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2008年11月10日

植物見学

今日は中学2年生の授業の植物見学に同行しました。
先生はマダムH。
前にも紹介した日本にも研修に行ったことのある先生です。

教室前に集合したのですが、ミニバスで移動。
小さなバスに子どもたちが詰め込まれます。

ミニバス乗り込み.JPG

数えてみたら、生徒34人(今日はお金がかかるから(700フラン(約175円))少なかったのだと思う)、教師1人、運転手、料金係、そして自分の38人!
ドアが閉まらないくらいですが、ももの上に乗って強引にドアを閉め出発!
出発したとたん先生が、
「さあ、みんな歌うわよ!」
と声をかけ、小さなバスの中で大合唱!
ベナンの歌から国歌、そして日本の歌まで飛び出しました。
マダムHが、
「これが日本の歌よ!みんな後に続いて歌って!」
と言って、
「春を愛する人は〜、心清き人〜♪」
と歌い出したときはびっくりしました!
日本人でも中学生はおそらく知らないのではないでしょうか。
その後自分も歌おうと、
「幸せなら手をたたこう!パンパン!」
と始めると、生徒たちは学校で習ったことがあるらしく(もちろん日本語ではありませんが)、みんなで再び大合唱。
音楽は国境を越えます!

ミニバスの中.JPG

10分くらいで目的地に到着。
今日の見学地はソンガイという施設。
農業、養殖、家畜などの面でエネルギーの循環も考慮に入れながら研究を行っている施設らしいです。
ガイドの人がついて案内をしてくれたのですが、生徒たちは目を輝かせて話を聞いていました。
ただそこはもちろん子ども。
しばらくしたら集中力が切れ、他のものに興味を持ち始めてしまいましたが・・・。

ソンガイ見学.JPG

10:00〜12:00までの授業。
見学が終了したのは14:00前・・・。
ちょっと計画性は感じられませんでしたが、本物を自分の目で見て、
「わー、きれい!」
と生徒たちが感動する様子を見ることができ、本当に良かったと思います。
生徒たちにとってかけがえのない経験です!
そして生徒が、
「これ食べられるの?みんなで食べようよ!」
と言い出し、先生が、
「分かったわ!今度の授業に料理して持ってくるからみんなで食べましょう!」
と言っている様子を見て、先生と生徒の良い関係と、この自由さをうらやましく思ってしまいました。

こういう力のある先生と協力をして活動していくことができればと思います。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(5) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月05日

計算ドリルの偉大さ

今週から本格的に授業の見学を始めている。

これまで聞いて想像していた教師像。
・授業時間に来ない。
・授業の準備をしていない。
・黒板をノートに写させて終わり。   など

でも良い意味で予想が外れている。
・授業には時間通り来る。(始まるのは遅れるが・・・)
・授業前に同じ教科の同僚と打ち合わせをしている教師がいる。
・生徒に発表させたり、終わった生徒には問題の書いた紙を配布し、解かせたりしている。
そして何より思っていたよりやる気のある教師がたくさんいる。

もちろん助言や提案をしたいところはたくさんあるけど、思っていたよりはずっといい状態だと思う。
ただやはり具体物を使った授業がないので、そのあたりも提案できればいいかな。


授業を見ていると、国が違えば教科が同じでもやり方が違うということがよく分かる。
電流と電圧の計算も日本ではやらないようなこともやっていた。
そして何より驚いたのは、簡単な計算でもみんな電卓を使うということ。
先生に聞くと、学校のテストはもちろん、BAC(高校卒業資格試験)などでも電卓使用可らしい。
そしてこれは物理・化学だけでなく、生物・地学、そして何と数学でも使用可らしい。
日本は小学校の頃から計算ドリルなどで鍛えられるが、ベナンではそのようなものはない。
外で食事をすると会計の時にかなりの確率で計算を間違うが、その理由がよく分かったような気がする。

