投票手(チョキ) blogram投票ボタン

2009年02月19日

浮沈子の効果

浮沈子の効果はすごかった。
学校へ行くと昨日の生徒達がみんなに見せびらかしている。
そして授業が始まろうとしていても先生に見せて自慢している。
SPCT(物理化学)の先生たちも、
「あれは何なんだ?」
と食いついてくる。
そして先生たちまでびっくりしてくれる。

また、授業中にどうしてその現象が起こるのか説明をしないといけないことに。
フランス語が不自由な自分にとって授業をすることは容易ではないが、食いついている生徒たちにとってそんなことは関係ない。
しっかりと説明を聞いてくれて、最後にはいつもの「パパパン パパパン シー」をやってくれました。

すばらしい・・・!

パパパンパパパンパン.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

ついに来た!

今日は別の中学校で科学実験教室(浮沈子作り)。
そしてついに来てくれたんです!
ベナン人の先生が!
みんなが休んでいる勤務時間外に!

一人来てくれただけだけど、本当にうれしいです !

そして来てくれたらいい事だらけ。
作り方等の指導を手伝ってくれるし、
言葉がうまく伝わらなかったときにフォローしてくれるし、
何より、いつもより生徒たちが言うことを聞く。

来てくれた先生.JPG

そして終了後、
「とても良かったよ!」
の一言。
良かった点が3つあったらしく、
@生徒たちに実験の経験をさせてあげていること。
Aゴミ拾いもあわせて行っているので、環境教育にもなっていること。
(この直後にこの先生はゴミをポイ捨てしましたが・・・)
Bあいさつやお礼の指導もしているので、礼儀指導にもなっていること。

そして、
「次回もくるよ!」
と言ってくれた!
次は是非、他の先生も誘ってきてくれるとありがたい。

みんなで浮沈子.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月12日

やりたい活動が・・・

木曜日の夕方、各学校・各教科でアニマシオン・ペダゴジックという教科会議のようなものが行われています。
そしてこの場を利用して先生たちに提案等をしていこうと、数か月も前から考えているのですが、一向に行える気配はありません・・・。

準備はしてあるのですが、人数が集まらなかったり、行われなかったり、ほかの作業が入ったり、自分が総会等で抜けたり・・・。
そして今日もほこりのかぶった古い実験器具を出して掃除。
まあそれももちろん大切なことなのでいいのですが、何だか自分のやりたいことができないもどかしさがあります。

科学実験教室など自分が中心となって行うものはどんどん進んでいくのですが、それは自分にとって活動のおまけ程度にしか考えておらず、本当にやりたいのは現場の先生との理科教育の改善です。
でも現地の人が中心となって行っていることのレールに乗って何かやろうとすると、本当に予定通り進まず、とても不安になってきます。
このまま帰国を迎えてしまうんじゃないか・・・と。

まっ、焦らず少しずつやっていこう!

と考えていたのですが、さすがに焦ってきています。
何とか理解者を見つけてうまく活動していきたいです。

器具の掃除.JPG

実験器具の掃除をする先生。
この学校には日本よりたくさんの実験器具があります。
他の学校にはほとんどないのに・・・。
どうしてかと聞いたら、「この学校は西アフリカのフランス植民地諸国で一番最初に建てられたリセ(中高一貫校のようなもの)だ。」という答えが。
ベナンでは一番最初(1950年)と聞いていたが、本当なのか!?
本当だとしたら、なぜベナンに!?
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

まじでマジ?

