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2009年12月04日

何事もなく生活できることの幸せ

協力隊の任期は通常2年間。
しかしながら様々な事情で任期を満了する前に、帰国せざるを得なくなる場合もあります。

今回そういった事情で帰国していた同期隊員が身辺整理をしにベナンへやってきたので、集まれる同期隊員で食事をしました。
正直一緒にこれまでベナンで活動していた仲間が、任地に溶け込んでみんなから愛されていた仲間が、もうベナンで活動することができないということがとても不思議な感じでした。
と同時に、次の目標に向けて頑張ろうとしている仲間が本当にすごいなと思いました。
自分だったらどんな心境で生活するだろう・・・。


任期短縮とまではいかなくても、様々な事情で日本に一時帰国せざるを得ない隊員も少なからずいます。

そんな中活動がうまくいく、いかないはあるにしろ、ベナンで何事もなく健康に、そして日本の家族も健康に生活しているというだけで、とても幸せなことだなと感じます。

残りの任期があと3か月ちょっとになってしまいましたが、最後まで何事もなく生活できるといいなと思います。
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2009年12月03日

尊敬すべきムッシュA

以前からお伝えしているように、現在ベナン人教師「ムッシュA」と共に実験指導書作りをしています。
今回行っていたのは直列回路の写真撮影。
しかしだいたい2人で作業をしているので、下のような回路を作る時には人手が必要になります。

3個直列.JPG

というのもソケット等を使えば2人でもできるのですが、ベナンの村落部でもできるように、なるべく身近なものを使ってというのがコンセプトなので、できる限り少ない材料で、人でまかなえるところは、そのようにしています。(まあ豆電球が手に入らないかもしれませんが・・・)

そこで授業のない生徒を実験室に呼んで手伝ってもらうのですが、ここがムッシュAの素晴らしいところ。
他の先生ならば、
「ここを押さえてくれ!」
で終わってしまうところを、ムッシュAは、
「乾電池1個は何Vだったっけ?」
「じゃあ3つつながっているから何V ?」
「直列回路はどうやってつなげば良かったんだっけ?」
とうまく学習の時間に変えてしまいます。

問いかける.JPG

時間はかかりますが、このムッシュAの姿勢は本当に素晴らしいと思います。

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2009年11月27日

タバスキ@パラクー

イスラム教の犠牲祭「タバスキ」に合わせて、ベナン北部に位置するベナン第2の町パラクーへ移動した。

パラクー地図.jpg

ポルトノボで行き方について調べていると、どうやらポルトノボから直接パラクーへ行くバスが毎朝6:30集合、7:00出発で出ているらしく、それで行くことに。
そして当日の朝・・・起きたら7:00・・・。

「チョー!(ベナン人の驚き方)」と言いたくなるほど、やってしまった感があった・・・。

でもこの日に移動しないとパラクーでタバスキのお祈りを見ることができない。
他の隊員から「パラクーでのイスラム教徒のお祈りの様子が結構すごかった。」という情報を聞いていたのだ。

ということで・・・
ポルトノボからタクシーを乗り継いでパラクーまで行くことに。

まずポルトノボから北の村ケトゥー。
タクシーの出発まで30分ほど待ったが、1時間半ほどで到着!
どうやら数ヶ月前に北の方の道が完成したらしく、「ベナンで一番きれい!?」と思ってしまうほど良い道だった。
ただ到着したとき、トランクに積んであった自分の荷物は変な液体がベッタリ・・・。
というのも、自分は気付かなかったが、途中で荷物を積むために止まったなと思っていたが、どうやらタバスキを祝うためにムトン(羊)をトランクに積み込んでいたらしい・・・。
謎の液体の正体はムトンのよだれか・・・。