電卓.JPG



おまけ

アメリカの新大統領がオバマ氏に決まり、こっちの人はとても喜んでいます。
主な理由は2つ。
1つ目はブッシュ政権が終わったということ。
そして2つ目は黒人差別が激しかった国で、アフリカ系であるオバマ氏が当選したということです。
もしからしたらアフリカのほとんどの国の人が同じような感情を覚えているのかもしれませんね。
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2008年10月30日

外に出て分かる幸せ

今週からやっと少しずつ授業が始まってきた。
でもまだすべての授業は始まっていない・・・。
今年度は9月15日開始の予定が、10月6日に変更になり、それがずるずると今に至る・・・。

予定はあくまでも予定。
そしてその通りにいかないのがこの国。
それに慣れてきた自分も怖いが、逆に慣れていかないとイライラして仕方がないと思う。


今日授業の見学をさせてもらう約束をしていたので、朝起きて準備をしようとしていると、1通のメールを受信。
「病院に行くので今日は授業ありません。だから学校には来なくていいからね。」

授業を見ることができなかったことももちろん残念だったが、それよりも生徒たちはどうなったんだろう?
おそらく何の連絡もなく、教室で先生が来るのを待ち続けていたのだろう。
急に体調が悪くなってしまい休むのは仕方ないのかもしれないが(日本では簡単に休めないが)、そのフォローができないのは問題だ。
逆にすぐに時間割を変更したり、代理の先生が対応をしたりする日本はすごいと思う。

授業を見ることができなかったので職場へ行き、生徒たちが使っているという教科書のようなものを買いに行った。

1冊2500フラン(約625円)。

生徒たちにとって、そして家庭にとって、ものすごく大きな出費。
2500フランという金額は、普通のベナン料理を7、8食は食べられる。
日本で同じだけの食事をとる金額を考えると、この高さが想像できるだろう。
そして他の教科のものも買わなければいけない。
だから買うことができず、教科書を持っていない生徒がたくさんいる。

しっかり授業を受けられて、教科書を無料で支給してもらえる日本は本当に幸せである。
日本を離れると日本の良さが分かるというのは本当のことだ。
これまで何とも思っていなかった普通のことが、本当は素晴らしいことだった。
こういうことがたくさんある。

登校.JPG

毎週月曜日は国旗の掲揚と国歌の斉唱をする。遅れてきた生徒と教師は校門の前で待たなければならない。
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2008年10月24日

怪我の功名!?

月曜日から始まった教員研修。
参加して分かったことがいくつかあります。

○時間通りに始まらない。
もちろん中には守る人もいます。約70人中2、3人くらいかな・・・。

○資料が足りない。
足りない分はコピーをするように言うが、金がないと言ってコピーしない。
もちろん積極的にコピーをして勉強しようとする先生もいます。

○先生たちはまるで大きな子供。
班ごとに考えさせようとしているが、無駄話をしてばっかり。
その声もやたらと大きい。
研修中に話している人の前を平気で堂々と通って出入りをする。
そして堂々と寝る。

○昼食がメインイベント。
昼食をめぐって毎日激しい言い争いを繰り広げる。
食事が出てくるのが遅いと机をバンバンたたいてせかす。
そして机の上や下には食べかすをぼろぼろとこぼす。

○先生たちが考えることがない。
研修と言っても貸し出された資料から言葉を抜き出しているだけ。
班活動をするように机をくっつけているが、あまり意味がない。

こんな感じ。
でも良かったこともあります。

この研修を利用して、参加していたポルトノボ周辺の約280人のSPCT(物理・化学・技術)とSVT(生物・地学)の先生たちにあいさつをすることができました。

そしてこの機会を利用して、やりたい活動の紹介をしました。
ベナンでも実験活動などのアクティビテを重視しようとしていますが、現状として生徒数が多い、実験器具が少ない、時間がない、などの理由であまり行われていないようです。
でも実験器具を使った実験だけがアクティビテではありません。
そこで今回は2つ紹介をしました。