今日は科学実験教室2回目ということで、「浮沈子」をやりました。
「浮沈子」とは・・・
ペットボトルの中の物体(今回はストロー&針金)が、自分の思い通りに浮き沈みするんです。
(と言っても本当は重力と浮力の関係ですが・・・)

今回はみんなをびっくりさせたいと思って、当日まで実物を見せませんでした。
そして今日ついに見せる時が!
自分「今日は友達を連れてきています。ペットボトルの中の彼がそうです。名前はドナ(ベナン男性のよくあるニックネーム)です。」
(ここでひと笑)
自分「名前を呼んだら答えてくれるよ!」
生徒たち「ドナ!」
(ペットボトルの中の物体を動かす)
生徒たち「ア゛〜!」「チョ〜!」
(めちゃくちゃびっくりする生徒たち)
自分「なんで動くんだろう?」
生徒たち「マジ(マジック)だ!」
自分「いやいや違うよ。これはグリグリ(ヴードゥー教のおまじない)だ!」
生徒たち「ア゛〜!」「チョ〜!」

こんな感じで浮沈子作りがスタート。
材料と作り方のプリントを渡して作らせたのですが、案外早く作ることができました。
そして最初に完成させた女子生徒の様子を見ていると、
生徒「ドナ!ドナ!」
自分「・・・」
生徒「タクヤ!ドナが反応してくれない!」
自分「えっ・・・」
呼んだら動いてくれると本気で信じている生徒・・・、とっても素直です!

でも男子連中がすぐに気付いてどうやったら中が動くのかを発見し、みんな楽しそうに遊んでいました。

遊び中.JPG

ただ第2回目となった科学実験教室、しつけをするのがやはり大変です。
1ヶ月に1回しかないということ。
正式な授業ではないということ。
色々なことが原因で、平気で遅れてきて、何も言わずに途中で帰っていく生徒たち。
ごみを散らかしても平気な生徒たち。
おしゃべりを止めない生徒たち。
そして叩かない自分・・・。

毎回指導はするものの、結局自分が彼らの前に立って顔を合わすのは1ヶ月後。
まあ忘れるわなー。
でもその中でも自分と一緒に「静かにしなさい!」と言ってくれている生徒の存在に本当に助けられています。


実験をやって楽しませるだけなら簡単。
ただその中でしつけを行っていこうとすると、かなりイライラします。
生徒たちに科学に興味を持たせて、楽しませるだけでいいと割り切れればいいのかもしれませんが、そう簡単には割り切れないし、教師として譲れないところです。

まあ少しずつですかねー。

浮沈子@アプリカシオン.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

初小学校

JICA事務所の企画調整員と共に、コトヌー市内の小学校の授業を見学しに行きました。
というのもこの小学校の校長先生はJICAの研修でケニアに行った先生。
今日はこの先生の数学の授業を見ました。

小学校の授業は初めてだったのですが、この先生の普段からのしつけが行き届いているせいか、生徒の人数が少ないせいか(なぜか25人)、ヨボ(白人)が見学に来たせいか分りませんが、とても真剣に学習に取り組んでいました。
また授業のテンポがよく、モチベーションも高く、良い先生だなと感じました。
こういう先生がどんどんベナンの教育を引っぱっていって欲しいなと思います。

グループワーク.JPG

小学生はノートではなく、全員が小さな黒板をもっていて、そこに回答などを書いていきます。
ノートをたくさん買えないからでしょうか!?
そしてそれをもとにグループワークをしたり、発表をしたりします。
ノートをとらなくて覚えていられるのだろうか・・・?
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月28日

神の子現る!?

今日はゴミ拾い活動2回目。
前回は何と一人も参加者がおらず、結局一人でゴミ拾いをした・・・。
今回は何としてもそれは避けたい。

朝一で学校へ行き教室で
「今日ゴミ拾いやるよ!テスト今日で終わりでしょ?」
と声かけ。
すると予想もしなかった答えが・・・。
「テスト明日まであるよ!」
(えぇ!・・・今日で終わりだったのでは・・・)
今日でテストが終わりだから参加者もいるだろうと思っていたのだが・・・。

そして午後3時。
集合場所へ。
・・・
誰もいない・・・。

10分たっても誰も来ない・・・。

20分たっても誰も来ない・・・。

今回も前回のように一人の寂しい写真を撮って、また一人でゴミ拾いをしようとしていたその時!

