろ問題もありましたが、それぞれの担当の先生たちが授業案を作成して授業を行いました。

懐中電灯の分解.JPG

物理化学の先生は少しでも実験活動を取り入れようと、懐中電灯の分解、組み立てを通して、電気回路の理解をさせようとしていました。
こういう新しいことに挑戦するモチベーションの高い先生!
一緒に何か活動していけるといいなー。

1週間後にはいよいよ生徒たちに対してのモデル授業。
実際に生徒たちに行ったときどのようになるのかとても楽しみです。
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2009年04月08日

創意工夫

第4回目となった科学実験教室。
今回はゴミ袋を使った熱気球の作製を行った。

今日から春休み?となったこともあり集まりが悪く(後から続々と登場したが)、今回は初のグループ活動を行った。
2グループに分けてそれぞれのグループで作製をし、点火して熱気球を飛ばしてみた。
そして初のグループ活動で思わぬ成果が!
まずグループAが行って失敗したのだが、なぜうまく飛ばなかったのかグループで話し合って工夫をしだしたのだ。
これまでなら自分のところに来て、
「タクヤ、できないからやってくれ!」
で終わっていたところだが、自分たちで何とかして飛ばしてやろうと工夫をしている。
結果としてこの班の熱気球はうまく飛ばなかったのだが(自分のアドバイスも断り、自分たちで工夫をしようとした)、本来の実験活動の意図に合った活動ができた!
素晴らしいことである。

気球@アプリカシオン.JPG
これはグループBの熱気球

ただいつもながら残念なのが、先生たちが来ない。
このクラスの物理の先生は都合が悪いから来られないと言っていたのだが、他の先生たちもやはり来ない。
本当にこの子どもたちの生き生きと活動をしている姿を見せてやりたい!

そして実験活動も終わり、まとめの話をして終わろうとしていたその時、ある異変が起こった。
何と生徒が持ってきていた食料を食べ始めたのだ!
しかもがっつりと!

来たときから怪しいケースを持ってきていると思っていたが、まさか我慢しきれずに食べ始めるとは。
「後にしなさい!」
と言ったらすぐに納得して、終わった後食べていたからいいものの、本当にこっちの予想を上回る行動をしてくれる。
ただ活動後一緒に食べさせてもらったこのアボボ(豆)は激ウマだった!

食うんかい!.JPG
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2009年04月03日

習慣を変えることの難しさ

ゴミ拾い活動のやり方を変えたいということを話しに、隣の学校の校長先生の所へ行った。

自分「ゴミ拾い活動の日程を変えようと思います。というのも水曜日の午後はみんな教会へ行ったり、サッカーをしたりして生徒が集まらないんです。」
校長「そうか。いつやりたいんだ?」
自分「水曜日の午前の授業終了後です。この学校にはゴミがたくさん落ちているのが良くないと思います。」
校長「それは分かってる。だから朝礼の時にいつも話をしたり、2月には午前中全部使って全校生徒で大掃除をしたんだ。」

校長先生の言葉から、ゴミに対する取り組みをしているのに、外国人からこのようなことを言われることに対する腹立たしさを感じた。
と同時に、こういった取り組みをしていることを初めて知った。
それは校長先生からしたら、何も知らない外国人に言われて腹立たしかっただろう。

校長「ゴミ箱を設置して、生徒に話をしたりしてるんだが変わらないんだ。」
自分「日本では教師自ら落ちているごみを見つけたら拾ったりしている。そして捨てないようにしている。だから学校にはゴミがほとんど落ちていません。」
校長「日本がきれいだということは知っている。でも町中の道の様子を見ただろう?ごみをそこら中に捨てるのが習慣になってしまってるんだ。」
自分「でもそれは良くないと思うので、まずはやってみてもいいですか?来年度からは組織的にやっていきたいのですが、あと2か月ほどで今年度も終わってしまうので、まずは手伝ってくれる生徒を探してやってみます。」
校長「いいよ。でも清掃活動の長は生徒指導だから、しっかり話し合ってやりなよ。ありがとう。」

ということで、ゴミ問題に取り組むことは理解してもらえた。
そして校長先生をはじめ、このままではいけないと思っていることも分かった。
また習慣を変えることが本当に難しいということも感じた。

でも外国人ボランティアがいるからには、少しでも違う風を吹かせたいし、吹かせるべきだ。
やってみても変わらないかもしれない。
でもそれはやってみて初めてわかること。
自分は理数科教師という職種。
でも職種とは関係なくても改善できるところは改善したい。
とにかくまず動こう!