1つは中学校の授業でも訓練所でもやった「ピンホールカメラ」。
ただこっちでは黒いしっかりとした紙がなかなか手軽に手に入らないので、トイレットペーパーの芯や包み紙を利用して作ってみました。

トイレットペーパーカメラ.JPG

参加者の先生たちはとても興味深そうにのぞいてくれました。

そして2つめは「太陽系の大きさの説明」。
どうしても活動がしづらい分野なので、名前や距離などの数字、そして計算ばかりになってしまいますが、少しでもイメージができるように大きな紙でモデルを作って提示しました。(これも日本でもやっていたことです。紙を切って貼っただけですが・・・。)

太陽モデル.JPG

太陽を直径1mちょっとの大きさとすると、地球は直径約1cm。
(見えますか?「Le Soleil」という字の右のほうにある点です。)
そしてこの縮尺を使うと太陽と地球の距離は約120mにもなるんです。
そして今太陽系で一番遠い惑星である海王星までの距離は約3.5km。
太陽系の大きさ、そして銀河系の大きさを感じることができますか?

そしてこの説明をした時も、驚いた表情を見せながら、フランス語もまともに話せない外国人の話に真剣に耳を傾けてくれました。

自分もやってみようと思ったかどうかは分かりませんが、こういうことを皆さんと一緒に考えていきたいと伝えると、多くの人が賛同してくれました。
授業を見に行ったりしてもいいという先生には名前や電話番号を書いてもらいましたが、4つの会場をまわって、215名の先生の連絡先をいただきました。
もちろん全員というわけにはいきませんでしたが上出来です。
むしろこんなにたくさんの先生の授業を観たりできるわけではないので絞らなければいけません。
でもこれで今後授業を観させてもらったり、勉強会を開いたりするのが楽になると思います。

研修のせいで授業開始が遅れてしまいましたが、まさに怪我の功名です。

悪い点を挙げればきりがないし、何だかんだ言っても自分が活動する環境は2年間では変わらない。
でも自分に興味を持ってくれている人たちがたくさんいる。
何とかこの人たちのために、そして結果的に生徒たちに還元されるように焦点を絞って頑張ろう!
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2008年10月20日

あきれた・・・

学校が始まって3週間目に突入。
やっと今週から授業が始まる。
授業を見学することができる!

と思っていた。


あきれた・・・。

何と今日から全教員対象の研修が始まった。
しかもそれは金曜日までの1週間。
当然授業は1週間なし。

朝会場校に行ったら、いつものように生徒たちは登校。
そして先生たちもたくさん登場。

生徒たちには知らされてなかったようである。
そして先生たちに、
「今日は何時から始まるんですか?」
と聞くと、決まって、
「分からない。」
と言う。

このアバウトさは何なんだ!


そして9時半過ぎからやっと研修が始まった。
予定表をもらって見ると、8時からと書いてあった。
12時半過ぎに午前の研修が終わり、午後の時間を聞くと14時からだという。
どうせ14時からは始まらないだろと思いながらも、昼食をとってから14時に行くと、奇跡的にもほぼ全員いるではないか。

そして14時から始まったのは何と昼食会。
研修なのにビールもある。
そして食事のあとには研修参加者が減っている・・・。
18時15分終了予定が、終わったのは17時ごろ。

これがこの国では普通のようです。
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2008年10月17日

ここは動物園!?

新学期が始まって2週間が経とうとしているが、いまだに授業は始まらない。
先日同期隊員のブログに、ストライキの時に折り紙教室をやったと書いてあった。
同期隊員たちの様子を聞くと、とても刺激を受ける。

「よし!やってみよう!」

今生徒たちは朝登校し教室で待って、先生が来なかったら下校している。
これでは生徒たちの大切な時間がもったいない!