何と生徒が一人登場!
この子は神の子か!
何だかそんな気持ちになった。
そして二人でゴミ拾いをしたが、この生徒の膝をついてまでゴミ拾いをする熱心さ。
神の子だ・・・。

神の子.JPG

日本でもそうだが空気を読んで、というかこちらの気持ちを察して動いてくれる子がいる。
ベナンにもいた!

そして活動終了10分前にはさらに5人登場し、全員で6人に!

たった6人かもしれないけど、前回から進歩のみられたゴミ拾い活動。
人が集まらないようなら活動を続けても仕方がないかなと思っていたが、わずかだが来てくれる子がいた。
次回は何人来てくれるだろう?
本当に少しだが進展が見られてうれしかった!

第2回.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(8) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

嫌な予感・・・

来週の水曜日は2回目のゴミ拾い活動。
前回は自分ひとりで行うという悲しい状況であったが、今度こそは人を集めたい!
ポスターも貼った。
教室で声かけもした。
でもはっきり言ってあまりあてにならない。
そこで月曜日に行われている朝の朝礼で全体に声かけをしたいと思い、校長先生に相談をした。

自分「月曜日に朝礼がありますよね?」
校長「うん、あるよ。」
自分「来週の水曜日に2回目のゴミ拾い活動があるので、朝礼で少し話をしたいのですが?」
校長「来週か〜。違う週にしないか?」
自分「どうしてですか?」
校長「来週はテストなんだ。」
自分(えっ!?)
自分「でも予定を組んでポスターにも明記してしまったので予定通り行ってもいいですか?」
校長「別にいいけど中学1年生から4年生までしか行けないよ。4年生までは水曜日にテストが終わるから。」
自分「分りました。」

ということで、来週は朝礼で話すことができないというだけでなく、テストだという事実まで発覚。
1〜4年生にしてもテストが終わって勉強から解放された日に来るだろうか?
しかもポイ捨てをするのが当たり前になっているゴミを拾うために・・・。
自分なら思いっきり遊ぶよな〜。
間違いなく・・・。


嫌な予感がぷんぷんする・・・。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

ところ変われば・・・

今日は月曜日に大変だったクラスでのブーメラン作り。
続々と集まる生徒たち。
うれしい限り!
しかし残念ながら教室の扉が開いておらず、開けてくれるように頼みに行っても誰もいない・・・。
(事前に話に行った時にはその時に言えば開けるって言っていたのに・・・)

仕方がないので今日は青空教室。
教室の前のスペースで作業開始!

ブーメラン指導.JPG

やはり工作が苦手でなかなか自分自身で作ることができない生徒たち。
そして「俺のを先に見て!」と自己主張の激しい生徒たち。
どうしたらうまく飛ぶのか自分たちで工夫をしてほしいのに、全てこちらに聞いてくる。
そして、まあ経験のないことだろうから仕方がないかと思いながら手を貸してしまう自分。
少しずつひとり立ちさせよう・・・。

ということで今回も楽しく行うことができました。
授業じゃなければ一緒にいても楽しい。
終了後は一緒にサッカー。
実はこのサッカーが目当てで来た生徒たちもたくさんいたのかも・・・。


でも残念だったのは誘った物理化学の先生たちが一人も来てくれなかったということ。
5人くらいは見に来てくれるって言っていたのに。
まあこれも少しずつなのかなと思う。
このプロジェクトの目的は、「生徒たちに科学の楽しさを伝える」と同時に「先生たちにその手法を伝える」こと。
何とかして次回は先生たちも巻き込みたい!

みんなでブーメラン.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

無力感

10時からの授業。
先生はなかなか来ず、来るまで面倒を見ることに・・・。(結局1時間以上)

「タクヤ!タクヤ!」
と無邪気に寄ってくるかわいい元気な生徒たち。
でも教室で一人で相手をするには、静かにさせるには、あまりにも手ごわい相手である。
何しろ10歳から15歳くらいの思春期の、そして子どもっぽい男子が一つの教室に60人近くいるわけだから・・・。(男子校です)