ゴミ散乱.JPG
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2009年04月01日

ゴミ拾いボランティアの在り方

今日はゴミ拾いボランティアの日。
なぜか朝から学校の先生から携帯にメールが。

先生「本当は今日の午前中までがテストの予定だったけど、変更になったからゴミ拾いは来週にしなさい。」
自分「でも来週は他の学校で科学実験教室をしないといけないから、今日の午後やります。」
先生「そんなに怒らないで。中学2年生はテストだけど、1年生はないと思うから来ると思うわ。」
自分「教えてくれてありがとうございます。」

予想はしていたが、結局誰も来なかった。
そして生徒を待っている間、このゴミ拾い活動について考え直した。
まず第1水曜日の午後というように、初めから日程を固定してしまったのが良くなかった。
結局テストや教員研修などいろいろな行事が入って、できないことが多い。
そしてまた日程の問題。
水曜日の午後授業がない時間、ただゴミ拾いだけをするために学校に来るわけがない。
初めは「終わったら一緒にサッカーをしよう。」と言って釣っていたが、ほんの一部にしか効果がなく、サッカーがやりたいならサッカーだけをしにくるわな。
(それを考えると同じ時間帯で科学実験教室にたくさんの生徒が来てくれるのはありがたい!)

今日待っている間、生徒指導の先生と話をした。
自分「ゴミ拾い活動、全然生徒が来てくれないんです。」
先生「水曜日の午後は良くない。教会に行く生徒もいるし、みんなサッカーやスポーツをする。」
この先生には企画した段階で相談をした。
初めからそう言ってくれればよかったのに・・・。

ということで、今年度いっぱい(7月上旬)までこの方法でやってみる予定でしたが、この方法を続けていても何も変化はないと思うので、やり方を変えようと思います。
ただ今年度いっぱいまでは「ボランティア」にこだわってやってみようと思います。
やり方は、水曜日の午前中の授業終了後、10〜15分程度のゴミ拾いをボランティアで毎週行うというもの。
それでもダメなら、来年度は月一で全員強制にしようかな。
早速明日校長先生に相談に行ってみようと思います。
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2009年03月25日

期待はずれ・・・

今日は家の隣の中学校での科学実験教室。
今日はいつもとは違った意味で期待していた。
というのも、先日教員研修会をした時に、この科学実験教室に興味を持って、日時をメモしていた先生が多かったから。
しかもその研修の会場での科学実験教室だったから。

結果は・・・0

以前にも書いたが、この実験教室は子どもたちのためであると同時に、それ以上にベナンの理科教師に経験をさせることが目的である。
なのに期待はさせてくれるものの、まったく行動が伴っていない。

何なんだ一体!!
って思うけど、そう思っていても仕方がない。
違う手段を考えていこう。

ペットボトル@ビアンゼン.JPG

子どもたちは元気に活動しました!

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2009年03月24日

魅力

いつものように近くの中学校に授業を見に行った。
そして今日も先生は遅刻20分。
まあ来ただけましか・・・。
そして来てすぐに教室を離れてどこかへ行くこと15分。

こんな状態なのだが、このクラスの女子級長は偉い。
みんなが騒ぎ出すと、
「静かに!」
と言う。
そして次の手段。
おしゃべりをしている生徒の名前を黒板に書き出す。

ただ今日はそれだけでは治まらず、男子1名と女子1名で喧嘩が始まったところで先生が帰ってきた。
先生「何があったんだ!?級長!」
級長「分かりません。」
先生「何で分からないんだ!?教室にずっと居たんだろ?何を見てたんだ?」
級長「・・・」

この級長は授業が始まってしばらくの間ばれないように泣いていた。
明らかに悪いのは教師だろ!!
そう思うのだが、これが普通になってしまっている。

この先生はよく鞭で叩いたりもする。
どうしてこんな先生の授業をよく見に行っているのかというと理由がある。
この先生はとても魅力的なのである。
いくら叩いても、いくらひどいことを言っても嫌われない。
そして面白い授業をする。(他のベナン人より)

前回授業後に、
「どうして今回は実際に実験をしてあげなかったのですか?」
と聞いた。
というのも、実験の仕方だけ黒板に写して何もしなかったから。
実験というのもとても簡単で誰でもできるようなもの。
でもこの先生は、
「時間がなかったんだ。次はやるよ。」
と言ってくれた。

そして今日、彼は本当にやってくれた。
ペットボトルに水を入れて、そこに砂を入れて振り、それがどうなるかという簡単な実験。
でもこんな簡単なことでも生徒たちはとても興味を持って取り組んでいる。
そしてその道具を使ってうまく生徒の意見を引き出し授業を進める。