早速昨日の夕方に中学校の教務主任のマダムのところにお願いに行った。

自分「まだ授業は始まっていないですよね?」
マダム「クラスによっては始まってるところもあるわよ。」
(感じ悪い。)
自分「授業がない生徒たちに何かしたいんですが?」
マダム「何かって何?」
自分「例えば日本の文化紹介とか・・・。」
マダム「だからそれは何?」
(マダムの態度が本当にふてぶてしい!)
自分「例えば簡単なあいさつとか、折り紙とか・・・。」
マダム「まあとにかくよく分からないから、何を話すのか書いてきなさい!」
(超無愛想!でもまあ書かないといけないのは当然と言えば当然か・・・。)


仕方ないので何を紹介して、何を話すのか夜書いた。
自分が持ってきた日本グッズをすべて駆使して。
「日本の場所」「あいさつ」「扇子」「風鈴」「甚平」「けん玉」「紙風船」そして「折り紙」。
そして今回のメインは折り鶴を作ることにした。


今日の朝7時45分くらいに登校。(8時が授業開始)
マダムに見せなくては!

でもマダム来ず・・・。
早く来てくれないと生徒たち帰っちゃう。

9時くらいにやっとマダム出勤。
(すでにマダムに対して怒りが・・・。)
マダム「で、何?」
自分「いや、今日やりたい内容を書いてきました。」
マダム「ふーん。これは何?これは何?」
(マダムが分からないところを質問。)
マダム「いいわよ。」

案外あっさりとOKが出たので、何とか実行することができることに。


案内されたのは中学1年生の教室。
もうすでに帰ってしまった生徒もたくさんいて、残っていたのは20〜30人くらいか・・・。

文化紹介開始!
まずは日本の位置から。
自分「日本はどこにあるか知ってる?」
生徒たち「知らない。」
(やっぱり知らないのかなー。)
ある生徒「はい。ヨーロッパです。」

日本は車、バイク、科学技術などで有名だけど、場所までは誰も知らないようだ。

そしてその後、簡単なあいさつから物の紹介へ。
テンポ良く進んで、生徒も乗って、結構いい感じ。
他のクラスも授業をしているわけじゃないから、教室の外にも生徒がわんさか。

通りがかった先生「この子たちどうする?帰す?」
自分「いや、子どもたちが聞きたいなら教室に入っていいですよ。」

少しでもたくさんの生徒に聞いてもらいたい。
でもこれが悪夢の始まりだった・・・。


みんなで鶴を折ろうと折り紙を出した瞬間、生徒たちが動物になった・・・。
教室は動物園・・・。
折り紙はエサ・・・。
動物園の動物の方がまだしつけられているかも・・・。


一人一枚だと言っても聞かない。
みんなで分けろと言っても分けない。
一列に並べと言っても並ばない。
お前さっきもいただろ?という奴もいる。

この時すでに教室には約80匹の動物が・・・。

授業前、校内を見渡していた生徒指導担当の先生がムチを持っていた。
ムチを肯定してはいけないのだろうが、ムチなしで檻の中にいる自分は、あまりにも無力だった。
そして本物のムチに変わるものも自分は持ち合わせていなかった・・・。



でもこれで止めてもやりたい子がかわいそうだし、何とか強引に折り鶴づくり開始。
一生懸命折っている子どもたち。

と言いたいところだが、それは10人もいなかったかな・・・。
みんな物がもらえるとがっつくが、折り鶴には興味がない様子。
でも最後お腹の部分に空気を入れた時には、
「おー!」
という歓声。
そしてすぐに「くれ!くれ!攻撃」。
欲しいなら自分で作れよ!


こうして何とか無事ではないが文化紹介を終えた。
めちゃくちゃエネルギーを使った。
人数のせいもあるが日本の比じゃない。
しつけができていないせいかな。
もちろん自分の力不足が大きいのだが・・・。


自分の無力さに意気消沈し、マダムにあいさつして帰ろうとしたときのこと。
(うるさかったのが、マダムの部屋にも聞こえていただろうなー。)
自分「終わりました。」
マダム「そう。」
自分「でも全然うまくいかなかったです。」
マダム「でも生徒たちがうれしそうだったわよ!」

初めて自分に見せたマダムの笑顔と言葉に救われた気がした。
そして生徒たちにとって何もない時間に、少しでも経験をさせることができたという点では良かったのかな。

折り紙教室.JPG
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2008年10月16日

コトバの壁の恐ろしさ

ベナンに来てもうちょっとで4か月になろうとしている。
めちゃくちゃ早い。
その割に成長が感じられない。

まあ来た時に比べたら慣れた分会話も進むようになったが、依然として分からない会話が多い。
理解度は6割くらいがいいところかな。
それでも何となく会話にはなる。

普段はそれでいいのかも。
でも仕事は・・・!?