生徒たちの前で話す時は、全員に聞いて欲しいことがある時。
日本にいるときは全員が静かになってから話すように心がけていた。
そして大切なことは場所が変わっても変わらない。
今日も同じようにしていた。
10分も20分も待った。
大きな声も出した。
でも10秒程度しかもたない。
誰も話さずに静かに聞くという状況が作れない。

もちろんイライラしている自分に気を遣ってくれる生徒もたくさんいる。
そして、
「ムッシュ・タクヤ、叩かないとダメだ!」
という言葉。
確かに叩かないとどうにもならないような状況。
でも叩きたくなかったから待った。
日本の生徒たちは本当に気が利くなと思う。
というか小さい時からの教育の仕方が違うからだろう。
こっちの子どもは残念ながら叩かれないと分らないのだろうか?


そしてある生徒が生徒指導のような立場の先生を呼んできた。
その先生の登場と同時に静まり返る教室。
日本でもよくある光景。
そして異国でも起こっているその光景に自分の無力感を感じるしかなかった。
もちろんその生徒指導の先生は叩くから静かにしているというだけなのだが・・・。


でもそんな中でも物を出した時だけは生徒たちは静まって注目をする。
今週の水曜日に計画しているこのクラスでの科学実験教室。
ブーメランを知らないのでカバンから出した。
その瞬間、教室は静寂に包まれ、好奇心に満ちた100個以上の漆黒の眼は自分に向けられた。

言葉の不自由な外国人が、叩くこともできない自分ができる手段はこれしかない。
それは実験活動に絞って活動をしている自分の方向性が間違っていないということを示しているように感じた。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(5) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

飛べ!ブーメラン!

さあ、新プロジェクト第2段。
ゴミ拾い活動と同じく授業のない水曜日の午後を使って、科学実験教室を始めました!
実験と言っても難しいものではなく、日本だと小学生がやるような活動。
それでもベナンの中学生たちは実験の経験がほとんどないので喜んでくれます。
今日行ったのは紙ブーメランの作製。
月1回ペースで、2校の2クラスに対して行っていく予定です。

昨日授業の際、
「明日科学実験教室をやるよ!ブーメランを作るよ!」
と言ったところ、反応がイマイチ・・・。
どうやらブーメランを知らないらしい。
先生までも知らないと言っていました。
そこで実演。
手元から離れたブーメランが、くるくる回って手元に戻ってくる様子を初めて見て、生徒たちは大興奮!
先生は、
「これはマジックみたいなものだ!」
と生徒たちに説明していました。(冗談だと思いますが・・・)

そして今日、自由参加の科学実験教室ですが、49人中36人も参加してくれました!
生徒たちは工作というものをほとんどやったことがないと思われ、作るのがとても下手。
でもこういうひとつひとつの経験が大切なのだと思います。
中には小さな弟のお守をしながら参加している生徒も。

お守.JPG

結果的に全員がうまく飛ばせたわけではありませんが、みんな本当に楽しそうに活動していました!
自分が直接授業を持っているわけではないので、こういう時間がとても新鮮。
そしてとても疲れるけど、とても楽しい時間です。
こうして少しずつ科学の楽しさを伝えられるといいなと思います。

飛べ!ブーメラン!.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

集団ボイコット!?

面白い教室でのひとコマ.JPG

集団ボイコット!?

と思ってしまうこの写真。
授業中の風景なのですが、何をやっているのでしょう?


疲れている?
ムチで叩かれて泣いている?


実はこれ、テストの風景です。
ベナンでは紙は高価なもの。
日本ではちょっとしたものでもプリントにして配りますが、ベナンでは無理。
プリントを生徒に配る時は、希望者を聞いて、その都度生徒からコピー代を徴収し、代表者にコピーをしに行かせます。

そして自由にプリントを配れないのはテストでも同じです。
生徒は自分のノートを切り離し、それが回答用紙になります。
じゃあ問題用紙は?
と思うかもしれませんが、場合にもよりますが今日は先生が黒板に書きました。