ペットボトルを使って.JPG

これがこの先生の魅力である。

そして授業後に家に招待してくれた。
家に帰ると一児のパパ。
来月で一人娘が2歳になるらしく、誕生パーティーにも誘ってくれた。

娘と.JPG

人間的にはとっても魅力的で、いい人。
もうちょっと変わってくれれば・・・。

でもこっちの人にも「時間がない」というにはそれなりの理由がある。
この日も自分をもてなした後、家庭教師のようなことをしにどこかへ出かけて行った。
教師の給料は安いから、いろんな学校でかけ持ちをしている人が多い。
この人もそうで、さらにこのような仕事もしている。
日本の教師は副業が禁止されている代りに、いろいろな面で保障されている。
これは本当に素晴らしいことだと思った。
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2009年03月18日

これでいいのか?工作力

今日は科学実験教室の日。
第3回である今日は、「ペットボトルロケット」を行った。
はっきり言って何の工作もしなくても、水と空気を入れれば飛んでいく。
でもそれでは意味がないので、紙でロケットの頭の部分と、翼の部分を作らせた。
もう中学2年生なので設計図なんてなくても自分で考えて作ることができるだろうと思っていたら大間違い。
「さあ、始めよう!」
と言っても誰の手も動かない・・・。
やはり工作などの経験のなさが影響しているのだろうか?

そうこうしているうちに結局時間がなくなってしまって、多くの生徒が頭や翼なしで飛ばすことになってしまった。
そして思っていたより飛ばない・・・。
自分がやって見せた際も、飛ぶ瞬間に頭が下がってしまってあまり飛ばなかった・・・。
冗談だと思うけど、
「宇宙まで飛ぶかな!?」
と期待していた生徒たちに何だか申し訳なかった。
来週別の学校でやるので、その時はなんとか成功させたいな。

あと、今回も少しうれしいことが。
終わり間際ではあったが、この学校のSPCT(物理・化学)の先生が来てくれた!
今度は最初から一緒に協力してやれたらいいな。

ペットボトル@アプリカシオン.JPG
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2009年03月06日

ケニア・日本研修帰国報告会

今日はコトヌーで、JICAによってケニアや日本へ研修に行った先生たちの報告会が行われた。
ケニアはアフリカの中で理数科教育が進んでいる国で、日本も長い間理数科教育プロジェクトを行っている。
開始時間は9時半であったが、ほとんどすべての人がその時間までには着席していた。
やはりみんなモチベーションが高い。
報告の内容や充実度は人によって様々であったが、どの人にとっても良い経験になったことは間違いないだろう。
この人たちがベナンの理数科教育を推進していく人たち。
是非ベナンの将来のために頑張ってもらいたい。

帰国報告会.JPG
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2009年03月04日

初研修

ついに教員研修会で自分が研修を行うことができました。
本当は自分で研修会を開きたいところですが、人を集めるのが大変になってしまうので、実際にある研修の機会を利用するのがベストと思ってこの方法をとりました。

今日やる内容はすぐに授業で使えるものというよりは、先生たち自身に考えてもらう内容。
というのも、授業でグループ学習をやろうとしているのですが、生徒たちが考えている様子は全くと言っていいほどない。
また教師の発問にも問題がある。
もしかしたら教師自身が、グループワーク等で仲間と話し合って、問題解決をするという経験がないのでは?
ということで、今回は「缶の中身は?」という活動を行ってみました。

これはコーヒーなどの空き缶の中に細工をして、ふたを開けずに、その反応などから中身の内容とそのつくりを考えるというもの。
自分が学生時代に授業で教えてもらった活動で、中学校で生徒たち相手にやったこともあるのですが、みんな積極的に参加して、また知識がなくてもだれでも参加することができるので、とても盛り上がった活動です。

今回の研修の対象はSPCT(物理・化学)の教師約40名。
開始の時間には少なかった先生たちもしだいに増え、教室いっぱいになりました。(結局遅刻してくるのです・・・。)

みなさん.JPG

班ごとに缶の反応から中身を考える様子

話し合い.JPG

そして6つの班を作ったのですが、各班の代表者に黒板に絵を描いてもらって、どうしてそう考えたのかを説明してもらいます。

発表.JPG

それらの作業を繰り返した後、いよいよ中身の発表。
1つ的中した班があって、その班の先生たちは子どものように大喜び!

喜ぶ先生たち.JPG

様子から、いつもの研修ではできないような話し合い活動というものを体験することができたのではないかと思います。

そして学校の授業につなげるために、いくつかの演示実験もしました。
1つ目は、割りばし折り。
机の端においた割りばし(今回は木の枝)に新聞紙をかけて叩くと、割りばしが折れるというもの。
2つ目は先日生徒たち相手に行った浮沈子です。

そして今回も浮沈子の勢いはすごかった・・・。
先生たち食いつきまくり!