そしてケトゥーでも西のボイコン行きのタクシーに乗る人が集まるのを待つ。
ここはタクシーの出発を待つところ。

ケトゥー.JPG

ただ運よくここでも30分ほど待ったら人が集まって出発することができた。
運が悪かったら何時間も待たないといけないらしい・・・。
ボイコンまでは1時間ちょっと。
つまりポルトノボからボイコンまでタクシーに乗っている時間は2時間半ということ。
ポルトノボから西に位置するコトヌーを経由すると4時間程度はかかるだろう。
ベナン隊員のみなさん、このルートはなかなか使えますよー!(ただ料金がコトヌー経由より高い。)

今度はボイコンで30分ほどタクシーの出発を待って北の町パラクーへ向けて出発。
人がぎゅうぎゅう詰め(ベナン(特に北部)ではタクシーの前の席に運転手を合わせて大人が4人乗ります!)で、屋根にもたくさんの荷物。
タクシーの中には北部にタバスキを祝うために行くイスラム教徒のおじさんも。
そしてこのおじさんがやってくれた・・・。

しばらく走っていると、何か運転手に現地語で言っている。
どうやら窓からお金が飛んで行ったらしい・・・。
すぐに車を止めて男は外に出て、飛んで行った5000フラン札(約1000円)を探す。
だがそんなものは見つかるわけもなく、15分ほど探してあきらめることに。

札を探す.JPG

おじさんショック・・・。

その後はいろいろな場所で止まりながら、パラクーへ。
結局ボイコンから5時間、やっと到着!
バスに乗れていたらもっと早く、安く、楽に来れたのに・・・。
まあこれもひとつの経験か。


翌日の朝、他の隊員と共にお祈りをするという広場へ。
ぞくぞくとイスラム教徒の人たちが集まってくる。

ムスリム女性.JPG

そして偉い人の登場と同時にお祈り開始。
イスラム教の人たちの真剣な祈り。
神聖で、こちらまでとても不思議な気分になる。

真剣な祈り.JPG

みんなで頭をつけて祈る姿はまるでカラフルなじゅうたん。
本当はみんな白のムスリムスーツを着るのだろうが、こういうところがベナンらしくて好き!

まるでじゅうたん.JPG

男性は前、女性は後ろの方でお祈りをしていた。

お祈りの後は子どもたちが回って、寄付金の回収。

寄付金を集める.JPG

こいつが今回の生贄。

今回の生贄.JPG

ムトンを絞めた人がそのナイフを高々と掲げる。

高々と掲げる.JPG

帰る時にはそのムトンの血を指でとって、おでこにつけて帰る人たちがたくさん。
地面に残った血をつける子どもたち。

血をつける.JPG

小さな子につけてあげるお姉ちゃん。

血をつけてあげる.JPG

昨年はポルトノボのモスクでイスラム教徒の友達と共に祈った。
今年はパラクーで客観的に見ることができ、どう表現したら良いのかわからないが、宗教の尊大さを感じた。
逆に宗教にあまりこだわらない日本人である自分が、異質な存在に感じた。


その後はパラクー観光。
ここは博物館。
バリバ族とプル族の家や衣装、狩りに使っていた道具などが展示してあって、なかなか興味深かった。

ミュゼ.JPG

パラクーには町の中にこんなに立派なバオバブの木がある。

立派なバオバブ.JPG

そして町の外れに向かって土道を行く。

土道.JPG

しばらく行くと、ここは日本でもおなじみベナン出身タレントであるゾマホン氏が、本を出版した際に稼ぐことができたお金で建設したという「たけし小学校」が。
看板にはしっかりと「たけし小学校」と書いてあり、コマネチをするたけしの絵が。
近くにいた子どもたちも集まってきて、みんなでコマネチ!

たけし小学校.JPG

教えていないのに「ダンカンこのやろー!」と真似をする女の子もいてびっくり!
平日ではなかったので生徒たちがたくさんいなかったのが残念であったが、日本にいるときから知っていた学校を訪れることができて大満足!

こうしてパラクーの旅を終えた。
お世話になった隊員のみなさん、ありがとうございました!
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2009年11月24日

本当に終わるのだろうか!?