写真は先生が問題を黒板に書いている間、問題を見ないように顔を伏せている様子。

様子を見ていると、チラチラと黒板を見ている生徒がいたり、机の下で友達同士何やら紙を回していたり・・・。

でもお金をかけずにテストを行うには、この方法もひとつの手段なのでしょう。

日本でも紙(資源、お金)の無駄遣いは減らさないといけませんね。
そしてそれが少しでも途上国にまわればいいのにな。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

研修

昨日と今日の2日間、家の隣の学校「リセ・ビアンゼン」で教員研修が行われました。
そして、やっぱり・・・って感じでした。

8時開始の教員研修。
8時に学校に行くと、教室には生徒たちがいっぱい。
そしてその後帰らされる。
(今週の頭から分かっていたんだから、前日までに言ってやればいいのに・・・。)

教室に入ってみると、机はぐちゃぐちゃ、床はゴミだらけ。
掃除しないと始められないから、床を掃こうと思って箒はどこか聞いたら、
「生徒がこれからやるからいいよ。」
という答え。
でも待っても待っても来ない。

とごちゃごちゃやっていて、結局始まったのは10時前。

「何でいつもこんな感じなの?」
と聞いてみると、
「ベナンでは昔から王様が民衆を待たせて、二度寝をしたり、ご飯を食べたり、水浴びをしたりしていた。だからその名残だ。教師たちが来ていても、主催者が来ていないだろ。」

確かに!
と一瞬思ったが、そんなことじゃないと思う。

研修の内容は相変わらずフランス語がよく分らなかったです。
日常会話はまあまあ分かるようになってきたんですが、専門用語が続くと全くです。

それにしても研修の態度は本当にひどい!
ものを食べていたり、携帯で電話をしたり、大きな声でおしゃべりしたり、立ち歩いたり・・・。

立ち歩く教師たち.JPG

自分が日本の学校で経験した「立ち歩く生徒達」がとてもかわいく見える。

そして2日目、今度は教室の準備もできているし、場所も分かっているから、もしかしたら時間通り来ている先生がいるかも、という淡い期待を抱きながら行ってみると・・・。

研修前の教室.JPG

・・・。
30分遅れで10人くらい。
結局みんな集まったのは1時間以上経った後。

こういうところをまず直さないといけないよなー。

結局研修の内容は、テストの形式とその修正のようなことをやっていました。
ベナンでは研修会の機会は(授業をつぶして)結構あるんですが、実践的な研修がほとんどと言っていいほどありません。
でもベナンの先生たちは、新プログラムで実験などの実践を求められているのです。
はっきり言って板ばさみ状態の先生たち。
結局求められていることはできず、できないのは実験器具がないからと言っています。
逆に言えば、器具があったらできると言わんばかりの先生たち。
でもおそらく器具があったところで、生徒たちに考えさせる授業はできないと思います。

だから自分の協力できるところはここ!
4月の研修会では自分の持ち時間をもらったので、是非ベナンの先生たちが経験したことのないようなことをしたいと思います。
うまくできるか分からないけど、先生たちの反応が楽しみー!

P.S
先日貼ったゴミ拾い活動のポスターの件で、校長先生から呼び出しが。
「この下に書いてある文章を直しなさい!」
えっ、貼る前にあなたに見せたでしょ?と思いながらも話を聞いていると、どうやら文章の中に、
「この学校は忙しくもないのに」
というような意味が含まれていたらしい。
えっ!そんなはずは・・・。
と思ったが、思い当たる節はある。
毎回フランス語の文章を書くとき、書いたあとに必ずベナン人に見てもらって直してもらっている。
今回は職場によく顔を出す人に修正をしてもらった。
そして大抵の場合、ほぼ全文直すことになる・・・。(悲しいが・・・)
そして直した後の文章には自分には理解できない言い回しが出てくる。
ここだ・・・。

この活動に対しては本当に評価してくれ、感謝してくれている校長先生、すみません。
休み中に作り直して貼りなおしです。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

まじで!?