浮沈子強し.JPG

本題の缶を使った活動よりも盛り上がっていたような気がします・・・。
浮沈子恐るべし・・・。

でもこの時に生徒たちと行っている実験教室の宣伝をすることができ、結構たくさんの先生たちが質問をしに来たので、もしかしたら次の実験教室はかなり期待できるかも!?

さてアンケートも行ったのですが、結構好評でした。
ほぼ全ての意見をまとめると、
「このような研修を継続してほしい。」
ということです。
反応がイマイチなアンケート用紙もありましたが、自分が行ったことに対する評価は高かったみたいです。

少しずつ自分の目的に向けてのレールができてきた今日この頃。
次も研修をやらせてもらえるように交渉しよう!
楽しみ!!


P.S
ちょっと早いですが、6日は日本の勤務校の卒業式。
直接言うことはできないけど・・・
「卒業おめでとう!輝きのある実り多きよき人生を!」
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2009年03月03日

研修再び

1週間の休暇が明けたと思ったら、今日から2日間教員研修。
よって生徒たちはいつものようにすぐ下校。
あらかじめ分っているんだから知らせてやれよ・・・。
と毎回思ってしまう自分。

今回の内容は中学卒業試験の問題作成(!?)
ベナンの試験問題(普段の授業も一緒だが)は、物語から始まります。
例えば・・・

太郎君は田舎のおじいさんの家に遊びに行きました。
そしておじいさんと散歩をしているときにある光景を見ました。
工事現場で若い新米たちが、セメント袋などを背負いながらはしごを登っています。
そしてある新米が、タイルを拭くための酸のボトルを持ってはしごを登っているときに、ふざけあっていたことが原因で、酸のボトルを落としてしまったのです。
「危ない!」
その酸のボトルは鉄製のはしごにかかってしまいました。
・・・

これは実際の試験問題ほぼそのままなのですが、こんな感じで「化学反応」や「物体の落下」の問題につながっていきます。
無理があるように感じますが、こっちの先生に聞くと、
「これが実験的内容だ。」
と答えます。
実験があまりできないから状況をイメージさせるためと言えばそれまでなのですが、国語の読み取り問題のような感じもしてしまう内容なのです。

今回の研修の最初の課題はこの文章をグループごとに作ること。
わざわざ研修で現場の教師たち全員に作らせなくても、少数で作ればいいのに・・・と思ってしまうのですが、ここはベナン。
班ごとに4種類の物語を作り、そしてそれをすべて黒板に書きます。

4つの物語.JPG

そしてみんなで話し合って4つのうち2つが結構良いということに。
ここからどうやって決めるのかなと思って見ていたら、何とくじを用意して女性教師がくじを引いて決めてしまいました・・・。
もちろんそこから修正を加えたりしたのですが、この決め方に少々びっくりです。

その後も問題についてだらだらと考えていきます。
前回の研修でも思ったのですが、こっちの研修には実践的な要素がほとんどない。
だから実践的な研修がやりたい!

ということで、実は計画を進めてきていたのです!
明日の研修会では1時間半ほど時間をもらって自分が研修を行います。
どうなるか楽しみ!!
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

シミュレーション授業

昨日旅行から帰ってきたばかりですが、今日となりの中学校で理数科教師会議(シミュレーション授業)が行われました。
これは前任者たちの代から始まったことで、理数科教師隊員が協力して関わっている唯一の活動です。
いろいろな問題があってなかなか進んでいなかったのですが、やっとシミュレーション授業まで行うことができました。
シミュレーション授業とは授業案をもとに先生たちが生徒役となり、その生徒役の先生たちを相手に授業を行うことを通して、授業を改善していこうというもの。
参加者の先生たちは全員JICAの研修でケニアか日本へ行ったことのある人たち。
モチベーションが高い人たちなので、今回の会議もいろいろな意見が飛び交い、充実したものになりました。

そして最後にシミュレーション授業を見て気付いた点を指摘したのですが、なかなか現地の教員に素直に受け入れてもらうのは難しいと感じました。
もちろん納得してくれることもあるのですが、日本を例に出すと、
「日本は全員に教科書があるからだ。」
とかそういう答えが返ってくる。
こちらからするとそれだけが原因ではないような気がするのですが、やはり現場の教員ともっと意見交換を進めて相手を理解しつつ、理解してもらわないといけないと感じました。

シミュレーション授業.JPG
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