これまでいくつかの活動を行ってきたが、現在力を入れて行っているのが、「ベナン人教師と協力しての身近な素材を用いた実験の指導書作成」と「科学クラブの運営」。
その他にDIPという教育省教育視学局というところにいるお偉いさんとの不定期の活動である。

実験指導書の作成、簡単なように思うかもしれないが、案外手間がかかる。
身近な素材といってもあるものが限られている。
しかも意識しているのが極力地方でも手に入る素材。
実験器具のない地方でも使えるようにと思って作っているのに、都市でしか手に入らないものを使っていては意味がないのである。
マルシェ(市場)で探して、試しに買ってみて、実験してみて、考えなおす。
そしてベナン人教師と話し合う。
まあ手間はかかるが楽しくやっている、が・・・。

自分と共に指導書を作っている先生「ムッシュA」、実はDIPのお偉いさんの息もかかっている。
そしてこのDIPのお偉いさんもJICAの支援を受けて何とかプロジェクトを広げようと必死なのである。
そうなった時、当然声がかかるのは同じ市で仕事をしているムッシュA。
頭の良いムッシュAは引き受けたら仕事があふれることが分かっているので本当は引き受けたくなさそうだが、お偉いさんからの指名で断ることができない。

こうなるとしわ寄せがくるのが自分である。
案の定今日、週1回しかとることのできていない、1週間やってきたことの話し合いと、今後の方向性の検討会が、その仕事のためにつぶれた・・・。

まあ実際にはとても良いことなのだが、3月の帰国までに指導書完成、印刷、配布、研修会をやりたいと思っている自分としてはめちゃくちゃ焦る。
このお偉いさんも3月までにJICAにレポートを出さないといけないので焦っている。

若干本当に終わるのか不安になってきた。

指導書写真.JPG
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2009年11月22日

アミューズメント!?

ポルトノボで行われている「La fête de la bière(ビール祭り)」。
ここではビールが安く飲めるだけでなく(銘柄関係なく1本250フラン(約50円)、銘柄によってはかなりお得)、昼間アミューズメント!?とも言える施設が出現するのです!

あったのは、「キックターゲット!?」「クライミング!?」「ロデオマシン!?」など。
ビール券の半券10枚で挑戦することができ、結果によっては景品をもらうことができます。

これはキックターゲット。
入れることができた的の点数によって景品をもらうことができます。
1人3回蹴ることができたのに、自分の手前でいきなり1人2回に・・・。
景品が少なくなってきたことが原因らしいのですが、こういうときに一緒に文句を言ってくれるのがベナン人。
ただマッチョの係員に「ダメだ!」と言われたら、みんなしゅんとしてぶつぶつ独り言に変わります・・・(笑)。
結局的に入れることができませんでした。

キックターゲット.JPG

これはクライミング。
落ちずに上まで行って帰って来られればいいのですが、ビニル製で中に空気が入っているだけなので、登れば登るほど自分の方に傾いてきて難しそう。
これはやめました。

クライミング.JPG

これはロデオマシン!?
何と四方から係員が引っ張りまくる人力です(笑)。
案外すぐに振り落とされるベナン人たち。
キックターゲットが商品不足のために終了になってしまっていたので、不安ながらもこれに挑戦。

ロデオマシン.JPG

気合いを入れて挑戦した結果・・・
何と賞品ゲット!
見ていたベナン人がみんな喜んでたたえてくれました !
(こういう時、ベナン人っていいなぁって思います。)
商品は扇子。
あまりいいものではありませんが、そんなことはどうでもいいんです。