びっくりした!
今日の第1回目のゴミ拾い活動。
下の写真が全てです・・・。

一人かよ!.JPG


ひとりでタイマーをかけて写真を撮っている姿が悲しすぎる・・・。
手には各学年(7学年)と教師ボランティアのための名簿。
生徒数は1000人以上いるはずなのに・・・。
結局一人で1時間ほどゴミ拾いをして帰りました。

やっぱり何事も簡単にはいかないわ・・・。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

いざ交渉!

今日同任地の隊員から新しい情報が入ってきた。
どうやら今週の木曜日と金曜日に教員研修があるらしい。
って何で学校始ったばかりなのにやるんだよ!
って思いますが、それがベナン。
もちろん生徒たちの授業はありません。
(でもきっと木曜日の朝、たくさんの生徒が来るんだろうな・・・。)

主催は自分の職場ではないが、教育省管轄の部署。
さっそく詳細を聞きに突撃してみた。

どうやらここが主催の研修は年3回あるらしく、今回が1回目。
2回目が3月で、3回目が4月らしい。
やっぱり何事も勢いが大切!?
と思い聞いてみた。

自分「私も先生たちに対して研修会を開催したいんですが?」
相手「いいよ。でも2回目はもうテーマが決まってるから3回目ね。」
自分(えっ!?)

簡単に研修を行うことができるようになってしまいました。
ということで、4月に教員対象の研修を自分が行わないといけないので、少しずつ準備していきたいと思います!

何だか新年早々とっても順調!
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

ポス貼り

新年開始早々新プロジェクト!
(っていうかまだ何も自分では始めていなかったので初プロジェクト)
ボランティアを集めて、月1回ゴミ拾いをしようと思います。
おい、お前は「理数科教師だろ!」って言われそうですが、そのプロジェクトもそろそろ始めようと思っていて、順番が前後するだけです。

どうしてゴミ集めなのかというと、これまでも何回も書きましたが、ベナンは本当にゴミだらけ。
そして自分が住んでいる家の隣にあるリセ・ビアンゼンは、ベナンNo.1の伝統校で大きいということもあり、授業以外のさまざまな行事でも使われます。
それもあってか、敷地内に本当にゴミが多い!
教育環境悪すぎ!
(先日いきなりゴミ拾い作戦を行ったのもこの学校です!)

ということで定期的に始めようと思うわけですが、今日行ったのはポスター貼り。
明後日から始める予定なのに、貼るのが今日かよ!?
って自分でも思いますが、休みに入っていて、先生たちも学校に来ないので仕方がなかったんです。

さあ、明後日からいよいよ始めてみます。
参加者は生徒のボランティアと教師のボランティア。
告知をしたのが実施2日前。
授業がなくて、学校に来る必要のない午後。
やるのは誰もやりたくないはずのゴミ集め。
さあ、この厳しい条件で、何人集まるでしょう?
乞うご期待!

ゴミ集めポスター.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

何が始まる!?

今日職場へ行ったらなぜかみんな来るのが早い。
そしてしばらくしたら外から金属音が聞こえてくる。
さらにその後、同僚が葉っぱを頭に巻いている!?
自分の頭にも葉っぱが巻かれる!??

これはいつもと違うぞ!

しばらくしたら昨日職場で作っていた模造紙を持って、金属音に合わせて踊りだし、それをテレビカメラが撮っているじゃありませんか!

どうやら自分の職場である教育省中等教育局の職員が副局長に対しての抗議デモを行っていたらしい。
話を聞くと、局長は自分が配属される前に交通事故で亡くなっており、それ以降副局長が代理をしていたらしい。
でもうまくいっておらず、しばらくの間給料も未払いだそうだ。

今日は副局長本人がいたわけではないが、テレビを呼んでもっと立場の上の人にアピールして、改善してもらおうとしているらしい。

日本ではこういうことやストライキなどはあまり見られないが、ベナンでは頻繁に行われる。
学校でも毎年のように行われるそうだ。

副局長は自分達ボランティアに対してもとても親切な人。
これから職場はどうなっていくのだろう!?
ちょっと複雑な感じ・・・。

次の日のテレビのニュースで、後ろの方に頭に葉っぱを巻いて、ぎこちなく踊っている日本人がいたことは言うまでもない・・・。

抗議デモ.JPG
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

水の上にある学校!?