そして今日ついに恐ろしいことが起きようとしていた!
昨日授業を観させてもらおうとして行った学校で校長先生に、
「じゃあ先生を紹介してあげるから、明日の10時にもう一度おいで。」
と言われた。
いや、言われたような気がしたと言った方がいいか。

そして今日の10時に再び登校。
自分「おはようございます。」
校長「おはよう。まあ座って座って。」
(校長が何やら紙のようなものを探している。)
校長「あった、あった。」
自分「???」
(何やら自分の名前が書かれた時間割表のようなものがある・・・。)
自分「これ何ですか?」
(まさかと思いながら恐る恐る聞いてみた。)
校長「君が持つ授業の時間割だよ。」
(やっぱり。なんてこった・・・。)
自分「校長先生。私は授業をしたいんじゃなくて、観たいだけです。だって言葉もまだ話せないですし・・・。」
校長「えっ?そうなのか?なんだ、授業を持ちたいんじゃなかったのか!?」
自分「いや、私は市内の学校を巡回したいんです。」


まあ今回はそんなこんなで助かったが、授業を見せてもらうために行っただけなのに、次の日には自分の授業が決まっていた・・・。
コトバの壁恐るべし。
そして授業を受け持つことが恐ろしく簡単だということが分かった。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

やはり・・・

先週の月曜日から学校が始まっている。
先週の話では今週の月曜日から授業が始まると言ってみたが、いっこうに始まらない・・・。
生徒たちは登校しているが、授業がないので道にたまっていたり、働かされたりしている状態。

耕す生徒.JPG

校長先生に授業を見せてほしいとお願いに行った際には、
「授業受け持つか?」
と言われてしまった。
いまさらそんなこと言っていていいのか!?

でも今日は授業はなかったが実験室を見せてもらえた。
とても立派!
これにはびっくり!
部屋が4つあり、道具も日本と変わらないくらいある。

実験道具.JPG

でも先生と話していると、
「日本はもっといろいろあるんだろ?」
と言ってくる。
「生徒の人数がとても多いんだ。」
とも言う。
1クラスの人数は60人から70人くらい。
実験を行うにはたしかに難しいかもしれない。

でもその考え方を変えて、実験などを取り入れながら生徒達が興味を持てる授業にするのが自分の役目だ。
がんばろう!

でもいったい授業はいつからはじまる・・・!?
posted by 赤石 at 21:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月09日

学校開始!?

今週からついに学校が始まりました!

小学校前.JPG

家のとなりの小学校にはダボダボの制服を着たおチビちゃんたちがたくさん。
ベナンでは小学校(一応義務教育で授業料は無料)の就学年齢がはっきり決まっているわけではなく、4歳の小学生もいるようです。
小さい背中に大きなリュックを背負っている子もいて本当にかわいい!
何だか町の様子が少し変わりました。

学校によって制服もいろいろで、公立の学校はカーキの上下を着ているのですが、私立はそれぞれで決まっています。

集団下校.JPG

写真は私立小学校の下校の様子。
下級生が上級生に連れられて集団下校しています。
こんなことがベナンにもあるなんてびっくり!