扇子ゲット.JPG

ただその代償として!?自分の両手の指先は大きなマメがたくさん。
ベナン人は皮が厚くてカサカサしているから、耐えられなかったのかな!?とも思いました。


そして夜になるにつれて客が増え、みんなビールに溺れます・・・。

ビールに溺れる.JPG

帰る頃の店の様子。
空きビンの数がすごいです・・・。

空きビンの数々.JPG

こうして「La fête de la bière(ビール祭り)」参加していたのですが、ベナン人の良さを本当に感じることができました。
祭りはみんなで楽しむもの。
だからお金がなくてもなけなしの金を出して知らない人だとしてもビールを一緒に飲んで楽しむ。
例えば日本だったら全く知らない人に「ビール1本ください!」って言われたら、「何だこいつは!?」って思いますよね?
でもそんな時にもおおらかにみんなで楽しむんです。

酔っぱらいに嫌なことを言われて嫌な思いもしますが、こんな良いところを見ると何だか自分がとても小さな人間だなーと思ってしまいます。
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2009年11月21日

ベナンの動物園

ポルトノボにあっていまだに行ったことのない場所があります。
そう、動物園です。
この動物園、日本の動物園と比べて本当にちんけなものらしいのですが、何とライオンに自分で餌を与えることができるということで、他の隊員と一緒に行ってきました!

まずはマルシェ(市場)で餌となるニワトリを買います。
一羽1500フラン(約300円)也。
足を縛ってビニル袋に入れて運びます。

生贄.JPG

これが動物園入り口。
案外しっかりとしています。

動物園.JPG

ただ中に入ってみると客はほとんどおらず、また動物も思った以上に少ない・・・。
鳥が一羽ずつ大きな檻に入れられていています・・・。
そしてワニ。
日本の動物園と違うのがそのサービス。
ガイドが中に入って、棒でつついて怒らせてくれます。
大丈夫だろうか・・・!?

ワニをいじる.JPG

そしてついにメインのライオン。
雄ライオンが頼りない檻の中に2頭。
ぐたーっと寝ていたのですが、ガイドが、「Allez ! Allez ! Plus fort !(行け!行け!もっと強く!)」と叫ぶと立ち上がり、やり気なさそうに吠えてくれます(笑)。

吠えるライオン.JPG

そして今日のメインはこのやる気のない、餌をあんまり与えてもらえずにガリガリになったライオンにニワトリをあげること。
再びぐったりしていたライオンは、ビニル袋から出されたニワトリを見て大興奮!

生贄を見て興奮.JPG

さんざんいじった後、いよいよニワトリを檻に投入する時。
ニワトリの足を縛ってあったひもをほどいて、投入後どうなるのか緊張感が高まります!

そしてガイドがニワトリを檻の上から入れようと投げ入れた瞬間、想像もしていなかったことが起こったのです!
何と危険を感じたニワトリ、完全に檻の中に入る軌道だったにもかかわらず、必死に羽ばたいて檻の外に着地し、林の中に逃げてしまったのです!

逃げたニワトリを探すガイド。

生贄脱走.JPG

林の中から聞こえる「どうだ!?」とも言わんばかりの「コケコッコー」という鳴き声。
結局ニワトリを捕まえることはできず、今回のミッションは失敗に終わってしまいました・・・。

ただこんなに必死なニワトリを見たのは生まれて初めてで、逆に良いものを見れた!?ような気がします(笑)。
ライオンの檻の中でのプチ狩りはまた次回のお楽しみ。

それにしてもこの動物園、本当にちんけ。
見ることができたのは、鳥数羽、ワニ2〜3頭、ライオン2頭、ハイエナ1頭、サル1匹、ウサギたくさんのみ・・・。
客の少なさからも経営が不安になります・・・。

他の隊員が前回行った時には、「餌代がかさむからライオン1頭100万フラン(約20万円)で譲ってやるよ!」と言われたらしい・・・。

次回行く時にもつぶれていないことを祈ります。
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2009年11月20日