水上生活をする人々の村、アゲゲの学校を見に行ってきました。
アゲゲはコトヌーとポルトノボの間にあるラギューンに位置する村です。

アゲゲ地図.jpg

ポルトノボのはずれにある船着場から船で出発。
船着場はアゲゲに帰る人、ラギューンで獲れた魚を売る人、ラギューンの底からとってきた砂を運ぶ人でにぎわっています。
今回は学校の見学ということで先生たちの船に乗せてもらい、タダで行くことができました。

船着場.JPG

船に乗ること約30分。
ついに水上生活をする村、アゲゲに到着です。
でも、あれ!?
学校が水上にあるんじゃなかったの!?

水の上の学校?.JPG

そうなんです。
今は乾季。
雨季の間は水上でも、乾季の今は陸があるんですよね。
校庭には牛や豚がいて、とてものんびりとした雰囲気。
でもやはりここは水上生活をしている村。
建物は全て高床式になっていて、水位が上がっても生活できるようになっています。
どうやら雨季には生徒たちはみんな船で登校して、先生たちも校舎を移動する時すら船を使わないといけないらしいです。

牛.JPG

授業はどうかというと、ほとんどの先生がポルトノボとの掛け持ちなので、似たような感じ。
ただ教室の中は砂だらけ、違うのは高床式ということとここくらいかなー。

そして下校時、今日は金曜日。
金曜日は官公庁や学校では国旗の降納、そして国歌の斉唱。
日本では国歌問題があったりしますが、こちらはそんなもの全くなく、むしろ誇りに思って大きな声で歌います。

国旗.JPG

その後の下校は多くの生徒はこの時期にはある陸地を歩いて帰りますが、やはり一部の生徒は船を使い川を渡って帰ります。

船で帰る.JPG

水上生活をする村、アゲゲ。
次回は是非水上生活をしているであろう雨期にもう一度来たいと思います。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月25日

いきなりゴミ拾い作戦決行!

今日の午後、見学する予定の授業がなかったので、家の隣の中学校でいきなりゴミ拾い活動をしてみた。
というのも日本の中学校とベナンの中学校の大きな違いのひとつがゴミの問題だと思う。
これは町の中でもそうなのだが、みんなゴミをその辺にポイ捨てする。
学校でもそうで、生徒も先生もその辺にポイ捨て。
じゃあゴミだらけが好きなのかというとそうではなく、毎朝自分の周りはとてもきれいに掃除する。
学校でも毎朝教室内と出入り口付近はきれいにはき掃除をするが、そこから離れるにつれてゴミだらけになっていく。

ゴミだらけ.JPG

今回は外国人が1人でゴミ拾いをしていたらどんな反応を示すかという実験でもあった。
生徒「どうしてゴミを拾ってるの?」
自分「だってここきれいか?」
生徒「いや、きれいじゃない。」
自分「そうだろ?だから拾ってるだけだよ。」
生徒「ありがとう。」

「ありがとう」?
「手伝いましょうか?」じゃないのか?
と思いながらも、1人でゴミ拾いを進める。

生徒の「がんばって!」という声。
だから「手伝いましょうか?」じゃないのか?

そして冷やかしの声。
ムカッ!お前たちの学校だろ!と思うも、黙々と活動。

そんな感じで30分ほど進めていくと、授業のないクラスの生徒が何人か近づいてきた。
また同じような会話をした後、「やりたい?」と聞いてみた。
すると「うん。」という返事と共に、生徒たちとのゴミ拾いが始まった。
本当は生徒からの「手伝いましょうか?」が欲しかったが、まあいいだろう。