そして今日授業を見学しに、公立の中高一貫校に行ってきました。
ベナンでは多くが中高一貫校になっていて、全部で7年間あります。

でも今週はまだ始まったばかりで、先生たちも全員は来ていないし、誰がどの授業をするということさえも決まっていない状態。
また転校手続きなども新学期が始まってから行うようで、校長室の前には子どもたちの長蛇の列。
どうしてバカンス中に行わないのか聞くと、
「バカンスはバカンスだ。」
という答えが返ってきました。
開始が遅れていくのはどうかと思うけど、その考え方は休みでも十分休めない日本よりはっきりしていていいかも・・・。

だから今は生徒が登校しても学校で遊んでいるだけです。
生徒たちに聞いたら来週から授業が始まると言っていたのですが、それもどうなることやら・・・。

教室の前で.JPG

中学2年生の生徒たち(教室前にて)
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2008年09月27日

ナチティングー出張

22日〜27日の間、配属先主催の教員研修視察のため、ナチティングーに行ってきました。

ナチ地図.jpg

ナチティングーまではコトヌーからバスで約9時間。
ボコボコの道も多々ありましたが、ベナンにおいては奇跡的なクーラー付きのバスなので、結構快適な道のりでした。
普段生活している南の方は平地で山などは全くないのですが、北の方に行くにつれ山が見られるようになったり、バオバブの木が見られるなど植生が変わったりし、とても興味深かったです。
到着したナチティングーは山に挟まれ自然がとても美しく、日本の田舎のような感じです。

ナチ.JPG

今回の研修はベナン全国の教員の希望者の中から選ばれた約150人の研修。
年によって行う教科も変わるらしく、自分が参加したSPCT(科学、物理、化学、技術)の教員は20人強でした。
研修は2週間行われ、宿泊費や食費などは国から支給の上、給料まで出るという研修。
そして自分たちの研修視察の目的は、
@配属先主催の全国規模の教員研修の現状を知る。
A来年度の研修に、自分たちの活動を組み込むことができるかどうかを探る。
B全国の教員との関係を作る。
です。

さていよいよ研修に参加。
研修は各教科の講義などだけでなく、全体講義や講演会などもあります。
自分たちはちょうど全体講義から参加したのですが・・・

残念ながら自分はフランス語力不足のため、ほとんど内容が分かりませんでした・・・。
これは教科ごとに分かれた時の講義でも同じこと。
もっと頑張ってフランス語を勉強しないといけないと強く思いました。

ただ幸いなことに、自分が参加したSPCTには講義だけでなく、技能の時間もあります。
というのも、ベナンでは近年指導要領が変わり、生徒中心の授業を行っていこうとしており(今のところ現実はかけ離れているようですが)、SPCTでは黒板を使っての講義ばかりでなく、実験活動を取り入れていこうとしているのです。
実験活動は言葉が多少分からなくても、やっている内容は分かります。
行っていた活動は、グループに分かれて「水位センサーの作成」「卓上ランプの作成」「貨幣天秤の作成」です。
先生たちも実際に手を動かして活動をしたことがあまりないのか、完成した際には本当にうれしそうな笑顔を見ることができました。

ナチ実験.JPG

しかしながら問題もたくさんあります。
これまで自分たちが実験活動などを行ったことがないせいか、応用力がないのです。
例えば・・・
完成したランプをつけていると、ぐるぐる巻きの束になったコードからものすごい熱が発生しました。考えれば原因も分かるようなものですが、こちらがアドバイスをするまで誰一人として分かりませんでした。(さて原因は何でしょう?)

また技能面にも問題があります。
この実技の時間中に煙が3回出て、1回はコンセントから火が噴きました。
これを生徒がいる授業中に行ったと考えると、恐ろしくなってきます。

これまで勉強してきた知識があっても、やはり実技の経験がないと難しいものなのだと痛感しました。
また今後の自分の活動の方向性の参考にもなったような気がします。


そして夕方にはなぜかサッカーが行われました。
そんなことは聞いていなかったので運動する準備など全くしていなかったのですが、自分もSPCTチームとして参加。
何日かかけて予選、トーナメントを行い、決勝戦まで進出しました。
(自分は準決勝と決勝だけ参加)