いまだに続くストライキ

6月末から職場で行われているグレーブ(ストライキ)。
これがいまだに続いている・・・。
出勤は月・金のみで、平日は職場は閉まっている。
(月・金も働かないと、もっと給料の低い配属先に変えられてしまう可能性があるらしく、月・金は働いている)
原因はボーナスの未払いで、今後も支給が止まるらしい。(年4回が減る!?)
これを何とか改善してもらおうと長い間グレーブを行っているが、いっこうに動きがなかった。
ところが今日、ついに動きがあった!
何とグレーブをしていたということで、給料の一部をカットされてしまったのだ!
職場の上司の給料は月25万フラン(約5万円)。
これでもベナンの中では超高給取り。(ちなみに警備員は月3万フラン(約6000円))
ここから8万6000フランをカットされてしまったため、子供の養育費が足りないとなげいている・・・。

でも怒るのも無理はない。
というのも14ある省庁のうち、財務省以外はボーナスをカットされたりしているのに、財務省だけはがっぽりもらっているらしいのだ!(本当かどうかは分からない)

これからもグレーブを続けていくと言う上司。
給料までカットされてしまった今、変な暴動が起こらなければいいが・・・と思う今日この頃である。
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2009年11月18日

ハルマッタン&ビールの季節!?

両親が日本に帰ったと思ったら、ハルマッタンがやってきました!

ハルマッタンとは・・・
アフリカ西部、ギニア湾北岸からベルデ岬にかけての沿岸部に冬季に吹く北東の貿易風。乾熱風で、サハラ砂漠の風塵をともなう。
          〜百科事典マイペディアより〜

ということで、簡単にいえば日本の黄砂のサハラ砂漠版。
ベナンでは大体12月ごろから始まるのですが、今年はちょっと早めにやってきたようです。

ハルマッタン前

ハルマッタン前.JPG

ハルマッタン後

ハルマッタン後.JPG

両方とも天気の良い日の写真ですが、違いが分かりますか?
これからハルマッタンが強まると、もっとたくさんのサハラ砂漠の砂が運ばれて来ることになり、太陽を覆うようになるので、シャワーを浴びるのが辛くなるくらい朝晩が冷え込みます。


そしてハルマッタンと一緒にビールの季節!?がやってきました。
今日から日曜日まで5日間、「La fête de la bière(ビール祭り)」が10時から夜の12時までポルトノボのスタジアム横で行われています。
その様子はまた後日報告しますね。
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2009年11月16日

コトヌー観光、そして帰国へ

旅行最終日はコトヌー観光。
まずは隊員の配属されている漁港へ行き、同期のMさんに案内してもらう。

漁港.JPG

ここは漁港内の託児所。
昼寝の時間だったのに見慣れないヨボ(白人)が来たものだから大騒ぎ!
Kちゃん本当に申し訳なかった!

託児所.JPG

その後歩いてここも隊員の配属されている「HOMEL(ラギューン母子病院)」へ。
というのも何とここの先生と親父が知り合いになっていたのです!

話は数週間前にさかのぼります。
このHOMELの先生が日本に研修に行っており、その際和歌山県田辺市(実家)にある病院を訪れたらしいのです。
そのことが地元の紀伊民報という新聞に掲載されて、それを見た親父はベナン人が他人に思えずどうしてもあいさつがしたかったらしく、すぐにその病院へ駆けつけました。
しかし駆け付けたころにはすでに研修が終了しており、もう大阪へ戻る日。
何と今度は駅に駆けつけ、そこでやっとあいさつをすることができたらしいのです。(もちろん通訳さんを通してです)
それに感銘を受けたHOMELの先生はベナンに帰国してからJICA事務所で「日本で赤石さんという人にお世話になって、もうすぐベナンに来るらしいからお礼がしたい。」ということを伝え、電話番号を残していったのでした。
(親父の行動力に息子もびっくりです)

ただ会うことができたのは両親が帰国する今日。
家に招待をしたかったというこの先生はがっかり・・・。
そこで忙しいところ時間を作ってくれて、食事だけ一緒にしに行きました。
自分が通訳をしながら両親とベナン人の先生をつなぐ。
本当にちょっとしたことがきっかけで、こうやって人と人のつながりができるのが面白いなーとしみじみ思ってしまいました。


その後は西アフリカ最大のマルシェ(市場)、「ダントッパ市場」へ。
その人の多さとパワーに両親はびっくり!