拾う生徒.JPG

やっていると本当にたくさんのゴミ。
そして木の根元のゴミはおしっこ臭い。
というのもこの国は、立ちシ○ンをする人がとても多い。
もちろん校内でもそう。
そんな中取り組み、何とか大体きれいになった。
完璧にきれいにするには、今日行なった1時間半では無理だし、どこからともなくゴミが飛んでくるのできりがない。
言いたいことはたくさんあるが、最後はみんなに「ゴミをその辺に捨てるなよ!」と言い残し終了。

はっきり言って一回こういうことをやったところで変わるとは思えないが、小さなことの積み重ねが大切。
理数科教師隊員であるが現職教員参加をしている以上、学校内のこういったことに関わって活動していけると良いと思う。

みんなで.JPG

おまけ
前回紹介した、ムチ大好き先生。
今日の午前中授業を見学したら、生徒が泣き叫ぶまでムチで叩いていた・・・。
やめたと思っていたのに・・・。
人を変えるのは本当に難しい。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(7) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月18日

成果?

今日は先日紹介した、やたらとムチで叩く先生の授業を見学した。
先日の授業の後、意味もなく叩くのは良くないという話をしたばかり。
さて今日の授業はどうだろう?

まずはしゃべっていたと思われる生徒2人を連れ出しげんこつ。

あれ!?
変わっていない!?
まあこれは理由が理由だしな。
自分の中学時代も悪いことをしたらげんこつされていたし。

でも明らかに変化も。
前回は教室に着いた途端ムチを取り出し、常にそれを持って授業をしていた。
でも今回はムチを出すこともなく、また理不尽に叩くこともなかった。
自分が見ているからかもしれないが、変化が見られて何だかうれしい。

こうやって少しずつ影響を与えていくことができればいいなと思う。
この先生の次の課題は生徒の気持ちをもっと考えるということかな。

今日の授業中、前回の授業中に行った小テストの返却があった。
20点満点。
返却時に全員の点数を読み上げる。
日本では考えられない。
そしてその後、基準点以下の生徒を立たせ、
「どうして基準点がないんだ!勉強しろ!」
と怒鳴る。
まあそこまではまだ許せるとして、
その後、一番点数の低い生徒を立たせ、
「どうしてお前は2点なんだ!」
と怒鳴る。
その生徒はもちろん悲しそうな表情。


文化など日本とは違う点もたくさんあるが、少しでも自分の考えを伝えていきたい。
それを伝えないと自分が来ている意味がない。
もっと思い切ってやっていこう!
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

愛のムチ・・・では絶対ない!

今日もいつものように授業を見学。
ただ今日の先生は他の先生と違った。
やたらと叩く。
叩くのが趣味なのかと思うぐらい・・・。

違う席に座っていたらムチ。(これは生徒が悪いが。)
指名されて間違ったらムチ。
挙手した生徒が言い間違えたらムチ。

何で間違えただけで叩かれないといけないんだ!

生徒の前では先生にそんなこと言えない。(先生に恥をかかせられない。)
だから先生が教室を出ている時に、とりあえず叩かれた生徒に聞いてみた。
自分「何で叩かれたの?」
生徒「私が先生の言ったことを写し間違えたから・・・。」
自分「こんなことが普通なの?」
生徒「ええ、普通よ。」
自分「痛くないの?」
生徒「痛いけど、仕方がないわ。」

生徒はいつものことなので納得しているようだが、どう考えてもおかしい!
どうにかして自分の考えを先生に伝えたいので、授業が終わったら先生と話そうと思った。

そうしたら先生が、
「ジュースでも飲みに行こう!」
と誘ってくれた。
「来週家に連れて行ってあげるよ。」
とも言ってくれた。
いい人。
でも言うべきことは言わねば!

自分「ベナンでは叩くことが普通なんですか?」
先生「いや昔は良かったが、今はダメだ。俺は叩いているけど。」
自分「どうしてですか?」
先生「叩かないと生徒がしまらないから。(たぶんこんなこと)」
自分「先生は説明が上手だから、叩かなくても生徒はしっかり勉強するようになると思いますよ。」
先生「そうか、分かった。」

来週もこの先生の授業を見学することになった。
本当に変わっているのだろうか・・・?
posted by 赤石 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。