準決勝までは普通だったのですが、決勝はなぜか本格的。
両チームのためにユニフォームまで借りてきたり、なぜか教育大臣まで見に来たりしました。
そして優勝トロフィーまで用意されていました。
試合前にはセレモニーを行い、お偉いさんのポケットから札束が出てきて、それが賞金になるという。(額はあまり多くありませんでしたが・・・)
ベナン人大盛り上がり。
結果は優勝!
まわりが自分より年上ということもあり、活躍することができました。
おかげで研修中は知らない人からも「TAKUYA!」と呼ばれるようになり、こういう力は本当にすごいなーと思いました。

ナチサッカー.JPG


最後に・・・

研修参加前、予定されていたタイムテーブルを見て、充実した研修だなと感じていました。
しかしながら実際に参加してみると、いろいろな面が見えてくるものです。
例えば「時間」の問題。
予定時間に当然のように講義が始まらない・・・。
8時開始予定なのに、教室が8時半まで開かない・・・。
先生が9時半まで来ない・・・。
始まっても講義の内容がいい加減・・・。

国のお金を使っての研修。
本当にこれでいいのか?

でも今回の研修視察の目的は達成できたような気がする。
研修の現状が分かった。
これから1年間、配属先と打ち合わせをしていけば何かができそう。
そして何より先生たちとのつながりができた。(サッカーのおかげですが・・・。)

そういった意味では充実した研修視察だったと思います。
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2008年09月15日

新学期開始!?

今日からいよいよ新学期開始!

のはずだった・・・。

毎年のことのようであるが、新学期が始まるのが遅れていく・・・。
ちなみに今年は10月6日に変更らしい。
本当に始まるのかどうか疑問だ・・・。

ちなみに職場の人たちは、今日からナチティングーという北部の町に研修に出かけました。
本当ならば新学期が始まっている時期に教員研修を組んでいること自体がおかしいのでは!?

この研修は2週間続くので、来週は参加させてもらう予定になっています。
自分にとって初めての研修会。
そして初めての北部の町。
とても楽しみです。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(7) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

できること、できないこと

今回は仕事の話をほんの少し。

自分の所属先は教育省。
日本で言うと文部科学省のようなところ。
そして一緒に活動をしているのが、理数科におけるベナンのトップの人たち。
たかが教員経験4年の若造が、こんなところで活動をしています。

そして今、この人たちがとてもやる気になっています。
でも話し合いを進めていく度に感じるのが資金面での問題。
やる気になっていても資金面で問題があるから、協力隊員を頼る。
資料を印刷するお金だけでもばかになりません。
でも協力隊は基本的に技術協力。
専門家が入ったりしないことには大きな資金を動かすことはできないんです。

ここに能力面、資金面、様々な面において、自分に「できること」と「できないこと」の葛藤があります。

でも理数科教育を向上させるためにできることは、他にいくらでもあるはずです。
だからこれから資金に頼らなくてもできる、自分なりの活動を探していきたいです。
その結果ほんの少しでもベナンの教育改善に貢献できたら良いかなと思っています。

会議.JPG

理数科会議後。代表者たちを集めて話し合いをしました。(残念ながら自分はほとんど居ただけです。)
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2008年08月12日

初出勤

今日は記念すべき初出勤。
仕事時間は8:00〜12:30、15:00〜18:30。
ベナンでは昼休みに家に帰って食事や昼寝をするのが一般的です。
暑い国なので日中仕事にならないからだとも思います。

写真は自分が配属になった教育省中等教育局があるところ。
とてもきれいで一見リゾート地のようにも見えます。

職場外.JPG

そしてここが自分の職場
机も与えてくれました!

職場.JPG

が・・・・・・

今日職場に誰も現れませんでした・・・

大学入学資格試験の採点がある都合なのかもしれませんが、詳しくはよく分かりません。
でもはっきり分かったことは時間がたっぷりあるということ。
そして与えられる仕事はほとんどなく、自分で考えて、動いて仕事をつくり出さないといけません。

まずはじっくり現場を見て、これからどのような活動をしていくか考えていきたいと思います。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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