ダントッパ1.JPG

ダントッパ2.JPG

そしてCPAというお土産センターに寄って、数少ないお土産の中から日本への品を選ぶのでした。


夜、いよいよ出発の時。
寂しいという気持ちはない。
(高校のころから父親は単身赴任、大学からはずっとひとり暮らしである。)
ただ、両親にそろってベナンに来てもらうことができたなんて、本当に幸せなことだと思った。

案外デリケートで、常に虫よけをふりまくり、タクシーの中でも排気ガスを気にしてタオルを鼻の周りに巻き、現地食には進んで手を出さない親父。
それでもベナンに来るにあたってフランス語を勉強して来て、難しいフランス語の数字を1〜100まで言えるようになっていた。(どうして10までじゃ満足しなかったんだろう・・・)
そしてやたらと人に年齢を聞いて、それを聞きとってしまう・・・。
「何で昼過ぎなのにボンソワールなんだ?ボンジュールじゃないのか?」とベナンフランス語の怪しいところにも気づいてしまった。
町中の子どもにも、謎の中国人のような日本語で話しかけてコミュニケーションをとってしまう。

そして意外にもアグレッシブなオカン。
現地食には積極的にトライし、「あんまりやなー」「これはおいしい!」と評価。
テンションの高いベナン人女性と共に、同じ様なテンションで頬をつけて抱き合ってあいさつをしている。
ずっと主婦で外に出る機会が少なかったからか、超羽を伸ばしている感が・・・。
実はめちゃめちゃ適応力があるのかも・・・。

そんな両親の知らない一面を見ることができたのも今回の旅のおかげ。
もしかしたら両親自身にとっても新たな一面の発見があったかもしれない。

今回両親を迎えるにあたって目標にしていた、「生活・活動する姿を見てもらって安心してもらう」「海外旅行を楽しんでもらう」「途上国について少しでも理解してもらう」ことは達成できたかな!?と思う。
そして自分なりに精一杯親孝行もすることができた。

そして、

「ありがとう!来て良かった!」

と言って帰って行った親の言葉が無性にうれしかった。
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2009年11月15日

日本文化紹介

今日はコトヌーの隊員連絡所の近くの中学校で日本文化紹介。
親に少しでも活動の様子を見てもらう機会を作ろうと思い、理科実験のブースも出させてもらった。
今回の内容は「空気砲」「紙ブーメランつくり」「静電気で感電体験」を時間で区切って、その他に体験コーナーとして「糸電話」「針金電話」「浮沈子」を置いた。

ブーメラン作り.JPG

親父は理科実験、オカンは折り紙の手伝いに役割分担されていたが、親父ついてはせっかくの機会なのでしばらくしてから他のブースを見に行ってもらった。

折り紙コーナーで手伝うオカン

折り紙.JPG

雑誌の写真を指さし、豆腐も分からない子どもに対して「湯豆腐!湯豆腐!」と連呼する親父・・・。

雑誌.JPG

その後はいつものように「自己紹介」「空手」「日本語」「国際理解」と続き、最後には「よさこいソーラン」でしめた。
(今回はたけし日本語学校(IFE)の人たちも来ていたため、その生徒たちの自己紹介もあった。)

夜は事務所でバーベキュー。
本当は生ビールのサーバーと注いでくれる人をお願いしていたらしいが、残念ながらドタキャンされた・・・。(まあここはベナン、仕方ないか・・・)

そして家族おそろいのボンバを着てあいさつ。

おそろいのボンバ.JPG

ちなみに生地は「la famille(家族)」という「にわとり」「ひよこ」「卵」がデザインされているもの。
(結構珍しい生地だったので、夜ホテルのカジノに様子を見に行ったときにもレバノン人商人に声をかけられた。)
もう3人で着ることなんてないと思うが(日本じゃさすがに着られないもんなー)、とても良い思い出になった。
posted by 赤石 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 視察の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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